ラグナ城攻略
雷火団は、次なる目標として「ラグナ城」の攻略に着手した。
ラグナ城は王国南西部の要地であり、かつては健二が遠征で通過したこともある城だった。
ここには王国正規軍1000が集結。
将軍は老練の戦士にして、王国でも数少ない戦場経験豊富な指揮官「ザガート将軍」。
情報を得たランドルフ侯爵は、野営地で報告する。
> 「ザガートは容易には崩れぬ。機動力、兵站、指揮、どれも巧妙だ。
……そして、こちらが“理念”で動く軍であることも見抜いている」
健二は地図を睨んでいたが、やがて顔を上げた。
> 「ならば、民を守る“理想”で奴を圧倒するまでだ。
おれたちが“戦える正義”であると証明する」
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【第二幕:村の悲鳴】
開戦の直前、前線本陣に急報が届いた。
「カリス村が襲撃を受けている!」
しかも、襲っているのは「神の騎士団の残党」と「傭兵化した聖職者の一団」。
健二の表情が変わる。
> 「あの村には…子どもたちがいる」
リーファが前に出た。
> 「私が行く。精鋭二十、連れて行かせて」
ランドルフが静かに言った。
> 「ならば、私が代わりにここを率いよう。健二、お前は――どちらを選ぶ?」
健二は拳を握りしめ、短く答えた。
> 「……リーファを信じる。俺は、ラグナ城を叩く」
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【第三幕:リーファ、村を救う】
カリス村――
襲撃を受け、村人たちは教会に立て籠もっていた。
神の騎士団の残党は、神の名を叫びながら火を放ち、村人を「異端」と罵っていた。
そのとき、雷鳴とともにリーファの風刃が襲いかかる。
> 「神の名を汚すなッ!」
風の矢が敵の馬を倒し、リーファ隊の突撃が始まる。
魔術師が結界を展開し、剣士たちが村人を守る中、リーファは教会前で敵の首領と対峙する。
> 「女神の娘よ、汝は神を裏切った――その穢れた血、我らが浄化せん!」
> 「……そんなもの、私は要らない。
必要なのは、守る力よッ!!」
雷のような叫びとともにリーファは斬り込む。
死闘の末、敵は撃退され、村人に再び安堵が戻った。
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【第四幕:ラグナ城攻防戦】
一方その頃、健二はザガート将軍率いる王国軍と対峙していた。
王国軍は整然と布陣し、重装歩兵と弓兵が砦の前に並ぶ。
健二は雷火団を三つに分け、自らが中央を突破。
左右は魔術師団と獣人部隊が奇襲を仕掛けた。
戦いの序盤、健二は雷火解放・第二段階を発動。
雷と炎の斬撃が兵の列を薙ぎ払い、砦門へと迫る。
しかし――ザガート将軍の反撃は熾烈だった。
> 「若き理想主義者よ。正義など戦場では通じんぞッ!!」
将軍自ら騎馬で突撃、健二と激突する。
剣と雷が交錯する、凄まじい一騎打ち。
健二は一度膝をつくが――叫ぶ。
> 「違う……! 正義を通すために、おれは“戦う”んだッ!」
最後は雷火の剣を振り上げ、ザガートの槍を破壊。
将軍は驚愕の表情で膝をついた。
> 「まさか……こんな力を、ただの“反乱者”が……」
健二は静かに言った。
> 「俺は、“未来の王”になる男だ」
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【終幕:民衆と戦果】
こうしてラグナ城は陥落。
守備兵は捕虜とされ、治療と説得がなされる。
リーファも村を守り抜き、村人たちは涙を流して感謝を伝えた。
この勝利によって、雷火団の存在は西部全域に知れ渡り、
民衆の間で次のような噂が広まっていく。
> 「神も、王も信じられぬ今……信じられるのは“雷火の剣”だ」




