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魔王とドラゴ  作者: スケロク666
9/75

魔王様謝罪する。

読んでいただいて本当にありがとうございます。

最後まで頑張って書きますので応援よろしくお願いします

 ハルは一言「すまんかった。許してくれ。吾輩がエルを発見した時に近くに落ちていたモノだから貴様のモノとは気づかんかった本当にすまん」と深々と頭を下げた。そして「全世界を支配したら貴様の刀の代わりになるモノを真っ先に作ることを約束するからホントに許してくれ このイブンルシュド・ハルドゥーンの名にかけて必ず約束は守る」とさらに頭を下げる。






 レオンには飲み屋で仲間に自身の身の程に合わない夢を語る若者の言葉のように聞こえていた。そしてなによりブンルシュド・ハルドゥーンという名前が気に喰わなかった。レオンは容姿の変化や公衆面前での脱糞、さらに命と同じくらい大事な刀を折られた事により修羅になった。



 そして体を焼き尽くすような怒りをリュウゼツをダメにしたハルではなくヨーキに向ける「リュウゼツはお前が命の親父を殺した刀だろ。それならリュウゼツを親父だと思って守れよ。なんで守れなかったんだ。畜生やっぱお前は王様失格の馬鹿親父と同じで国すら守れない役立たずの血が入っているわ、いや違うはあの大馬鹿の孫だったもんな。まあオレ様みたいに特別な才能がないのに王族なんていうのが気に喰わないもんな、お前の親父なんて死んで当然だ。まあレッドドラゴンのくせに国すら守れないってどんだけザコなんだよ。お前のジジィ以下だろう。才能あふれるオレがレッドドラゴンの力があればカスパーディを一撃で殺せるのにな」などと散々ヨーキを罵った。



 ヨーキは尊敬する父の事を悪く言われて腹のムシが収まらなかった。特に自身の祖父と同レベルに父を扱われた事は許せなかった。こいつの喉笛に噛り付いてやろうとも考えたがこいつの刃が届く範囲に入ればたちまち上半身と下半身が泣き別れると分かっていたので飛び掛かれなかった。その事実に悔し涙をながした。


 ハルは「貴様、吾輩が悪いのであって配下のエルは全く無関係だぞ、なぜ吾輩でなく配下のエルに怒りをぶつけるのだ」とヨーキ罵るレオンに尋ねた。


 レオンは「人が無能を気持ちよく罵っている時に余計な水を差すじゃねぇ。てめぇには関係ねぇだろうが」と吠える。

  修羅レオンに対してハルは「刀を折ったのは魔界から呼び出されたばかりの右も左も分からん吾輩に責任がすべてあるのになぜ配下に怒るのだ。それに吾輩の仲間にあたるのは失礼だぞ」と言い切った。


 ヨーキと剣士レオンはハルが何を言っているのか分からずにポカンとしている。

続けて「貴様もしかして吾輩の事が怖いのではないのか、大丈夫吾輩は人相は悪いが今まで人を一度も食べた事はない。ましてや貴様を食ったり、焼いたりしないから安心せいかならず。吾輩は約束は守る男だ。刀を元通りとはいかぬができる限り元に戻せるようにする」と言い切ったギラりと牙を光らせて笑った。ヨーキは内心ハルの容姿から生贄として何千何万に人間を屠ってきたと思ってきたが、人を食べた事が無い事に流石に驚いた。それが可笑しくてヨーキはクスリと笑ってしまった。

指摘やコメントなどがあると話を書く意欲が上がるのでお時間がある方はよろしくお願いたします。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

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