剣士ウンコを漏らす。魔王様下の世話をする。
ご飯を食べている人ホントに申し訳ありません。これからかなり汚い描写があります。
レオンは自分の醜い姿を見た結果、ショックのあまり脱糞をした。洞窟内にはレオンの尻から放たれるブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチブリブリブリブリビチチチチブリュブチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチュブチブリブリブリブリビチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチブリブリブリブリビチチチチブリュブチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリュブチブリブリブリブリビチチチチブリチブリュチチチブリュブチと大きな音が洞窟内にこだまする。
その様子にハルとヨーキは茫然とする。ヨーキはざまぁ見ろと思った。けれどレオンの漏らした硫黄と何日も放置した生ごみの混ざりあったような激臭があまりにも臭くて吐きそうになる。ハルも同じように吐きそうになっているが、少し様子が違う何か多きなモノを口から吐き出そうとしている。いまハルはゲロを吐くというよりも何かの卵を吐きだそうとしているように見える。。ある種のモンスターや魔物は死にそうになると口から卵のようなモノを吐くらしいので流石のハル様でもこの匂いはダメなのかと思うほど臭かった。
けれどハルが吐いたのはヨーキにとって見覚えのある大きな箱だった。それはヨーキが背負っていた自分の背丈よりも大きいタンスのような大きなつづらだった。つづらはドワーフによって制作されたもので特別な魔法が付与されており、つづらの面積の10倍にモノを収納する事ができた。けれど質量は入れたモノによって変わるため多くのモノを入れれば当然重くなる。ハルはヨーキに対して「エルよ、こやつの着替えをこの中から探してくれ、使えそうなモノを出したら袋に入れて貴様の足元にでも置いておくが良い。吾輩は必要物資を必ず取るから貴様は漏らした男に近づかんでもよい。そして吾輩はまず奴を綺麗にするして落ち着かせる。」というと小屋の中に入って出てきたと思うとレオンに小屋から持ってきた布切れを渡した。ヨーキは正直いうとこんなカスを助けたくなかったし、関わりたくもないが恩人のハルだって苦手なお化け相手に対して頑張っているから自分が頑張らないのは恥ずかしいと自身を無理やり納得させるために一つため息をついてから仕事に取り掛かった。
それから二人は連携して作業に取り掛かった。まずグスグスと情けなく泣くレオンに対してハルは優しく声をかけて汚れたズボンとパンツを脱ぐように指示を出していた。その間にヨーキは使えそうなタオル(女性陣のモノ)やレオンの着替えなどを探しだした。そしてそれらを麻袋につめ足元に置くとハルがそれを確認して手を伸ばして回収した。最後に麻袋の中からパンツやズボンを取り出し小川で体を泣きながら洗っているレオンに手渡した。泣いているレオンに対してハルは何も言わず。ただ母親のような暖かいまなざしを送っていた。もう一つおまけにレオンが体を洗った場所から少し離れた場所でいつの間にか持っていたナベに水を入れタプタプと音を立てながらヨーキの食べたスープを作った所に持っていき、刀を使って火を起こし始めた。一方のヨーキはレオンを落ち着かせるためにレオンが命と同じぐらい大切にしている刀がないかつづらの中を調べていた。けれど不思議な事に見つからない。もし落ちた時に落としたのかと思いハルに刀がなかったか尋ねようとカーンカーンと音がする方を向いた。ハルの火起こしを見たヨーキは青ざめた。