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魔王とドラゴ  作者: スケロク666
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クソ漏らしの大演説

 狂ったようにピエロのように笑い大道芸でも見せるかのごとく仲間から奪った能力を能書きをたれながら見せるレオンに対してヨーキは凍えるような冷たい侮蔑の目線を送る。


 それに全く気が付いていないレオンは三流役者のような白々しい芝居がかった口調で「無能な雌ガキが洞窟のトラップを踏んでくれたおかげで洞窟の底にたたきられて全身の骨が砕けてちゃった僕チンはあまりの痛さにもうおしまいだと思っちゃったわけ、そんな僕チンにヨーゼフタンが刺さっていた台座から飛んで駆けつけてきてくれたわけよ。僕チンに一目惚れしたのかな。持てすぎる男はつらいな」ながら両手に持っている今まで何千人もの血を吸って赤黒く染まった大きな剣を見せつけながらで剣との歴史について語りだした。


 レオンによるとこの剣は昔に大陸のほとんどを征服したドイン帝国の国王ヨーゼフ9世が暇つぶしに人や獣や魔物やモンスターなどありとあらゆる命をいたずらに傷つけ殺すために使った剣にある日とつぜん力が宿り、首を掻っ切って殺したドワーフしか使えない金属に魔術を込める特殊な技術が使えるようになったり、再生してはを何度も刺しやっとの思いで殺した巨人の圧倒的な力と再生能力を身に着けたり、はては命を粗末に扱う事に憤慨してヨーゼフを暗殺を計画した国一番の心優しい調教師の技術でさえ手に入れてしまった。


 

 それにより調子にのったヨーゼフ9世は殺した調教師の力を使いあろうことか世界最強生物のレッドドラゴンを呼び寄せてしまった。結果、ボコボコに殴られレッドドラゴンによってタマと剣は奪われた挙句、ウロコカッターイドラゴンがいるこの洞窟に封印されたらしい。



 大体の事を話終えたレオンはスパッと近くにある大木のように大きな光る水晶を切り裂いき、


「レッドドラゴンの力は才能あふれる僕チンはレッドドラゴンの力が欲しい。無能はレッドドラゴンの力を使えないだけだ。僕チンにはわかる。僕チンのような才能あふれた人間がその力を使うべきだ。そうすればカスパーディすら超える力が簡単に手に入れられる。そうすればこの国は僕チンとヨーゼフたんのもの。いや世界は僕チンのモノだ。だからヨーキjrには力をよこせ。あのカスパーディですらまともにやり合っても勝てない力を身に着ければ僕チンとヨーゼフタンは永遠に無敵だ。」

とギラギラした目をヨーキに向ける。




 その目は若い女の子をいやらしい目でみる変質者のようだった。けれどそんな目線を向けれてたヨーキは今までに見た事のないような鋭い目つきでレオンを睨みつけた

 「絶対に嫌だ。誰があんたみたいなクソ漏らしの力になるもんですか、深い洞窟の中で一生うんちでも漏らしてろ。」と言い放った。


  本当はこんな事は言いたくない。けれどレオンは王族の自分が身分を隠して匿ってもらっている村でみんなの財産である大切な大切な家畜をいたずらに切り付けてた挙句、止めに入った小さな子供にまで刀を使って切る付ける屑野郎だという事はよく知っているから関わりたくない。もしこいつと魔剣が地上にでたら国王カスパーディを殺すどころか国民までもこいつの毒牙に掛かるのは明白だ。国から生きるモノ全ての血を一滴残らず吸い尽くしてしまうだろう。元ムーラの王族としてこいつを命に代えてもこいつがレッドドラゴンの力を手にするのは何としても阻止したかった。


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