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魔王とドラゴ  作者: スケロク666
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LAUGH TALE

  しまったと思い恐る恐るレオンの顔色を見てみる。沸騰したやかん顔が真っ赤になったかと思うといきなり青くったり剣士レオンはゲラゲラと人が眉を顰めるような笑いで「何言っているんだ魔界に住める生き物なんているわけおろかそのにいる無能の親父すら魔界の入り口で引き返したんだぞ。あんなところに生き物がいるとか思うのは腐った頭の王とその王が異世界召喚した弱そうなクソガキだけだ。それに俺達の仕事は王の大好きな魔王と勇者ごっこの役者として主役のガキを煽てて町を巡って好き放題することだ。そして時期きたら理由は知らんがそのガキをしめるわけよ。そんで王からたっぷり金を貰うってわけよ」



 さらにレオンは「てめぇみたいな魔獣でもねぇモンスターでもない珍種は勇者様一行でなくとも駆け出し冒険者程度で十分だろう いや農民でも十分だね」と剣士レオンはハルの事を完全になめ切った。しかしハルは「吾輩はエルと出会う前に勇者と名乗る男と戦って片腕をもぎ取ってやったぞ」とハルはシャドーボクシングをしながら言う。


 その姿をみた剣士レオンのお化けのような顔の笑顔は鼻水と涙でもはや異形のバケモノ言ってもよいぐらいに醜くなった顔でレオンは「てめぇみたいなカスに負けるやつはどんなやつらだ」とハルの次に何を言うかをワクワクしていた。「よー覚えておる。確か黒髪で黒服」それを聞き終える前にレオンはさらに笑うギャハハハッハハハハハハッハと汚い声だ笑い出す。「ついに珍獣までに馬鹿にされるようになったか、カスパーディ奴、やっぱ大馬鹿だったんだな おい時代はやっぱり俺様みたいな賢くてクールなイケメンがカスパーディを倒して天下を取れと言う天からのお告げかなおい お前は100%魔王になる事はできないね。おれ様が保証してやるよ」一人でゲラゲラと笑う。




 ハルは「エルよ。レオンと目を合わせちゃいかん。きっとレオンは漏らした事で少し精神が同様しているんだ。吾輩はこやつが正気に戻るまで暖かくやつを見守るから小屋に戻っていろ」けれどハルの意に反してヨーキは「あのぉ、他の皆さんは見当たりませんがどちらにいらっしゃるのですか」と疑問を投げかける。



 するとレオンは酔っ払いのような上機嫌に「俺様の新しい相棒のヨーゼフ9世ちゃんのために余すとこなく使わせていただきましたわ」


 「つまりここにいない皆様で試し切りをなされたということですか?」ヨーキはギョッとしたけれど落ち着いた声でレオンに問いかける。体は少し震えていたが目はレオンをまっすぐ見つめていた。


「ああそうだ。斬ってやったよ。お前も王族、あっそうか元王族だから知っていると思うがこのヨーゼフ9世たんはな分厚い鎧をバターみたいに切れるほかになんと可愛いヨーゼフたんで死んでくれるとなんとヨーゼフたんの持ち主であるこの僕チンが能力を使えるようになるってわけよ。こんな風にな」けたたましい轟音と共に手から雷や炎をだして見せた。


 この雷や炎は魔術師のサニーがヨーキにドラゴンはどこまで雷や炎に耐えられるかを実験するといいヨーキ使った魔術だった。さらに調子に乗ったレオンは魔術を出した方の手を躊躇なく切り落とした。唖然とする。噴水のように鮮血が飛び出るどころか血の一滴もたれずに腕が元通りになっていた。これは女神官のシャーリ―がどんなにケガをしてもかけてくれなかった治癒魔法だった。

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