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転生したら戦国時代だった  作者: kou2199
激闘、助力編
14/47

美濃攻め6、決着

ながかった下準備が終わり・・・

 「どうですか「治助組」の活躍は?」光圀

「は、正に八面六臂の活躍とはこのことです」リョウコ

「ふ、面白いな、平五郎様を葬る為に織田家に尽くす、なんたる矛盾」光圀


「他人事ではありませぬ、殿のお命も対象なのですよ」半兵衛

「おう、半兵衛殿お具合の方はいかがでござるか?」

「は、墨俣秘密基地での病院なる所にて養生したお陰ですっかり元気です」

「先生から聞き申した、労咳は完治したとか」

「は、さすが未来の科学は恐ろしゅうございます」

すでに家族然の半兵衛にも光圀の過去は全て話している、その上で半兵衛は

全面協力を誓ってくれたのだ。


「ですがこの者達を味方に引き入れるのは難しゅうございます。忍者には

鉄の掟がございます。調略はほぼ不可能かと」半兵衛


「だが、寝返らせる唯一の手段ならありますぞ」光圀


「ほう?」


「依頼主からの依頼取り消しがあればそれは可能かと」光圀

「な、なんと・・・それは正に奇策にございますな」半兵衛


「平たく言えば迅速に半兵衛様に働いて頂き美濃を滅亡させれば依頼主は

自然に消滅しましょう」光圀


「うーんどうでしょう、依頼主からの取り消しが無ければ難しいかと」

「実は依頼主の武将は判明してます。美濃攻略の後その者を説得した上で

伊賀の里自体をなんとか買収したいと思います」光圀


「なんと、里ごと調略ですか」

「伊賀の里はなんでも金ずくで動く集団、下手に特定の武将との忠義などない分

逆に調略は簡単かもしれませぬ、勿論金ずくと言う事はいつでも金次第で

裏切られる危険性はあるでしょうけどね」光圀


「他国が手出しできない餌を与え続けるのですね」半兵衛

「圧倒的な力を見せつければやがて忠義も尽くしてくれるでしょう」


「わかりました、それでは手はず通り作戦は実行でござるな」半兵衛


「すべては半兵衛様のお力次第でござる、織田家の命運はこの1戦にあり」


「これは重大な責任ですな」半兵衛

「半兵衛様のその自信に満ちた目を見て安堵しました」光圀

「私は殿に使える身、どうか呼び捨てで願います」半兵衛

「分かってはいますが・・おいおいと(^^)」光圀


「すでに美濃三人衆には詳細を伝えています、何も知らない義龍殿は

稲葉山城の重要な守りに三人衆を派遣してます、手はず通りなら我が軍素通り

そのまま天守は無血開城となりましょう」半兵衛


「うむ、平五郎、余は大軍で正面に布陣すれば敵は自動的に落ちるのだな」

信長


「御意、今回は一兵たりとも味方の損害はありませぬ」

「こら!平五郎、そちはうつけか?合戦で被害がでないなど世迷い言」勝家


「だまれ、勝家そなたと平五郎は格の上では同格じゃ口を慎め」信長

「大殿、それは心外でござる、禄の上では同格でも我は古参にて」

「たわけ!余は常日頃から申しておる我が家には古参も新参も関係無いと」


「し、しかし・・それでは秩序というものが・・」

「痴れ者秩序がなんじゃ!秩序などに縛られたら天下など取れようものか!」


「し、しかし・・・」勝家

「そもそもそちは我が弟に与し余を裏切った過去忘れたのか?また謀反か?」


「め、滅相もございません我は大殿に一生忠誠を誓う身、謀反などと・・」

「ならば余の行う事に黙ってついてくればいいのじゃ!わかったか」

「ははっ」平伏する勝家

「お、おのれ平五郎この屈辱決してわすれんぞ・・覚えておれ」唇を噛む勝家


「まあ、勝家見ておれ、平五郎が言うのならそうなのだろう。平五郎が申して

今まで一度もしくじった事などない。分かるか勝家?」


「は?」


「戦と言うのは戦う前にすでに趨勢などほぼ決まってるという意味じゃ」

「はあ」

「つまりは平五郎めはこの合戦前の準備が万端だと言う事じゃ」

「し、しかしいくら策を講じようと戦場ではなにが起きるか分かりませぬ」

勝家


「其方の申す通りじゃ、しかし平五郎は違うぞ。なぜなら平五郎には優秀な

軍師が二人もいる。勝家の想像など及びも付かない軍略が張り巡らされてる」


「我は武こそ誉れと考えてます、こざかしい策など卑怯千万」勝家

「勝家の考えではいくら兵がいても足らんな」信長

「武士の本懐は戦にて散る、これこそが誉れでござる」


「たわけ、人間死んだら終わりじゃ!生き残った者が全てを掴むのじゃ」

「しかし生き恥をさらす位なら潔く散りとうございます」勝家


「だがな、万策を巡らすのは決して卑怯ではないぞ」信長

「で、ですが・・」


「まあ、見ておれ。何の苦労もなく美濃が手に入るのじゃこんな楽な事は

あるまい?」信長


「それはそうですが・・・」勝家


「刻限じゃ、全軍動くぞ!」信長


「おおっ!」


信長軍総勢一万五千稲葉山城城下に堂々の布陣、待ち構える斉藤軍2万

稲葉山城に全軍立て籠もる作戦


「うつけ信長め通常攻城戦攻める側は2~3倍の兵力を要するのじゃ

なのに守るこちらの方が軍勢が多い、この戦は勝ったも同然じゃ」義龍


「しかもこちらは世に名高い難攻不落の稲葉山城、攻め落とすなど絶対に

不可能にございまする」側近


「先日は不覚にも虚を突かれ短時間とは言え半兵衛に天守を占領されたが

今度はそうはいかぬぞ。信長めに煮え湯を飲ませてくれようぞ」義龍


なんの準備も策略もない義龍が吠える・・・


「義龍に申す、今すぐ開城し降伏するのなら全員の命は保証しよう」信長

「ほざけ!うつけ者血祭りは信長の方じゃ」義龍


「馬鹿者、後ろを見てみろ、すでに天守は落ちてるぞ!」


「ふ、血迷い事を・・寝言は寝てから言え!」


「と、殿(義龍)ぉぉぉ~後ろをご覧下さい」家臣


通常稲葉山城では麓にある義龍居住の屋敷が本陣、天守はあくまで象徴

「そちまで何を言うか・・」後ろを振り向く義龍


そこには「天下布武」ののぼり旗が無数に立っていた。稲葉山城天守陥落の証


「ば、ばかな」


「と、殿~美濃三人衆謀反、一万五千が寝返った模様!」


「ば、ばかな・・・兵力が逆転した上に挟み撃ちだと?」

「だ、駄目です・・・次々と我が軍投降・・残存兵力2千!」


「うわあああああ・・・」目の前の護衛兵が次々織田陣営に逃げ込む

「残りは数百もいませぬ」


「も、もはやこれまで・・・・織田軍に投降するしかない」無念義龍


「勝家、どうじゃこれが策略と言う物」

「ぐぬぬ・・・お、恐れいりました」勝家、平五郎恐ろしの感情が沸き上がる


「策に数年を要しましたが戦は一瞬でしたな」満面笑顔の半兵衛


「半兵衛様が織田家を救ってくれました」平五郎


「なんの、全ては光圀殿の人徳、我は手を貸しただけでござる」


「平五郎、でかした!これで其方は晴れて五奉行入り。論功行賞楽しみにな」

「ははっ恐れ多き事、平五郎一層精進致しまする」


「うむ、皆の者勝ちどきじゃ!」

「エイエイオー、エイエイオー」





「サスケ様」

「ん、何じゃ」


「里から平五郎様暗殺依頼取り消しの命が下りました」

「やはり依頼者は斉藤家だったか・・予想通りじゃ」サスケ


「お頭、我々はこれからどうすれば・・」

「うむ、里から次の指令が下るまで待機せよとの命、現状維持じゃ」サスケ

「皆の衆、無駄死せずによかったな」サスケ


「は?いまなんと」


「我には分かっていた、平五郎様暗殺などは不可能だと」

「分かっていたのですか?」

「ああ、当然じゃ。この二月この地にて誠心誠意働いてみたが

この地には一分の隙も無かった、つまり我々はお釈迦様の手の平」


「う、・・・」

「しかし、里の命は絶対、つまり犬死必定だったのだ・・・」サスケ


「それにしても全てを知りつつ我らを泳がせ織田家と斉藤家が内通してると

義龍様を油断させて滅ぼした・・・二手三手を読める軍略見事じゃ」サスケ


「我々も利用されたのですね」隠密A

「悔しいが相手の方が1枚も2枚も上手だったのじゃ」


「頭、里から新たなる命が下りました」

「申してみよ」


「は、こたび織田家との契約が成立したとのこと」

「我らの去就に関してだな?」

「左様にございます」


「続けよ」


「信長様との密約が成立し今から伊賀の里は織田家に与するとのこと」

「ほう、里ごとか・・・信長め破格の待遇を用意したな」


「して、サスケ殿以下10名はこのまま光圀様配下となり契約終了まで

仕えよとの命にござる」


「あい、承った」サスケ


「と言う事です、聞こえましたか?光圀殿」サスケが叫ぶ

「ははは、部屋を盗聴してることバレバレでしたか」光圀


「は、光圀殿の奇想天外なからくりの数々ならば当然と思ってました」

「話が早くて助かります。では今日からサスケ殿は我が配下」

「は、里からの下知が下った以上我らは光圀様の忠実な僕でござる」サスケ


「織田様天下の後に伊賀一国の安堵が保証されました」光圀

「織田様に与すれば里の安全が保証されるのですね」サスケ

「信長様の約束は絶対、安心されよ」光圀


「実はこのサスケ出来るのであれば光圀様に仕えたかったのです」

「これからもよろしくお願いいたす」光圀


かくして平五郎一派の力はますます増え信長天下布武へ邁進するのであった



当代一の忍者サスケが味方になり諜報活動方面さらに手厚くなりました。

サスケの今後の活躍が楽しみ。

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