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やっぱり普通が最高です!

終わりました〜!長かったけれど楽しんで頂けましたでしょうか?

最後まで書く!それが目標でも有ったので嬉しいです。

初の投稿なのでツマラねぇよって方もいらっしゃるかも知れませんが最後まで読んで下さったこと感謝しか有りません。ありがとうございました!

外見はログハウスの様に木が組み合わさった様で、入り口も堅い木で出来ている。その扉には私達の名前が彫って有った(これ、断ったら扉どうするつもりだったのかな?)


扉を開け中に入ると中央に上に登る階段があった。

この家は二階建てで、二階は左右に分かれ、それぞれ2部屋づつ有る。

一階は右にティルームと奥に広間。左に食堂と奥にキッチンが有った。

尚且つ二階の左右の部屋の奥突き当たりにバスルームがそれぞれ有ったんだ。


何て贅沢で理想的な家でしょう!匠もビックリ!

ただ、後から浸かるための風呂桶をゼスに頼んで作ってもらった!嬉しい〜欲しかったのよ!夫達もこれは気持ちいいなと大喜び!

魔力が桁違いな私だからこそ出来る贅沢だよ!


ルークとゼスは二階の左側の部屋にそれぞれ決まって私は右側の奥の部屋にした。隣がバスルームなのは嬉しいのです。階段すぐの右側は今の所空き部屋に成るね、まぁ、その内使うかもだけどね~そのうちにね。

取り敢えず早急にベットは確保しようと思い街に出かける事にした。

ここで夫達の好みがはっきりと現れる。

ゼスは、シンプルで機能性重視、ルークは静かに落ち着く感じで纏めてた。

わたしは、穏やかで明るい感じかな?パステルカラー重視で考えたよ。


夫達はそれぞれセミダブルベットでゆったり。

わたしは、シングルで充分だと言ったらブーイング! 本書3回目の解せぬ!

なので、クイーンサイズに成りました。部屋が狭く成るじゃん!

そうそう、ベットなどもポケットに入れたら、店員さんが驚いてたけどドレイド討伐の事を知ってる人達が、この人が噂の...って成って、それなら当たり前かと納得してた。

なんで当たり前なのか?今更隠す気もないし良いけどね。


その後キッチン用品やバス用品やら色々買い求め最後に馬!

相性が良さそうなお馬さんも見つかり上機嫌な夫達(これで少しは許して貰えるだろうか。ルークも落ち着いてくれると嬉しいけれど)

そのうち馬車も揃えようねと話ながら、お腹も空いたからと食堂へ行く事に。


リゼッタ様が私の提案を聞いてくれて、今 住宅街と職人街を分ける様にして居るらしく、まだ少しだけど食堂の方は空気も変わった気がする。

後は門と城壁や門横の壁を低くして、空気の通りを良くしたりすると大分変わるのではないかしら?

私が魔法でするのは簡単だけど、雇用問題とか考えたら任せるのが1番だもの手出しはしません。

空気清浄機みたいな物はこの世界でまだ作れるとは思えないし出来る事からでもしていかないとね。





あれから一年半。


この国は大きく変わった。この国と言うよりこの世界がかも知れない。


各国の女王様も、王様も人の差別を無くす努力をし、魔物も居なくなった事でレンタル広場も無くなった。

その代わり職業斡旋所みたいな物が出来てギルドと合体した。

広場で働いて居たサフランさんは今はギルド職員として働いている。


魔の森も名前を改め《出逢いの森》となった。ドレイドによって水が湧き出る穴が塞がれて居たのだけど、居なくなったお陰で泉が出来綺麗な湧き水が出るように成ったしね。


あの時の事を私は誰にも話してはいない。あのドレイドの嘆きを。

あそこにいたドレイドは戦闘で亡くなった人達の塊。


絶望、憤怒、嘆き、それらが湧き出てくる魔物達を食べ大きくなった物だった。

最初は小さな怒りからだったその者に魔物は呑まれた。

そこから年月を掛け、涌き出る魔物を食べながらあそこまで成長したのだ。

その事を今の人達に伝える事はしない。

何故なら薄れていく記憶の最期に私が聞いた言葉は『ありがとう』だったから。


そして、今は四国に流れてる支流の水量が増えた影響も有るのか、余り雨が降らなかったこの世界で四季によって雨が降る日が格段と増えた。

そして、そのお陰か作物も種類が増えてきた。

いつの日にかお米が出来たら良いなと願っている。


森も危険は無いとは言え、確実では無いけれど(キングベアーなどは居るからね)普通に通行出来るので北〜南 西〜東への移動も森を通る事で早く着ける様になり流通もよく成った。


新しく何種類かのキノコも見つかったよ!


キーセントシアでは、兼ねてより提案していたことが全て終わり、考えられないほど空気も良く成ってきた。そのお陰で病人も大分減ったの。

山から取れる香辛料も健在で醬油味、味噌味、 滅茶苦茶美味し〜嬉しい〜!


あれから、リゼッタ様はガレスティアの第2王子殿下とご婚約し、結婚も近い。

第2王子殿下はいわゆるルークと同じ細マッチョだけど浅黒い方で、黒いお髭がとても似合う方。

リゼッタ様と始めて逢った四国合同祝賀会から猛烈なアタックを掛けていた程惚れ込んでいるらしい。

リゼッタ様も満更でもなく、すんなりと決まったそうだし、きっと幸せに成って下さるだろう。


各国に学校も出来6歳から誰でも学べる様になり、エドも来週には学生さん。

エドのエテはなんと《創作》でしたよこれはモテ要素来たかな?

この世界で初のデザイナー誕生?デスヨ!

服装もこれからどんどん変わって行くかな?楽しみです。

今までそんな余裕はこの世界では無かったのだから。


ママ様とバリーパパ様の間にも子供が産まれた。

高齢出産で大変だったわよぉ〜と言っていたけれど、バリーパパ様は産まれた瞬間号泣したらしい(笑)

今回は可愛い妹でした。名前はママ様のお母様から頂いてカテリーヌに成りました。当初からそれぞれのパパ様の子を産んで見せると決めていたけれど、私の力の発動が遅かった事もあって1人を大事に育てようとパパ様達はママ様に言っていたそうだ。

エドが出来た事は想定外だったらしいのだけど、私はエドのお陰で心が救われたから本当に嬉しかったんだよ。


嬉しいことは続くと言うけれどロッシュさんの所もリンダさんが懐妊しましたと報告を貰いました。

あの事が有ってからロッシュさん達はキーセントシアに引っ越して来て ロッシュさんのエテが役に立つと言う事で探鉱で働いているそうです。(炭鉱では無いよ鉱石のある場所を探す方なの)

ケリー君は今キーセントシアの学校に通っています。


まぁ、私とも重なったけどね。

そうなんです今現在わたしも妊婦なのです。


夫達は過保護も良いとこで、妊婦もある程度動かないと駄目なのと言っても聞いちゃぁいない。

毎日毎日今日は動くか、明日は動くかと楽しみにしているのだから今から思いやられる...。

ゼスなんか、子供の為に料理が出来る様に成ると言って食堂に勤めだして教えを請い、夜はエテを生かして新しい家族の為にとヌイグルミを作成中。

ルークは傍を離れるのは嫌だとわたしの身の回りの世話や家事をしたがるしで、必ず見える範囲に居る...未だに拗れてるのよね。


この世界に産まれていろんな意味で驚いて来たけれど、素敵な人達に出会え、楽しい冒険を共にしてくれた夫達に出逢え、今度こそ孫を抱いて見せると意気込み毎日を過ごす。


あぁ何て幸せ! 今こそ言える!

女尊男卑の異世界に産まれたけれど、普通って最高です!




END


今次回作も投稿してます今度は異世界転移ものです

お陰様でそちらも無事完結しました。またお会いできたら嬉しいです!

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― 新着の感想 ―
[良い点] おもしろくて一気に読みました。 [気になる点] もー少しイチャイチャが見たかった! [一言] これからも良い作品待ってます。
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