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お金は使う為に有る!

結局まだ地元徘徊中の主人公 いつ国を出るのか 予定は未定 ナヌ!

ギルドから出て、まずは泊まる所予約しなくちゃ!

何故だかギルドのお兄さんが後半やたら色々情報をくれたので助かった。

マップにはのってない情報をね。


宿屋の名前は『杜の木亭』(もりのき)って言う所が安いし食事も美味しいよって言ってた。



(えっと、確かここら辺のはず)あ!あった おぉ 三階建で、色はパステルイエローに緑で、木の葉模様が下の方に描いてある。 木戸を開けて中に入ると受付に優しい感じのおばさんが立っていた。


「あの、こんにちは お部屋空いてますか?空いてたら借りたいのですけど」


「あら いらっしゃい! 空いてるわよ、一人かしら? 1泊1部屋シングルなら寝るだけだと、5500Gで、朝食付きだと6000Gよ」


「まだ旅立ったばかりで良くは解らないんですけど、えっと男の人をレンタルした場合どうしたら良いのでしょうか?」(結構恥ずかしい)


「あらまぁ それはおめでとうさんね、そうねぇ人それぞれなんだけどシングル2つかツィンでとか…でもお嬢ちゃんならお金掛かるけどシングル2つの方が良いと思うわよ まぁ 女性は何かとお金が掛かるわねぇ」


レンタルした場合 宿泊費や食費などは借主が払わないといけないらしい。男の人は余程モテない限り貧困なのだそうです。さっきギルドで聞いた。


「最初から2つ予約しておいた方が良いのでしょうか?」


「そうしてもらった方が安心だけど、直ぐに気に入った人がレンタル出来るか分からないし、今日は仮予約して置いてあげるわ」


「え? 良いんですか?」


「今週は今のところ暇だから良いわよ。祭りが始まる頃は無理だけどね」


「ありがとうございます。助かります! お金は今お払いしたほうが良いですか?」


「取り敢えず何泊の予定かしら?1週間まとめて払ってくれるなら値引きも有るわよ少しだけどね。」


「あ!それじゃあ朝食付き1週間でお願いします。」


「はいよ、それじゃあ4万1000Gね仮の方は後からで良いわよ」


お金を渡し鍵を受け取る。


おぉ、1000Gもまけて貰えたよ助かった!

最初の頃の1000Gは大きいよね。だけど嬉しいんだけど複雑だぁ、これから男の人をレンタルするなんて...罪悪感が半端無く襲ってくるよ。そもそも男の人を借りるって言葉がよくないよね 。

こっちの世界の人は当たり前なんだろうけど、前世の記憶持ちだと お巡りさんの苦笑いが浮かんできそうなんだよね。


部屋の鍵を持って2階に上がる。

部屋は2階がシングル 3階がファミリーとツイン用らしい。


私の部屋は2階の階段側から2つ目の扉。

部屋の中は正面に窓、 左横にベットが有り、その枕隣に簡単な机とルームスタンド。

正面窓の右側に扉が有って、シャワー室と洗面台が付いてた。有難いなぁ。

取り敢えず荷物だけ置いて早速買い物に出掛けよう。


階下に降りおばさんに鍵を渡し、買い物に行く旨を伝えて外に出る。

今は昼頃 で、先に昼食かな?近場にあった屋台でスープとパン。簡単なサラダのセットを買って、屋台すぐ横に有るベンチに座って食べた。安定の普通。


取り敢えず今は装備揃えないとだよね。防具屋もここが良いよとギルドのお兄さんに教えてもらった場所に行く。


所狭しと色んな防具が置かれてる。

正直何を買ったら良いのかわからない。だからこう言う時は聞くに限る。これは恥じゃ無い!ウンウン


「すみません!どなたか居ますか?」


「ハイは〜ぃ いらっしゃいませ」(ここも男性なんだね)


「あの、今日旅立ちの日で 、えっと 何の装備揃えたら良いかわからないので教えて頂けませんか?」


「おめでとう!そうだねぇ女性は軽鎧かローブが良いと思うよ。重いと動きが制限されて返って危ないしね」


「わぁ、聞いて良かったです。普通にあそこの鎧良いなとか思ってました!」


「ん?あれ?あれは男性用の鎧だからちょっと無理だね~。軽そうに見えるんだけど チョット持ってみな」


「むぎぎぎ、重い〜」(一時的なら身体強化で着れるとしてもこれは無理だ)


「ハハハ、ね、無理でしょう。まぁ、男なら軽々着こなす程度では有るんだけどね 女性には無理だね」


そう言いながらいくつかのローブや軽鎧を見せてくれた。

私はその中から薄茶色のローブ(ポケット付き)と胸当て、皮のブーツを買った。

ローブが35000G 胸当てが40000G 皮のブーツが18000Gと、結構掛かるね...仕方ないけれど。

まだ色々必要なんだろうけど、何を揃えたら良いのか正直わからない。

だったらレンタルした人に聞いて揃えるのが無難かも。

お金を払った後、魔石にお兄さんが金額と商品名を言って触れてた。

その後私に魔石に触れる様に言われた。

それが確かに私が買った証明に成るらしい。

まだまだ 謎が多いねこの世界は。


「ありがとう、又よろしくねぇ」


「はい!また」


買い物は現金でも良いし、知らなかったけど証明カードでも出来るらしい。

その際少し痛い思いをするけどね。

カードを渡した後魔石にカードを当ててその後魔石に私の血を一滴それが証明らしい(なるべく現金で払おう)

そう言えばお城の魔法師さん達に血を一滴取られてたっけ。あれってカード作るためになんだね。

て事は、カード作り直す時も又血を取られると………。うへェ

討伐用の服とズボン、下着類は有るからまだ良いかなぁ。

この国は晴れの日が多い。

雨が降らないと言うわけでは無いのだけど野宿の日に雨は確かに嫌かも...。


さてと、次はいよいよレンタルかぁ 気が滅入るなぁ。

信用出来そうな良い人に出会えると良いなぁ。





さぁ次回こそれん、レンタル どんな男性と出会うのかな?


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