転生そして今世
始めての投稿作品です。生暖かい目で読んで頂けたら嬉しいです!主人公は成人まで幼女で有ろうと本人なりに可愛い言葉、感じで考え喋ってます。あくまでも本人談ですが。
うん、良い人生送れたよね多分。 自分から終わらせた訳じゃないから納得しないといけないよね。
光が私を包む… もう少しゆっくり ゆっくり ...そうそう、そんな感じで 。はぁ 気持ちいい〜
あ、あれ?早過ぎない? もう次の人生始まるの?ってか私記憶有るんだけど、これって神様のやっちゃった系?
いやいや、ゆっくりで良いと思ってたのに早過ぎない?
普通生まれて初めて息をした時や、初めて光を感じた時とかに記憶は消去されるんだよね?
あれ?違ったっけ? いやでも、前世はその前の記憶無かったからね。
まぁどうやら喜んでは居てくれてる様で良かったけど、さっきから私の言葉は『オギャー』でしか無いのはやっぱりそういう事なんだよね…。
周りの人の声は聞こえる。
でも、何を話してるのかは解らない…言葉が理解できない って事は、ここって日本じゃ無いの?今世はそれ以外の国に産まれたって事かな?
目が見えるようになって気付きました。
どうやらここは外国でも 地球でも無いような感じがします。
何だろうこの違和感は...。
パパ様ママ様共に普通の西洋人の様に見えます 。
笑顔がとても優しそうで良い人達みたい。良かったぁ〜!
パパ様はチョコレート色の髪に濃いめの蒼い瞳で、優しそうに私を見つめては破顔しています。
二十代後半位かしら? 取り立ててイケメンって感じでは無いけれど(主観ですからね、申し訳ない)滲み出てる良い人感が好印象。有り難いね。
ママ様は、黒い髪に薄めの茶色い瞳でニコニコしながら私を抱いてくれています。
微笑んだお顔が美人と言うよりは可愛いい系の……ん?若いよね?10代って言っても良いぐらいじゃ無いの?
パパ様は ロリ..ゴホゲホ..イヤきっとこの世界はこれが普通なんだ、多分そうなんだ!
何故ここが地球じゃ無いと思ったのか。それに今まで感じた違和感の謎は...。
ママ様が魔法らしき物を使って桶の中に水を出しては火で温め、私をその中に入れたからですね。 私大変興奮致しました!
「私の可愛いアリー、元気に育ってねぇ」
私の名前アリーって言うのですね!了解です覚えました。
夢の様な世界がそこに、いえいえ ここに有るのですから興奮がおさまりません。『オンギャ〜〜』思わず叫んでしまいました!
ごめんなさいママ様ビックリさせてしまいましたね。
前世ではごく普通の生活で、 産まれた時も標準サイズ、小学校、中学校、高校、大学 全て標準普通。
そんな私ですから、お見合い結婚して子供も二人。
共働きしてはいたけれど、毎日普通に過ぎてもいたけれど 、とても幸せだったと思うの。
ただ一つ心残りは47歳 、孫も抱けずに人生終わった事。
でもね、最後も家族に看取って貰えたし、そんなに悪い人生では無かったと思うのよ。
だから魔法を(魔法だよね?)私もこれから使える様になるかもしれない、それだけで良かったんだけれどなぁ 。
お陰様で私3ヶ月になり首も座りました!
この頃 私、 この世界が少しオカシイって思う様に成って来ました。
パパ様が3人居ます。
何言ってるの?って思うでしょう?最初はね、パパ様と執事さんとかかな?って思ったのよ。でも執事さんとキスする?パパ様の目の前で。
ママ様は1人、でもパパ様は3人。それでも幸せそうなパパ様ズ。
1人は最初のパパ様とソックリなので、もしかして 双子さんなのかな? 3人目のお方はとても大きい身体で、三十代前半位かしらね……目尻の小さなシワが好印象。 良いです 、素敵です。
元地球人の記憶が有る私の頭で理解するのに、時間が掛かるのも仕方ないよね?
まだこの段階では言葉が解らないから多分なのだけれど、一妻多夫の世界なのでしょう。
正直言って旦那様は1人で良いと思う私は、この世界での常識的に駄目なのかしら?
何故 旦那様が沢山居るのが良いのか。
その事を理解するまでに後7年待つ事には成るのですが。
子供に大人の事情説明は難しいものね 。
私から聞くのも何だし、教えてくれるの待ってますよ えぇ。
若干おばさん臭いのは時々前世の記憶が邪魔するのでご容赦を...。
嫌そうにガラガラ振って申し訳ないですが、だからと言ってパパ様ズ ママ様も 時々可哀想な顔して見つめるのはやめて欲しいのですが 。
見なかった事に致します。
一応子供らしく遊びながら状況観察でもして確認致しましょうか!
始終ママ様はパパ様ズの誰かと手を繋いでる。ふむ...仲がよろしそうで何よりですね。
さてさて 一体どんな事情が有るのでしょうか。今後の私の生活にも関わる事なので、そこはしっかりとお聞かせ願いましょう!
しばらくはこの世界と私の説明回になりますが。何分機械苦手な作者ですので間違いが有ってもまたやったかと、温かく見守って下さいませ。




