君をのせて
好奇心と張り合うとすぐに痛い目に遭う
飽きたら終いのおれさまの詩
「君をのせて」
晴れ渡る空の下で靴底する切れるほど
あなたたちと歩いて懐かしい詩 口ずさもう
晴れ渡る空の下で大きく息を吸い込んで
この胸の音吹きながら 蒼い月を見つめてた
逢いたくて二人求めていく
星から託されて君の足跡の上を重ねて歩くように
逢いたくて二人詰めていく
巡る世界の中を白い地図の上に砂が落ちるように
仲間の記憶 頼りないけど
途切れ途切れで繋がっている
けれどあなたは次どこに居るの? 固い約束はしなかったけど
そしてあなたは次いつ来るの? 積もる話は帰り道で良いから
なにごとも気長に待てるほど 気楽が続かなくて
眠れない時 また同じ蒼い月を見つめてた
晴れ渡る空の下で また逢えたなら言うよ
靴の紐ほどき階段の手すり引っ張る様に駆け上って
おはよう!(声が…) こんにちは!(震える…)
あなたが生きている空の下 心の拠り所はここかなと
晴れ渡る空の下で靴底すり切れるほど
あなたたちと歩いて懐かしい詩 口ずさもう
明かり消す誕生日
幼い頃に戻ったような
夢見のステージの客になり
懐かしい旅の詩 耳に届けば
夜のバス停までの帰り道
気分は晴れて何処にいても
何見てても心はやがて
まるい月とともに歩き出すよ
晴れ渡る空を飛んで行く
鳥だけはぜんぶ知っている
心に降った雨も 目の前すり抜けた恋も
未来の虹を照らす
宝の君への応援に変わること
逢えたのに二人
戸惑ってそっぽを向いていたね
此処じゃなくても上手くいかないのが普通
もし新たに世界を手に入れたら 半分こしよう
けれどあなたは世界は誰のものでもない
もし僕らの星を見つけたら 半分こしよう
けれどあなたは星は誰のものでもない
そう言って白い息で駄目を詰めていく
半分の半分で手を打とう!
けれどあなたは いつの日も
その黒い瞳で世界を見渡せるまで
その手を離さないようにと
何度も何度も その胸の星に願っていたよね
その手を離さないようにと
何度も何度も 君の胸の星に願いを送るから
また明日と気軽に手を振って 夜空の向こうを見つめてた
星が瞬いている遠い世界に誘われて 蒼い月を見るのも忘れて
あなたの白い石は 僕の黒い石と火花を散らして 泡になれ
晴れ渡る空の下で あなたたちと歩いて もう言葉に出来ないぐらい
時が流れて色褪せて 涙の思い出たちも いっそのこと泡になれ
蒼い月という名の真っ黒な悪夢を見てる
晴れ渡る空をここにもうひとつ下さい
半分でいいから早く下さい
水の泡になって何でも消えて
景色も失くして夢から覚めなかったら
嫌だから悪夢も晴れよと
この胸の星に何度も何度も願ったよ
いつか泡ぐらいに軽くなる安らぎの場所示す地図が見つかるまで
蒼い月な時間を誰かと散らしていたい
自分と誰か二人歩いて
ホントの遠くに行くわけじゃなくて
晴れ渡る空の気持ちを知っている
青い鳥がこの指先を求めてくる日まで
生きて祈った空に希望の灯がともるまで
読んで下さってありがとうございました。