ゴブリンカイザーワタナベ
『で、ベフノ村の隣に移住の件なんだけど…』
「土地さえ有れば勝手に開墾しますよ?村人が許可してくれれば。」
『ナベちゃん一緒にベフノ村に来てくれない?村長に会わせたいんだ。』
「怖がられませんかね?」
『最悪オペレーション泣いた赤鬼を発動する!』
(先輩は要らんこと考えない方がいいと思いますけど?)
あ…意味わからない3人はスライム達と遊んでる…
(人の言葉解るのはナベタツだけなの?)
「わっしとキングとクイーン、マジシャンとグラップラーとナイトの6名ですね。」
『グラップラーって何?』
「超特殊進化系のゴブリンですね。素手の戦いを得意にしてます。発見数も少ないですよ。」
ハイ、キキョウさんありがとう。
「グラップラーは先輩知ってますよ?」
『いや会ったこと無いと思うけど?』
「父ちゃん負けたってぇ~?」
『え?純子ちゃんか?』
{呼んだ?}
『お前と違うわ!』
「え…どちら様でしたっけ?」
『小合のおっちゃんですよ。』
「えぇ~?小合のおじさんこっち来てたのぉ~?」
(ところでナベタツ、ゴブリングラップラーって誰なのよ?)
『話の流れからして純子ちゃんだろう?』
「ハイ、ゴブリナグラップラーの純子です。」
(緑星竜のリョクこと川口碧よ。あなたと会ったのは4つの時ね。よろしくね。)
『人造人間奇怪ダーの小合克己でございま…』
スパァン!
{油断するととんでもない事言うなこのおっさんは…せいぜいロボコンの癖に。}
『そう呼ぶあなたはドブネズミ。』
{お・の・れ・が着せたんだろうが!}
『脱ぐか?』
{これはこれで…}
「ああ…池田のかーちゃん思い出すなぁ…」
「池田さんのお母さん?」
「お前は知らないか…小合先輩の奥さんでお前が生まれる前に…」
『生きとるよ?俺と同じロボットだけど。子供もできた。』
「はぁ?」
(共和国に居るらしいわよ?)
JUN太、ユニット通信!
<あれ?小合さん予定できたの?>
『城野さん、ちょっと佳寿に代わってもらえますか?』
{あんたの最愛のお母ちゃんやで~?}
『ミヤビ様に聞いたが大阪のおばちゃん化してるらしいな?』
「(ぶっ!)」
{え?誰か居るの?}
「わっしですよ。」
{誰やい?}
『ナベちゃん、覚えて無いか?』
{え?ナベタツちゃん?なんでこの世界に?}
「なんかゴブリンに転生してて…」
「ゴブリン!オゴウくん!その人は来てもらえるのかな?」
「博士~!シーサーのディメンションリアクターに不具合出てます!ハリーアップ!」
「待ってくれ!まだお話があぁ…」
『佳寿ちゃん…博士にはできるだけ連れて行くと言っておいてくれ。』
{了解、うちの子も見てもらうさかいにな。}
(小太郎と名付けてあたしの背中に…)
{みどり先輩来るなら隠しとかんと!}
(いいもん。こっちは獣人の少年隠しとくもん!)
{うっ…そんな隠し玉を持っていたとは…}
『んじゃナベちゃんの娘に幻滅されないうちに切るぞ?』
{ダンジョンで遊んでるんやないで!}
『風俗にするか…』
{なんやと!}
『結構良いぞこっちの美術館。』
(何思ったこのスケベ娘?)
{連絡を終わります。}
[勝手に切らないでよ!]
『あ!城野さん、博士にコピーネクロコンピューター1つ回収したって伝えといて。』
<OK!帰国待ってるね。>
さてベフノ村に行くか…
「村長サン、今度隣に越して来るゴブリン集落の長の渡辺です。よろしくお願いします。」
「これはご丁寧に。ベフノ村村長のヤマジです。」
「隣を開墾するんでうるさいと思いますがご了承下さい。」
「いえいえ。友好的な方はゴブリンさんでも歓迎です。ただ跳ね返りがゴブリンさん傷付けたらと思うと…」
『この村並びに集落は人間とゴブリンの共同生活の実験場であり壊そうとするものは人族魔物問わず討伐対象である……SSS級冒険者オゴウカツミ
っと、とりあえずこの立て札立てておいて?これからナベちゃん連れてギルドと皇帝陛下に捩じ込んで来るから。』
「ところでそちらのかわいいゴブリンさんは?」
「え…純子とチビ!来たのか?」
『このチビって子は?』
「両親がはぐれに殺されてわっしが育ててます。」
『早く言え!やり易くなるから!名前は無いのか?』
「ゴブリンの名付けは魔法的な物でゴブリン同士だと死にそうになるんでさ。」
『んじゃ俺が付けてやる…………オサムってのはどうだ?そのうちゴブリン集落を治めるって意味だ。』
「オサム…オサム?おえオサム!」
(喋れたの?チビのオサムちゃん。)
「先輩が名前付けたから喋れる様になったんですよ。魔法的な物って言ったのはこれでさぁ。」
(鑑定……先輩!その子先輩の子供になってる!)
『いわゆるゴッドファーザーか…お前には幸治って兄貴が居るんだぞ?』
「アニャキ?アニャキちゅよい?」
『うん、これから強くなる予定だ。お前も強くなるんだぞ?』
「とーたん、オサムわかった。」
「妾の弟2号じゃの。」
「よしオサム、オイラがパチンコ教えてやる!」
(レオくん、子供の頃からギャンブルは…)
『ああリョク、レオの言うパチンコはうるさい玉入れゲームじゃないからな?別名スリングショットだ。』
(ブラジル水着と言う奴ですか?)
『そっちから離れろ!』
「ブラジル水着とはなんじゃ?」
(今キキョウさんが穿いてるパンツみたいな水着ですよ。)
「何故下着の形が…?」
(だからあなた方乗せて飛んできたでしょうが?)
『あとはここの領主か…』
「領主の息子ならそこに居るぞよ?」
『え?ここの領主グラス男爵なの?』
何このトントン拍子に進む感…
{人、それをご都合主義と言う。}
「代官でライオかタイガかパンサ居ますか?」
「タイガ様なら。」
「おお!レスリングフレンドタイガ殿!」
「やあ燃えるゴブリンワタナベ殿!どうしました?」
「兄ちゃん、ゴブリン集落をこの村の横に作ろうかと思うんだ。」
「レオ…難しいんだよ。冒険者達がなかなか聞いてくれなくてね。」
「これ立てといたらどうかのう?」
「ミヤビ様…SSSの冒険者はここ30年出てませんよ?」
「1週間前に出たぞよ?オゴー様、カードを。」
「いやミヤビ様、これマツシト陛下の名前まで書いてますよ?」
「タイガ、わたくしの両親が甦った事は知っていますか?」
「えっ?」
「甦らせてドボコンでミノタウロス撃破してブラックドラゴン退治したんだようちの師匠。」
あ…タイガ君の思考が停止した…
{知り合い片っ端から甦らせとるな。}
異人たちとの夏って映画観てな…
{観たものに引っ張られるな!}
元々 彼らにもう一度会いたい が隠れテーマだからなこれ。




