新しい仲魔
『暴食吸血肉食スライムねぇ…』
「オゴウさん何か?」
『ただのスライムでSS級以上って…』
(先輩…グラトニーはあたしでも勝てません。)
「あれはほとんど山です。」
『ああそっちなのか…テイムできればなぁ…』
「飼う場所ないと思いますけど?」
『ええまぁやってみます。操縦士さんそろそろ見えますか?』
「もうターゲットの上ですよ?討伐でもいいんで無理しないでくださいね?」
これか…神通力 念波会話!
“おーいスライム聞こえるか?”
“腹減った…だあれ?エサ?”
“お前を仲間にしたい者だ。お前が暴れると殺さなきゃならない。”
“死ぬのヤダ。”
“だから仲間になれ、一緒に行こう。”
“でもぼく肉食、動物食う。”
“奇遇だな、俺たちも肉食うんだ。”
“降りて来れる?”
“今降りるぞ。”
操縦士の制止も聞かずスライムの上に飛び降りる。衝撃はスライムが受け止めてくれた。
“さてお前さんを小さくする方法を考えようか。”
“今はダメ、凄く怖いのが近くに居る。”
『お~いリョクおいで~!』
(何です先輩?)
“ドラゴンだぁ~”
“こいつなら大丈夫、お前さんなら勝てるよ?”
“いぢめる?”
“いじめないよぉ。”
(なんか「ぼのぼの」やってません?)
『聞こえてんのか?』
「何がです?」
“こいつなら大丈夫、お前さんの方が強いから。”
“嘘だぁ!ドラゴンだよ?”
“でもこんなに小さいんだぜ?小さくなる勝負やってみなよ?腹も減らなくなるはずだから。”
“噛まない?”
“噛まないよ。”
“じゃあ…えいっ!”
『スライムは3立方メーター程度の水玉になった…キングスライムってこんな感じかな?』
(違いますよ!半径1.5メートルの球体です。ありゃギリヒュージスライムっすね。半径2メーター超えたらキングスライムです。)
『はい次リョクの番、小さくなって?』
(おれは人間をやめるぞジョジョォ~!)
『さっさとせんかい!』
(よっ!…と)
おっさんみたいな声を出して15センチの竜になるリョク。
『ギャルのパンティお~くれ~!』
(ああそれで下着付けろと五月蝿かったのか…だが断る!)
『ならば垂れるがよい!胸も尻も、スライムの様に!』
“立体シミュレーション!”
『おお!ブラッドスライムがリョク人間態の実物大に!胸と尻の中身削って削った分は腹に。』
“は~い!贅肉大移動!”
(うっく…)
『これがみろりちゃんの未来の姿になりま…』
“ああ~!”
『どうしたスライム?』
“凄い…腹が減らなくなった!”
(大きい体だとそれだけでエネルギー必要になるから小さい方がお腹空かないんだよ。)
“核だけだとどうかな?”
…って核だけでバレーボールに近い大きさ有るじゃないか…
「小さくなってて不都合は無いか?つらいとか…」
“大丈夫。また大きくもなれるよ。”
『じゃあ悪いけど俺達と居るときはその大きさで居て欲しい。あとまだこのドラゴン怖いかな?』
“ドラゴン優しかった。もう怖くない。それより名前付けて?”
『グラトニーブラッドスライムだからブラち…』
(却下!卑猥な…)
『ブラちゃんだが?』
(ブルマとベジータの娘か!)
神龍にダメ出しされた…
(聞こえてますよ?)
『紅色からクリムってのは?』
“りむる?”
『クリム!偉大な先輩に喧嘩売るんじゃない!』
{ゆくゆくは魔王になるのだ!}
そこのゴブ太黙れ!
{クリムだとふたなり天使が…}
“なんか美味しそうだからクリームでいい。”
『クリムな?クリームだとドラゴンにレモン持たされるぞ?』
(あたしアダルトアニメは知りません。媚妹babyとか黒猫館とかスタートラップとかポップチェイサー、そう言えばポップチェイサーってアーマロイドレディーの人が…)
パン!問答無用の張り扇炸裂!
『必要以上に詳しい奴は黙ってぇ!』
“あれが伝説のドラゴンキラー?”
ちゃいます。
“ちっちゃいゴブリンよろしくね?”
{あたしは外部支援ユニットのJUN、ゴブリン違う。よろしく。}
(私はイスカンダルのスターシ…)
スパァン!
『緑星竜のリョク。仲良くしてくれ。』
(この子男の子ですか女の子ですか?)
“そんな区別僕らにはないよ?”
『男の娘だそうだ。』
(ふおおおおおぉぉぉ!)
『静まれ変態!ヘリ呼んで来てくれ。』
うにょうにょと飛んで行くリョク…パイロットと合図決めとけ?うん俺も今それに気付いたのね…
「本当に捕獲して来るかな…」
『ギルマス、もしかしたら呆れてますね?』
「グラトニーブラッドスライムじゃぞ?生きてる地滑りじゃぞ?無理じゃったと核か魔石持ってくると思ってたわ。」
『はいクリムご挨拶~。』
体の一部を上に伸ばして振ってるクリム…あ、ギルマス墜ちた!
「かわいいのう…この子がグラトニーブラッドスライムであるのはパイロットからも聞いておるし…使い魔認定じゃ!」
(ところで、クリムは素っ裸な訳ですが?)
『人間形態とってないから。リョクもドラゴンとか犬の形態なら俺も言わんよ?』
(犬ですか…)
『わんこ連れて歩くのと裸の“美少女”連れて歩くのとどっちがハードル高いと思う?』
等という馬鹿話をしてる時、クリムはギルマスの相手をしてた…
あとクリムのテレパシー会話、そのうちなんとかしないと同時通訳疲れるんだ…
『って訳で博士、何とかなりません?』
「OK、思考波音声変換器を弄ってみよう!あ、それ以外にスライム何匹か連れて来て欲しい。それと前皇帝連れて来る一週間前には連絡してね?」
『了解!、それじゃまた連絡します。』
“そういう事でクリム、いくつか連れて行ってもいい?”
“バカでいい?話できるのがいい?”
“話せるの1匹と話せないの5匹位で。”
明日にでもホームセンターに行って水槽買おう…
『リョク、生物は収納できる?』
(次元収納ならできますよ。大きさに限度有るけど。)
『スライム6匹程度。プラス水槽6個。共和国まで。』
(余裕!)
『んじゃ採集に行こうか。明後日辺り。』
(ガルーダは?)
『ドロンボーがやってくれるだろ。最悪やってくれなくても帰ってきてからやりゃいいし…』
“クリム、エサって何やれば良いの?”
“金属でメタルスライム、肉でブラッドスライムに進化、野菜屑でそのまま。水だけでも大丈夫。メタルは喋れるよ。”
何それ楽しそう…
{やっぱり…}
まぁスライム飼うってのはドラクエファンの憧れだわな。
{吸血肉食スライムなんぞ居ったか?}
スライムベスを想像してくれ、あと形状に説明が無いのはバブルスライム(はぐれメタル)形状で
{クリムは?}
もうちょっとしたら進化させるかな…人型スライムとか…
{人食わせるのか?}
なんでやねん!




