領都ギルドの依頼
服はアターシャが軍事務所から制服を持ってきてくれた
「オゴウさんも苦労するねぇ…あの子下着も無いんだろぉ?」
『綺麗に頭から抜けてた…ミヤビ様!キキョウさん!』
「わかりました、パーティーリーダーの命令とあれば…」
『依頼だから!強制じゃないから!』
「その場合陛下達が女の子裸で生活させてるって事になるな。」
「レオはどっちの味方ですか?」
「師匠、ふんどしとかどうだろう?」
『常に竜の形ならすっぽんぽんでもいいと思うけどな。』
「オイラ別に人間態のときすっぽんぽんでも構わないけど?」
{レオ…若いときから変態だと大きくなった時楽しみ無くなるよ?}
『だ~!お前ら掻き回すんじゃない!リョクはどんなのがいいんだ?』
(脱ぎ易ければどんなのでも。)
「あらあら脱ぐの前提なのね?」
(変身解除したら破れますので。)
{♪あれは誰だ?誰だ?誰だ?
あれは龍だ!ドラゴン!ドラゴン!}
『お前がその歌知るはず無いだろが!』
{あるじの頭と繋がってるんだ。あるじの知ってる物は全部知ってる。}
意外と高性能だったのか?
{おのれが作るときに手ぇ抜いただけじゃ!}
『ではJUN太くん、この問題をどう解決するかね?』
{ネットで買えば?あとあまりここに留まると邪魔だと思う。}
あわててアンドロメダマと仔竜動かしましたよええ…
「アンドロメダマ号のパワーアップですか…」
『エンジンをJ424から4L3に換装すると80%程のパワーアップは可能です。ただほとんど戦闘機みたいなピーキーマシンになりますので…』
「ほぼレース用になるのね…」
『ボディーとフレームが有ればアンドロメダマ2型作って納得させるんですが…皇帝兄弟と奥方、辺境伯まで気に入ったとか言い出したんで…』
「ボディーもフレームもスペア有るわよ?持って行ってちょうだい。」
『有るんですか?なら辺境伯にできるだけ高く売り付けましょう。』
「オゴウはんもなかなかワルでまんねん…」
『いえいえお代官様こそ…』
{なんで桃太郎侍とか仕事人が来そうな雰囲気作るんだ?}
『悪人の悪巧みは男のロマンだぞ?』
「僕ちゃんたち40年ほどやってる気がしゅるけどね?」
「ってオゴウさん、80万ダラー以上は出せませんぞ?」
「エンジン無いから50万でいいわよ?御料艇と同型なんて凄い事だから。コックピットのミニメカも入ってるからね?ボディーは色塗って無いけど。」
{金色に塗ってロプロスと…}
『ガルーダ!』
{こやつインド神話のカルラを出して来おったわ!}
「オゴー様、知り合いかの?」
『故郷の神乗せて飛ぶ神鳥ですよ。』
(あたしもそんな名前が良かったな。)
ノーパン緑星竜が口を挟む。
『"ポップ、オップ、月並派、大いに結構"と題する作品の上に、反重力状態でいる克己を眺める佳寿子、その画面には冬眠の隔世遺伝の状態にある祇園精舎の鐘の悩ましげな二人の人物が認められ、前方にひろがる空が、全宇宙の集中する帝都中央駅のまさに中心で、突如として緑の巨大なドラゴンに変形するはずである
って名前の方がいいのか?』
{おっさんネタがわからん。}
『ダリって絵描きの描いた絵の題名だ。』
(リョクでいいです…)
泣かんでもいいやん?
「ポップアップ月の味方大いにコケコッコ…」
「レオ…合ってる部分が無いぞよ?」
「覚えらんねーよこんなの!」
共和国の初代勇者は似たようなのキーワードにしてて150年ほど閉じ込められてたぞ?
「ジョーノさんかの?」
「あの方も意外とお茶目な…」
「師匠の関係者だもんな。」
『お前もだろこのエロ学派。』
「レオの頭には皿が有るのかの?」
{尻から手ぇ突っ込んで魂抜きます。}
『河童じゃねぇ!』
{♪カッパからげて三度笠。}
『それも違うわ!』
「えっと…オゴウさん?冒険者ギルド本部からメール来てますが…」
『ハイハイ…たぶんオウルベアだろうな…アターシャさん達も行く?最悪経験値しか入らないけど。』
「ドロップはどうすんですか?」
『山分けまたは早い者勝ちで』
「あたし達戦えないよぅ?」
『子供達の護衛と魔石取りお願いしたいんですよ。』
「わかりました。人員搬送車両で行きましょう。」
「O-号選手とミーン・マシーンの皆さんと…」
「C級パーティーのドロンボーです。」
ガシャ!
「どしたんだ師匠?」
『腰の油圧にエラー出ただけだから…新人冒険者の小合です。』
(奴隷のリョクです。)
『お・ま・え・は~!』
「オゴー様用の乗用ドラゴンじゃ。今は人間態をとっておる。」
「い…一応ギルドカードを…黒っ?神龍騎兵?」
「黒金赤赤赤赤青黄色無し…どんなチームよ…」
ギルドマスターと受付嬢ひきつってるし…
「実はオウルベアの巣が発見されまして…どうも20匹程居るらしいんです。付近はピクニックコースになっておりまして…」
『ハイハイこの依頼受けます。』
地図をもらってリョクの使い魔登録…白いカードもらって来たな。
(子供達と一緒に薬草採集してもいいそうです。)
使い魔は見習い扱いなのか…
『さぁとっとと退治して帰って寝るでぇ~!』
「「「「「「「(お~っ!)」」」」」」」
『やる気になってはいかん奴が若干2名やる気になってる…』
「ご安心下さい、首輪は付けております。」
タァン!タァン!
『あれ?銃って効くの?』
「やだねぇオゴウさん、魔獣に物理攻撃が効くはず無いじゃないかぁ。」
『「あははははは…」』
『大変だぁ!
リョク!変化ポケットドラゴン!猟師を探せ!』
(10メートル先!ブレス撃ちます!)
大きさに反比例して貫通レーザーになる。そう思ってた事が俺にも有りました…
(猟師さん早く逃げてくれ。)
「あいつら逃げたら集団で襲って来るから…」
『お待たせロケットパーンチ!』
…胸突き破ったけど?物理効かないんでは?
(魔法による物理障壁構築してるだけであほみたいな出力出てれば抜けます。その人らのライフルはレオのパチンコの倍程度のパワーしか有りませんので…)
レオのパチンコ強いと思ってたら護身用拳銃程度のパワーが有るらしい…
『もう弓矢持っとけよ。』
「弓矢って武器じゃん?」
お前のパチンコ武器に片足突っ込んでるじゃねーか!
{御料車8千万円って…}
普通に儀礼艦とか有るんだが…まぁ皇帝がフェラーリかクルーザー気に入ったとでも思ってくれ。
で、辺境伯は自分も使うつもりでかねをたてかえとる。
{その程度の物なんか…}
自動車と同じで量産して安くなったと思ってくれ。
{エンジン別売で?}
イギリスのキットカーを知らんのか?レクサスのV8積んだコブラモドキとか結構安く在るぞ?ガレージが有れば一台欲しい…
{おっさんは軽自動車が似合うからそれにしとけ。}




