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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
3 ここが相手の国の中?
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乗用メタ発言発生竜

{あるじ 電話! あるじ 電話!}

脳波で受ける…もしもし?

「あの~オゴウさん?ドラゴンが頭下げてる様に見えるんですが?」

『大丈夫ですよタケシト陛下。こいつに害意は在りません。』

“むしろ小合が殺意満々じゃったのう。”

『と言うかなんで帰って来たのよ?』

「アマテラス様が心配無いから迎えに行けと仰ったのじゃ。」

“余程の魔神でも無い限り我が弟に傷1つ付かんわ!”

『姉ちゃんはさぞや名のある魔神だな?』

“基本的におぬしは主宰神には勝てんからの?仲間を守る正義と民を守る正義、どちらが大きいか考えれば判ろう?”

「え?オゴー様キャティの件で切れとったが…?」

“そりゃミヤビとキサラの両親で怒っとったんじゃろ。小合、あの星吹き飛ばして構わんかえ?”

『好きにどーぞ?』

“こういう弟なのじゃ…この所為で1級神友人限定止まりなのじゃ。”

(この場合私がやるのは?)

『怪我しないようにな?』

(では私が見習い龍としてスサノオ様に付くのは?)

『小合と呼ぶ以外好きにしたらいい…え?お前その大きさで来る気か?』

(人間体にもなれますが今は空気が無いので窒息してしまいます。)

「オゴウはんみんなスサノオ様と呼んでるでまんねん?」

「スカぁ!ありゃ親しい中だけだと思うんだよぅ!」

『いや普段小合と呼んでくれたら仲間うちに隠す気は無いけど…言わないでね?』

「ああ天に帰ったふりして帰らなかったのね?」

『その辺は信じてくれるんだ?』

「そらあんだけの死体蘇生されたら疑い様が無いでまんねん。」

「ゴシップ新聞社埋めたりしてたしねぇ。」

『流石に一面トップは前皇帝の帰還と48人の復活だったけどね。』

「三面トップが“帝国タブロイド謎の地盤沈下”で神の代理とされるサイボーグに無礼な物言いをした天罰か?とも書いて有りましたね。」

「そのサイボーグ本人が緑星竜連れて帰ったらどうなるでまんねん?」

『やっぱり首落とそう。』

(ちょっと!今まで見習いとして付いていく話になってたんじゃないんですか?)

『まぁ小さい事は置いといて…』

(小さくないですよぉ!)

『いや、大きさ的な意味で小さくなれるのか?』

(通信機のネズミちゃん位なら。)

ネズミではないんだけどな…その大きさでしばらく居てくれ。

15センチの手足付きヤマカガシを連れて仔竜の中に戻る…姉ちゃんどこ行った?

「ドラマが始まるから帰るそうじゃ。」

自由だなあのアマテラス…

(ご主人もかなり自由だとお見受けしますが?)

俺は皇帝に自由だとお許しもらってるのよ。ほれ。

(なんですかこの板…未確認歩行物体?)

裏見てみろ。

(SSS級冒険者…

この者、皇帝に刃を向ける以外の事を赦し意に沿わぬ者に頭を垂れずとも良き事を名言す。

またこの者の主はこの者が求むる者以外は皇帝のみであり、何人もこの者に臣従を迫るを赦さず。

なんですかこれ?)

「あなたのご主人は帝国侯爵相当の権力を持つことを帝国皇帝が認めたと言う一文じゃ。」

知らない間に爵位上がってませんか?

「旧帝国認定英雄じゃからその程度の権力は必要なのじゃよ。」

『ミノタウロス一匹で大袈裟では?』

「わしら夫婦含めて50人蘇生したの忘れとらんかの?」

「あと多分ブラックドラゴン退治も入ってると思う。」

「そう言えばあれでレオは二階級特進したんじゃったのう。」

『ミヤビ様の言い方ではレオが死んだような…』

「そのうち抜くのじゃ!」

同じパーティーでは無理だと思うけどな…

「と言うかパーティー組んで無かったらあのレース勿体なかったでまんねん。」

「みんな~そろそろサルガッソーだよぅ!」

『ちょうどいい!緑星竜、こんなことできるか?』

「アターシャ殿!録画じゃ!」

「え?あ、ハイハイポチっとな。」

(ちょっとこれサルガッソーに近付いて…キャアアアァァ!)

『目を閉じるな。重力カタパルトだ、そのうち覚えてもらう。』

「妾は若者が事故起こして禁止になるような気もするがのう。」

「ところで緑星竜、名前は?」

(エメラルダスと…)

『却下だバカタレ!どこから引っ張って来た?』

(共和国でそう言う名前の美貌の宇宙海賊が居るとか…)

「今までは何と呼ばれてたのじゃ?」

(特に何とも?)

『んじゃリョクで。』

(はい、リョクで。)

『嫌なら翡翠とか…リョクでいいの?』

{大蛇丸。}

JUN…お前はどこから持ってくるか?

(大蛇丸だとおばさんっぽい声で喋るイメージですし…)

お前20年前地球に居ただろ?


「オゴウさん!大気圏突入だよぅ!」

『そう言えばリョクは大気圏突入できるのか?』

(できなきゃゴハン食べられませんので。)

『それもそうか…』

(今回突入前にブレス吐いて水分とか調整しなくていいんで楽ですねぇ。)

『セミかお前は。』

(そのうち鼻先にレーザー剣構えたご主人乗せて宇宙空間を…)

『せんでいいからな?』

(では嵐の中をでんでん太鼓持ったご主人を乗せて…)

『どういうシチュエーション想定してるんだか…』

(イメージとしては屋外露出です。)

『ランディング中に何言ってる!墜落させる気か?』

(人体変化!こーいうのが乗せてると思えば?)

20(はたち)に満たない角の生えたエルフ耳の全裸の美少女がそこに居た。

『うんそれでいいから何か着ろ。』

「オゴー様~…あ!」

「師匠!お疲れ…うぉ?」

「「なんかエッチな事してる~?」」

「おや?密航者ですかな?」

「オゴウ様、誘拐は如何かと思います。」

『違っ…こいつ緑星竜…』

(あの~私これですけど?)

空気を読んで3メートル位の竜に戻ったリョクに一同驚いてた…


「そうだと思ったんだよな~。」

「カヅコ様を裏切るわけないのじゃ~。」

パパン!キキョウさん張り扇扱い上達してる…

「あなた達が騒がなければ冷静に考えられたのです!反省しなさい。」

『貴女も誘拐犯にしようとしてましたが?それより何か着るものを…』

(特に気にしませんが?)

『こっちが気になるんじゃ!俺が用事で出てる時にタケシト陛下とお前が散歩でもしてるとこあの新聞にでも見られたらタケシト陛下変態扱いされるぞ。』

(潰しましょう。)

「いい考えじゃな。」

良くねぇよ。

「オゴー様、潰した人間の言うことではないのじゃ。」

『カッとしてついやった。反省してるがもうしないとは言わない。』

「辺境伯様…陛下と竜と何より師匠が恐い…」

{乗用って…}

乗れるぞ?最大120メートルで改造中の軽空母より長いから。

{やっぱり女の子やったんか。}

途中で男にしようかとも思ったけどな。ブラックドラゴンがオスだったんでなんとなく…あとジョブが自転車屋から神龍騎兵に変わってたりもする。

{次回も小合と地獄に付き合ってもらう?}

それは装甲騎兵!

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