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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
3 ここが相手の国の中?
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送りドラゴン?

うん…アンドロメダマ号…思った通りの形でした…

「なるほど…サジタリウスボディーを流用してコンテナ容量を確保してるのか…」

「エンジンはJ424を並列起動で馬力とスピードを両立と…」

『なんで83年DR250Sのエンジンを積んどるのか?』

「オゴー様…その黄色いバッタみたいな乗り物はなんじゃ?」

『おお!ミヤビ様の覗き放題(ピーピング・トム)が発動したか!』

世界展望(ワールドビジョン)じゃ!」

スキル関係もうちょっとパワーレベリングしたいな…

「そう言えばカラミ本星でオウルベアーの巣が見付かったとか。」

『なつく動物は倒したくないんですが…』

「オウルベアーはゴブリンやコボルトと同じ魔物じゃぞ?」

『え?あいつら何でなついてたの?』

「これじゃな、スキル魔を統べる者レベル20…カンストしておる…」

「え…と、社会的生活を営む魔物を支配可能。まるで魔王ですな。」

『俺一応神の一派だと思うんですけど…?』

“スサノオは魔神の因子も持っておるぞよ?高天原追放されたであろう?”

原因あんたかい!

“真っ直ぐ育って姉は嬉しいぞよ!”

化粧水はメイリアにやっても良いな…

“聞いたかミヤビ!こやつは魔の者じゃ!”

土産で掌返すんじゃ無いよ高天原の絶対神が。

「意外と下世話な姉弟喧嘩するんじゃのう…」

『はっはっは~ミヤビ様、その下世話な女神の分け身があんただ!』

「オゴウちゃん、しょろしょろ仔竜(ドラゴネット)アンドロメダマに入れてくれないかしら?」

『ハイハイ、遠隔支配(リモートコントロール)……入ったよ~。これウインチ付けたら入れやすくない?』

「普段付いてるんですけど…モグランナー入れるとき邪魔になったんで外しちゃいました。」

豪快やねあんたら…

「さぁ乗ったらアンドロメダマ号出発だよぅ!」

「「「{アラホラサッサ~}」」」

JUN!一緒になって何しとるか?

『ところで辺境伯、JUNのレプリカ作るんですか?』

「許されるならペットロボットとして量産したいですね。」

「良いですねぇ…コックピットが華やかになりますよぅ。」

その時商人風のイタチのペットロボットがハッチを開けて出てきた。

<願いまして~は~…こりゃイケまっせ~!>

JUNがハッチを見詰めている…

「ねぇボヤッキー、これなんだい?」

「はぁしょの~イケマスイタチと申しまして…」

「こ~のスカポンタン!何作ってんだい!」

「楽しいコックピットですね。ミコお姉様。」

「と言うかボヤッキーさん!JUNちゃんレプリカ作るの手伝ってもらえませんか?」

「え?僕ちゃんがですか?」

「ええ、この剽軽なAI設定が欲しいんですよ。1台辺り5ダラーで別ボディーとして忍者とか怪獣も…」

「へ~、良いねぇボヤッキー、出世だね賢いね天才だね!」

さっきのハッチが開いて椰子の木が生えてくる。

<んブタも煽てりゃ木に登る…ブヒー!>

『こらJUN!木につかまって中調べようとすんな!』

「素晴らしい!これは売れる!」

「ああっ!カラミが商売人モードになってしもうた!」

『マツシト陛下?何ですかそれは?』

「あいつは普段は民衆第一の優しい領主なんじゃが商売のネタを見付けた時は血も涙もない必殺!商売人に変身するんじゃ。」

ああそれでミヤビ様もキキョウさんも博士の嫉妬マスク変身見ても平気だったのか。

「カラミ様!変身するなら上半身は裸になってマスク着用してください。」

キキョウさん!超変態(ケベはかせ)のスタイルを勧めないように!

ぱかっ!ウィーン…

今度はモニター出てきたで?

<本日のお天気は快晴で所によりドラゴンブレスが降るでしょう。

気を付けよう!暗い夜道と緑星竜!>

『緑星竜って何ぞ?』

「星と星の間を飛ぶ緑の蛇みたいな竜だと伝わってますのう…」

『あそこに居るような?』

「ええ。あんな感じ…で…あれだぁ~!」

『アターシャさん、この状態で仔竜(ドラゴネット)は出せる?』

「ああスタンバイOKだよぅ。」

『んじゃ俺囮になるから逃げてくれます?』

「は?」

『負けないとは思うけど追っかけられてるし…』


「じゃぁ行くよ~?ドラゴネット、射出!」

バシュ!カタパルトで打ち出される仔竜、緑星竜に対抗軌道を取る。

オオオォォォォ…仔竜のバンクベッドが開き片膝をついた状態の俺が出てくる。

{萌エロ太陽~ 駆けろテッカマ~。}

発音がおかしいJUNの歌をBGMに宇宙を駆ける…緑星竜が口を開いてブレスを…吹いた!

{バ~リア!}

JUNのバリアがブレスを食い止める。双頭剣作っとくべきだったか…仕方ない、ミノタウロスが落とした魔剣使おう。

(その様ななまくらで私の皮膚が斬れると…)

『切れとるよ?右手。』

(え?いだだだだだだ!)

『ほれ回復(リカバリー)っと、で、治ったら頭からな?』

(何でですか?)

『ブレス撃ってきてなまくらで皮膚は切れないとか必要以上に煽って喧嘩売ってきた癖に何を言っとるか?殲滅戦じゃ!』

“スサノオ!その辺にしとくのじゃ!”

あんでい、姉ちゃんの使い(ペット)かよ?反省するまで首斬ったり引っ付けたりできんじゃないか。

“そんな事するつもりじゃったんかい!”

(スサノオ様?ミノ倒したのスサノオ様なんですか?)

『お前切ったなまくらはその牛が落とした物だぞ?』

(え?じゃぁこれが竜属特効のドラゴンバスター…)

『もうすぐ獣人の子の玩具になる。』

“おお建御名方神に授けるのかや?”

『レオがタケミナカタなのか?』

“気付いて無かったのかの?”

(おそらくミノタウロスの方も…)

“オゴウ!あのミノタウロス普段と違う感じはしなかったかの?”

『いやミノタウロスと喧嘩すんの初めてだし…』

(あれ魔神に魅入られてたんですよ~!だからこそ武器では倒せず魔法を使うと跳ね返って来て…)

『普通にプロレス技で倒せたけど?』

(アマテラス様…あなたの弟さん…ちょっとアホと違いますか?)

『蒲焼きになりたいのならそう言えば良いのに。何痛いのは初めだけだ。』

{あるじ?あのサイズの串無い。}

“食う前提で話しとるのう…”

『さぁ、抵抗する事無く命を差し出せ。』

“のうオゴウ、なんでそんなに殺意満々なんじゃ?”

『こいつまだブレス撃ってごめんなさいと言ってない。』

(ハイ?)

『謝らないと言うことは悪いことしてないという主張だからな。ならその主張に殉じろ。』

………慌てて土下座しやがった…

{タツノコアニメ総進撃か?}

天野喜孝キャラデザインの一部だけでかいけつタマゴンもカバトットもポールのミラクル大作戦も風船少女テンプルちゃんもハクション大魔王も出しとらんやろが?

{普通にスラスラ出てくるなぁ…あの竜は?}

普通に全力で殴って来てあの態度されたらどう思う?

{ああそれで切れかけてたんか…アマテラスは?}

竜と言うか神使の龍庇うつもりで降臨したらまだ龍になってない竜だった。

{変わるんか?}

別に形は変わらんよ?ジョブが星竜から聖龍になると思ってくれ。僧侶から賢者みたいな…

{見た目がちょっと若返ると?}

ドラゴンクエスト基準に考えんな!

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