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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
1 まさか宇宙の救急車?
7/258

オートスナックって燃えません?

そこは紛う事なきオートスナックだった…

{レーザークレーが無いけどな…}

「アップライトのセロハン貼ったインベーダーにブロック崩し!うどんそばの自販機!グーテンバーガーにライス付きボンカレー!

おおっカップライスまで!ラピュタは本当に有ったんだ…」

《なんかカツミさんとカヅコちゃんの温度差が凄い事に…》

「やっぱりJUN一体じゃ無理が有ったな…ただあの大きさで男素体って有ったっけ…?」

「オゴウさん?こんな施設ならあちこちに在りますよ?」

と焼おにぎりを食べながら元帥。博士は無言でうどんを掻き込んでいる…

地球のロストテクノロジーはこの宇宙に息づいている…

{え?日本じゃ無くなったん?}

「80年代中盤からだんだん減っていった…2020年にはほとんど見なくなったんだ。」

{南紀白浜から串本通って尾鷲から伊勢神宮に抜ける道は?}

「国道42号線じゃないか…」

{あっこにいっぱいあってんで?}

「地震の後はほとんど廃墟になってたな。」

{地震?}

「阪神淡路大震災…95年1月17日朝6時前にな…」

{ごめんウチにはその記憶無いわ…}

「カジノ ド 三宮もその時潰れたよ。」

{あ!そこで待ち合わせしたことある!}

やっぱりこの子は…

「池田佳寿子って名前に覚えは無いかな?」

{ごめん…ホンマに思い出せんねん…}

「そっか~、んじゃなんか思い出したら教えて欲しい。メモリー触れ合うも多生の縁って言うし。」

{そんなん言うかな?}

とかやってる間に食べ終えた様だ。


《Examine data link》

「Main trans engine No.1,2 ON No.3,4 OFF No5,6,7,8 ON」

{Confirmed,round vernirn}

「Hello,I am VIFAM」

{OK.VIFAM,your number is 7 instrument recorder on}

「Permission to sortie」

《Permission granted GOOD LUCK,VIFAM 7》

「♪わいぷあ~うえぇ~」

{歌うな!}

「今のノリ何?」

「え?元帥とこの戦闘機こんなのしてない?」

{ウチらの世界の戦闘機の発進シーケンスやよ?}

ちなみに今JUNはカヅコに任せて俺は船内スピーカーで話してます。

「マザーも一緒になってやってたな?」

《秘匿回線で指示来たんですもの。》

「なんで混ぜてくれなかったんだよ?」

「では次からは博士は発進承認!と最初に…」

{ええからおっさん早よ出さんかい!}

「いざ往かん!蟷螂の斧振り翳し!更なる鉄の自販機に向かいて!」

{ドンキホーテか!}

「あドンデラマンチャ ドンデラマンチャ ドンデラマンチャ どん どん!」

{♪はぁ~ 信じなくっちゃぁはじまら…}

「カヅちゃんナビゲーション!」

{あとで擂り潰す!}

ハイハイ………何を?

{とりあえずまっすぐでよろしく~!}

駐機スペースから少し浮いた俺は微速で門を抜け加速する。

{そこでジャンプ!}

新しく仮想インターフェースに付けたボタンを押すと星が棒になって流れる。

{ジャンプアウト予想地点に駆逐艦終結中、どないしょ?}

「大まかな陣形出して?回避するから。博士、元帥!ちょっと揺れます!」

ジャンプアウトはいつもバイクで言うウイリー状態になる。

まぁ準光速で走るのを止めるのに全バーニアを使うからなのだが、

今回はそのままの姿勢で艦橋方向に抜ける。

そして反転、艦橋にパルスレーザーを向けて相対速度を0にする。

相手の喉元にナイフを突き付けた形だ

{駆逐艦から入電、作戦行動の邪魔をするな。}

「パルスで窓焼きましょう!少々穴開いてもいいわよ!」

パルスレーザーガトリング発射…って強いなこれ、見る見る窓枠溶けて行ってる。

{入電、敵対行動と見なす!}

「画像通信強制割り込み!」

{強制割り込み成功!}

「おたくの司令官はどなたかしら?」

《タイゲタ准将である!貴船は作戦行動を乱した!》

「私は聞いてないわよ?小便垂れのタイゲタちゃん!」

《貴様何処まで…》

「静まれぇ~い!」

{静まれ静まれ~!}

「タイゲタ准将!私の顔を見忘れたか!」

「このお方をどなたと心得る!畏れ多くも提督府の重鎮、ナイトヮ・クヮルス元帥に在らせられるぞ!」

{元帥の御前である!ええぃ控えおろう…}

《全艦武装の停止を確認。》

「で、あなたいつまで画像通信しないつもり?あたしちょっとイライラしてきたわ!」

《はっ!直ちに…なんだ貴様何故…》

響く銃声!

「旗艦内麻酔ガス噴射!だれも逃がすな!」

やっぱり元帥だなこのおばちゃん…

「最寄りの艦隊は?」

《第15艦隊が隣の宙域に居ます!》

「第15艦隊に打電「アッシャーちゃん!あたしクヮルス。ちょっと困った事が起きたんでこちらに来てくれないかしら?」以上!」


12分後…結構な大艦隊が次々ジャンプアウトしてきた…早過ぎね?

「元帥~ご無事ですかぁ~?」

「あらあらあたしは大丈夫よぉ。艦隊のゾンビババアは伊達じゃないわよ。」

カヅコが第15艦隊旗艦、世界樹(リンデンバウム)にこれまでの経緯と録音、録画データを送信してる。

「謎の作戦行動してたみたいなのよ、本当に悪いんだけど全艦曳航後尋問お願いできるかしら?」

「了解しましたマム!お任せ下さい!」

「ごめんなさい忙しいのに、誰かに何か言われたらナイトヮのババアの尻拭いしてたって言えばいいからね?」

「いえ!ただの訓練航行でしたので!…この小型艇が例の?」

「ええコースちゃんの改造チェイサーよ。スペックもまずまずだわ。」

「はぁ~!ケベの奴うちにも回してくれないかな~。」

「相談に乗ろうか?」

「ケベ~!怪我してないか?お前アルタイル中将とやりあったって聞いたからよ~!」

「あいつ私が単身だと思って銃抜いてきたんだ…んでこの子の弓矢がアルタイルの右手貫いたんだ。」

「こりゃかわいいボディーガードだ!正直俺も娘用に欲しいぞ?」

「うちの助手がうんって言えば作ってやれるんだが…」

「いいですよ?レスキューチェイサーと一緒の引き渡しでいいですか?」

「ありがとう!ところで君の画像が出ないんだけど…」

《オゴウカツミさんと言われます。現在生命活動に関わる怪我をしておりますものでどうかお許しいただきたく…》

「そうか…ごめんね?ところで今その人形喋った?」

{喋れまっせ?ウチは試作1号JUN、こっちが試作2号のELFですわ!}

「今度遊びに行かせてくれないか?」

「ああカツミくんが治った後なら歓迎するよ。」

「オゴウさん、一刻も早いご快復を祈ります。」

「ありがとうございますアッシャー閣下、航海の無事を祈ります。」

いつもお読みいただきありがとうございます

{また新キャラ出して…と言うか乗艦に名前が有るってサブキャラか?}

本当はケベの友人で12話ほど後に出すつもりだったんだけど書いてる最中にああここで出してもいいなと…

{行き当たりばったりで書いとるな~。あの悪役中将アルタイルって名前やったんか?}

名付ける気は無かったんだがアッシャーも中将位だろうし、頭に飴持った仮面ライダーのイマジンが浮かんでな…デネブ…ベガ…アルタイルでいいかと

ちなみにタイゲタが駆逐艦隊うごかしてたのもアルタイルの指示だったり…

{水戸黄門やりたかったのはわかった。}

今回サブタイトルを暴れん坊元帥にしようかとも思ったんだが…

{そのうち物語破綻するぞ}

もうしてると何故解らん?

{えっ?}

えっ?

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