表彰式とギルド登録
《続きまして自律部門です。
3位は同着!ゼッケン1、ゴーレム愛好会所属、岩石太郎!そしてゼッケン8、農機具研究所所属、ポッポスチーム!5階ボス部屋内失神!》
惜しみのない拍手が贈られる。
《2位!ゼッケン2、心霊研究室所属、ヒュードロボ!5階ボス討伐!ライブ!》
歓声がヒュードロボを包み込む…
「オレは討伐はしてねぇ!それどころかライブなのもO-号に助けてもらったからだ。だが来年はO-号を助けるのはオレだ!」
『宣戦布告承ったぁ!今回俺は10階でリタイアした!この先はあんたと一緒に見たいからだ!来年は二人で15階位までは行くぞ!』
うねる様な歓声が俺たちを包んで行く…
《優勝!ゼッケン0、皇立迷宮研究院所属、サイボーグO-号!10階ボス討伐!ライブ!》
うおおぉぉ…
《さぁここで気になる情報ですが…O-号選手のジョブが判明しました。》
《やっぱりテイマーなん?》
《それが…神だそうです。今こちらの冒険者ギルドから発表されました。》
《まぁ神さん宿して集団復活の奇跡見せたくらいやからなぁ…ジョブは…
テイマー神、闇に染まり切ってない動物、魔物をテイムできる。ダークテイマー神、闇に染まった動物、魔物をテイムできる。全生物たらし、生物であれば仲良くなりやすい…こんなん初めて見たわ…》
『お姉ちゃんと仲良くなれるとか無いですか?』
《O-号選手、お姉ちゃんはカウント外みたいやで?》
《あとドロップカウントも終了したようです。
3位、宇宙軍仲良しカルテットチーム!ゴブリン魔石250個、5000ダラー!
2位、ヒュードロボ!ゴブリン2コボルト2リビングデッド5グール20ゴースト2スケルトン4、13000ダラー!
優勝、O-号!ケイブマンティス1ゴースト1リッチ50(不死の軍)グレーターリッチ1サハギン3ブラッディスコーピオン10サンドワーム1ミノタウロス1リッチの両手剣4リッチの槍1グレーターリッチの杖1グレーターリッチのローブ1グレーターリッチの首飾り1グレーターリッチの指輪1オリハルコンの三叉槍1ブラッディスコーピオンの毒針5ミノタウロスの斧1魔封じの指輪1イエローダイヤ1魔剣カラドボルグ1ヒヒイロカネの胸当て1オリハルコンの原石5キロ。総計250万ダラー!》
………えっ?2億5千万イェン?ええぇぇ?
ところで牛肉20キロはどうなった?
《更に部門優勝に50万ダラー、2位20万ダラー、3位に10万ダラーが所属団体宛に贈られます。そして誰も成し得なかった10階ボス討伐ボーナスの百万ダラーが皇立迷宮研究院に贈呈されます!》
《武器か兵器で討伐やと思ってたらプロレス技とはなぁ…》
《後程ヲッサンテレビにて録画中継を放送致しますが、グロシーンが少なくて楽ですとディレクターが言っておりました。O-号選手と放送席の雑談も第二音声で流すそうですのでお楽しみに。それでは興奮冷めやらぬ猫子園球場特設ステージからお別れです!》
これでやっとみんなのところに…
「マツシト陛下!亡くなってる間の事はわかりますか?」
「タケシト陛下!O-号選手をどこから引っ張って来たんですか?」
「ミヤビ殿下!気になる異性は居られますか?」
「ハイハ~イ!3日後の12時からカラミ邸で記者会見やりますので詳しい事はそちらでお願いしま~す!」
「O-号選手への質問も可能ですか?」
「もちろん!ただ変な事聞くと彼の場合オーディン様やアマテラス様が黙ってませんがな…先日のゴシップ紙がどうなったかご存知でしょう?」
『レオ、肉取りに行こうか?』
「師匠、それ明日帰る前の方がいいよ。」
『まぁギルドに用事が有るんでな…んちは~!』
「O-号選手!すまんかった!マスコミに鑑定用紙の一部が奪われた様じゃ。」
『気にしない気にしない、神とか書かれてても昨日の見られたら信用するだろうし。』
「本当に怖い物無いのな…」
『お茶と饅頭がちょっと怖い。』
「うるせーよ!」
『あと登録も頼むよ。』
「10階ボス討伐だからS級でも低すぎて本来ならSSかSSSでも大丈夫なはずなんだが…推薦が無いとB級しかダメだそうな。」
ギルドマスターが紫のカードを出しながら言ってくる。
『構わん構わん上等上等。受けられるのは薬草採集?』
「そりゃF~Dだな。ゴブリンやスライム討伐もその辺りだ。あんたは全迷宮の立ち入り自由、リッチ~ドラゴンまでの魔物討伐だ。」
『ベヒモスは?』
「行ける行ける、あのミノボスがベヒモス位だ、誰かプロレス技で倒してたがな。何なら明日でもドラゴン退治するか?」
『これから行こう。暇だし。』
「オイラも行っていいか?」
『おやつは5ダラーまでバナナはおやつに含まない、守れるな?』
「師匠のネタわかんない時が有る…」
『んでどこよ?』
「今地上機出すから待ってくれ。シナイ山脈の中だ。」
『遠いのか?』
「そこの裏山の中だ!竜種はブラックドラゴン!推定200歳!人食い!」
『OK、人食って無きゃ連れ帰って飼うんだが…』
「あれだ。」
「グギャオオォ!」
『うるせぇ近所迷惑だ静かにしろ』
ドゴッ!ドラゴンに右ストレート。
『お前人食ったんだってなぁ?』
“この人間擬きは何を言っているのだ?人など食材ではないか!”
至近距離でブレスを放つ寸前下顎を蹴り上げられる。翼を出して逃げようとすると切り離した手が追いかけて来て翼を裂く。
ここまで来てブラックドラゴンは初めて恐怖した。
“我が死ぬのか…?この我が…?最強の生物たる我が…?”
『古竜から人を食うなと言われただろう?お前はそれ聞かなかった時点で食材に成り下がったのだ!食った者は食われるのも道理。大人しく差し出せ…その命を!』
左手に仕込まれた刀でドラゴンの首を飛ばす!身体が動いてる間にレオにナイフでドラゴンを突っ突かせる。所謂パワーレベリングと言うやつである。
「師匠、身体がだるい…」
『ギルドカード見てみな?』
「レベル30?黄色なのに称号竜殺し?なんだこれ?師匠のはどうなってんのよ?」
『レベル計測不能、称号未確認歩行物体暫定B級冒険者小合克己って書いて有るぞ?ところでギルマス!あの肉30キロ程もらえる?』
「おお!ミノタウロスの肉と一緒にまとめておこう、他はどうじゃ?」
「師匠!こっちに宝物が置いてある!風呂も沸いてる。」
「宝塚と名付けて温泉と少女歌劇を…」
『牙を10本以外明日決めていい?。良かったなレオ土産が出来たぞ。お前も要る素材言っとけよ?』
{レオをドラゴンスレイヤーにしてしまいよった…}
まぁパワーレベリングのやり方が悪いんだよ。パーティー登録して何か狩りに行きゃ良いのに死ぬ前のドラゴン突かせるからああなる。
主人公はどうせだからちょっとレベル上がればいいな位でやってるからまた…
{ってベヒモス居るんか帝国?}
ここ数百年見付かって無い。もしかしたら絶滅してるかもしれん。ダンジョンには居るけどな。
{えっ?}
ありゃ過去に居た生物の博物館の側面もある、襲って来るけどな。
“最初から死ぬ可能性の有るジュ〇シックパークだよ?襲われない方法は主人公参照。”
{来たなデミやん…観察してこちらから攻撃しないか…キラーマシンで無理なんちゃうん?}
“あれ警備員だからドロップ落とさないんだけど命令機構がおかしくなってて…”
{直せさっさと!}
“誰かダンジョンコアに触れないと無理。”




