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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
1 まさか宇宙の救急車?
6/258

それは賢者と言うのでは?

「あなたは勇者なの?」

このおばちゃん何言ってるんだ?

「いいえわたしゃ単なる航行コンピューターに過ぎません。

そのような判断は分を越えます。」

「あたしゃ[ふん。タヌキめ!]って言えばいいのかい?」

「狸とちゃうわい狐やぁ~!」

《思ったより綺麗にまとまりましたね…》

「と言うか勇者って変な剣持って魔王と戦う?」

「ん~、それはカツミくんの世界の勇者じゃないのかい?」

「こっちは違うんですか?」

「こちらでは異世界から莫大な知識を持って降臨される神の使いってイメージね」

ああ賢者ポジションね…納得した。

「じゃぁやっぱり俺じゃないです。俺の世界は人類がまだ宇宙に飛び出してませんし、第一神にも会ってないしおまけに身体も有りませんしね。それにしても勇者って誰が言い出したんです?」

「自分で言ったみたいよ?200年程前の勇者は当時のスーパーコンピューターに降臨して異世界法典を記したとされてるわよ?」

自称かよ!それにしても200年前って…

「そんな時期ならキ印キッドもグラ○シャトーも無いはずですが…」

「精神は時間枠を超越するんじゃないかな?実際その後降臨した勇者たちも異世界法典については知らなかったし…」

「それについては地方が違うと思われます。かなりローカルなCMネタなんで…」

「カヅコちゃんも英雄疑惑が有るんだよ?」

「俺の記憶から切り離せますか?」

「レスキューチェイサーに行けばできるけど?」

「その時俺はスリープ状態ですか?」

「たぶん映画観てる感覚だろう。口出しと行動が規制される」

「んじゃ♪関西~電気とトンカツトンカツって言った時にカヅちゃんの返事で判断できます」

「さあ調べに行くわよ~」

おばちゃん元気やな…


ピ…ピポ!プププキューン…ブツッ!

「カツミくんの意識は外れたよ。」

{このままイタズラしたい…マジックで額に肉とか…}

JUNに書いたろか?

「カツミくん麻痺してる状態で聞こえてるからね?んじゃ

♪関西~電気…」

{♪保~安○会!}

「トンカツトンカツ」

{K○K!}

ガチッ…ビビビギューン…ピ…ピ…ピ…ポ~ン!

「うわ結構辛いこれ…」

「それでどうなの?」

「間違いなく俺の同族です!」

口調でほとんどわかってたけどね。

「と言うかマジックで額に肉だってぇ~?」

{あの~元帥さん?お父ちゃんなんで呼ばれたんですか?}

誤魔化しやがったこいつ…

「どうもコースちゃんの弄ったポッドが異常機動でパイロット失神させたって話が入ってね?」

事実です…

「そのポッドが軍率いて帝国スパイのアジト強襲した挙げ句空母鹵獲したって言うじゃない?」

うん…

「そしたらその鹵獲した空母が火事になったとき円盤から飛び出したお人形が火を消したりその時何故か吊し上げ食らってたコースちゃんをお人形が助けたり…何か有るのは確実でしょう?」

「結構目立ってたのか…」

{あれで目立たんと思うてたんか?}

「博士言われてますよ?」

「いや言われてるの君だと思うけど?」

非常識な人間に作られた非常識なコンピューターが非常識な行動をしたと…

《どうやらまともなのは私だけみたいですね。》

{マザーもこっちや!}

「ここはいいところだよ~?」

博士はお化けか何かか!

「本当に仮想人格じゃなくて人格有るのね…」

《なにか不都合な点でも?》

「ええ、早急にオゴウさん、カヅコさん、マザーさんのアンドロイド素体を用意しなきゃ!鋼鉄の軍隊の青写真引かれる前に…。」

{なんで?}

「猿の惑星の猿がロボットになると思ってみ?」

{ジョン・コナーの居ないターミネーターの世界?}

「正解。」

{んじゃウチプロメシュームになってメカノイド帝国作る!}

「それ元は雪野弥生だぞ?」

{男の趣味はメーテルとエメラルダスに遺伝したんやね。悲劇やね…}

「コースちゃん!二人の言ってる事がわからない!」

「叔母さん…ここに至る者全ての分別を棄てよですよ?」

ここはトワイライトゾーンか!

{変な感じが~ぁしませんか~ 君が乗ってる~このチェイサー

妖怪~っぽくは~ない~でぇすか~}

うんまぁそれ歌ってたのじゃりン子チエだけどな…

「元帥!お逃げ下さい!ここに居ると頭悪くなります!」

「まぁオゴウさんありがとう!」

{ウチと言うもんがありながら…}

「額に肉とか書かれたく無い!」

{口惜しや…五ヱ門殿ぉ~!}

「まず四谷怪談とルパン三世どっちやりたいのかな?」

{両方!でお岩さんがじゃぁね五ヱ門って…}

「カヅちゃんは当面無視で」

{カッちゃんのいけず~!}

「で、今度はどこへ?」

「第5兵器開発室!そこに3人のアンドロイド素体が在るわ!」

{マップ出します!}

《索敵完了、ルートオールクリア!》

「腹減った!」

「コースちゃん!あんたって子は…」

「そう言えば朝出るときにトースト食わせたきりだった…」

《プロフェッサー!ステーキ注文を求めます。そして食べる暇もなく出動…うふふ。》

柿崎ぃ~!

「いや元帥も博士も食べてきたらいかがですか?ユニット2体も目輝かせてるし…」

「ではオゴウさんも行きましょう!」

「いえ俺は発進準備が…」

「弁解は罪悪と知りたまえ!」

博士まで何言っとるか?

{飯が食える飯が食える飯が食えるぞ~}

お前は飯食えないだろうが…

《抵抗は無意味だ!》

味方が居ねぇ…

「万が一このチェイサーが盗まれでもしたら…」

「犯人は宇宙の塵になるわね!」

どう頑張っても拒否権は無いようだ…

{なんで行きたないんな?}

「人が食ってる姿見るとお腹がすくじゃないか。」

{うるさいわ!}

「ふむ…物が食べられるアンドロイド素体か…」

いや真面目に考えなくていいです。

「で、ファミレスとラーメン屋とオートスナックどこに行くの?」

「オートスナック在るんですか?」

{オートスナックって何?}

「食い物や飲み物の自動販売機やゲーム機が置いてあって…」

{ああ昔42号線沿いに有ったな。クレーンゲームでパンツ取ってもらった記憶有るわ。}

………何?いやまぁそんな人間も多いか…

「カヅコちゃんちょっと思い出してきたんだね?」

{記憶喪失のAIってシャレならんからな~。ほんでカッちゃん、ノストラダムス外れたってホンマ?}

「カスリもしなかったよ、街の1つでも潰れりゃ言い訳もできたんだけど…」

《はいは~いオートスナックに着きましたよ~!》

ああっ…飛び立てなかった…

{…ウチの設定がチョロチョロ出てきてるな?}

お前の設定は既にちょっと出てるんだけどな…

{イラつくかも知れませんがヒロイン確定までもう少しお待ちください}

ヒロイン?JUN?

{JUN太ヒロインにする気か?そう言えばクヮルス女にしたな?}

おっさんが人形に造詣深くてどうする?オタクは別だが

{それよりウチの身体は?}

C-3POとアフロダイaどっちがいい?

{そっち系統かい!?ところで武装○姫イーアネイ…ELFさんからのお便りです

クヮルス元帥がナウシカ知ってるのおかしくないですか?}

日本の有名処は初代勇者が広げてます

最初はコンピューターがマンガ描いたと評判になったと言う裏設定も今考えました

{…おい!}

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