思ってた皇帝と違う…
多少イラっと来たのでキャティを痛め過ぎたか…
「いやいや結構痛快でしたが…」
『すいません、皇帝の位置聞くの忘れてました…キャティが指示出来ないよう寝かせては居ますが…』
「ああ皇帝ならうちに居られますが…」
『ファ?』
「奴からの要求が皇帝の命と引き換えの帝位だったのでアンドロイドに影武者させてうちに居られます。今はエキノコックスワームのワッチされて居られますが?」
『はぁ~最悪特攻作戦で救出しようかと思ってたんで…って今エキノコックス見てるの皇帝陛下ですか?』
「私、陛下の御学友ですから…」
『もしかして辺境伯結構な黒幕ですか?』
「これはまた皇帝陛下の喜びそうな言い方ですね。」
『いやいや普通怒られるでしょ?』
「ミヤビ様のお父っつぁんですよ?」
『普通の帝国ってこんなこと話してたら不敬罪で首飛びますけどね…』
「先々代まではそうでしたよ?先代が不敬罪無くしましたんで。私が芸人を見て馬鹿だと笑うのと芸人が私を弄って馬鹿だと笑いを取るのとどう違いがあるとか仰ってましたねぇ…もうすぐ着きますよ。」
庭師ってどこ行ってもあまり変わり無いのな…あの人なんかサロペット赤にしたらマリオ…
「陛下!ワッチはどうなってますか?」
えっ?銀河皇帝?あのちっこいおっちゃんが?
「ようカラミ!誰が屁以下だ昔みたいにタケと呼べ。」
{タケシャン!}
即乗るんじゃない!スメラギのおとっつぁん偉いんだからな?
「忍者くん!今の言い方気に入った!」
このおっさん成長したパタリロではないのか?
『ミヤビ様のお父さんはじめまして、小合克己と言います。』
「これは失礼、共和国からの援兵様でしたか!私はタケシトです。」
『いえいえ、実は皇帝陛下がキャティに拐われてると誤解してたもので調子に乗ってキャティいびりすぎたなと…』
「いや、あいついびるのは止めませんよ?兄夫婦の仇ですし。」
『そう言えばスメラギさん、お兄さんと声って似てます?』
「ふざけなきゃ似てます。」
「おま…カラミ、そういう言い方すると私がアホみたいじゃないか?」
「アホでない証明は?」
「お前と同じ学校出てる。」
『まぁ辺境伯が休んだ時に同じ成績を維持できてたなら…』
皇帝陛下脂汗かいてないか?
「そう言えば私が試験受けれなかった時一緒に追試受けてたな…」
「皇帝はアホ位で丁度いいんだよ!それよりオゴウさん!諜報部か警察長官とかなりません?」
「あ~陛下、オゴウさんは共和国特務艦長ですよ?」
『いやそれより声似てるんですよね?ちょっとワッチルームの方へ…』
「あらあらあらあらあら…」
「皇后陛下…何をされてるんですか…」
「この8番さんと11番さんが性別を超えた恋人の様なので…」
覗いてたと…もっと楽しい事しませんか?
21番ライブ、陛下このマイクに向かってさっき言った様に。
「キャティ~、ここは寒いぞ~。なに、お前の席も出来ておる。心配するなフレイン・キャティ~。待っておるぞワハハハハハ…」
バイタル低下!今日はこんなもんで。
「考えてみたら恐ろしい物ですなぁ…」
50人の命を弄んだんで情けは不要です。
「えっ?今バイタル低下したからって…」
すぐ壊れる玩具はつまらんでしょう?もっと地獄を見てもらわないと…ねぇ?
「陛下、これ片付いたら一刻も早く和平条約結んで下さいね?あの人敵に回したく無かったら…」
「あの…チャンネル戻していいかしら…?」
見たいんですね皇后陛下?
「フコと呼んでください。この度は素晴らしい娯楽をありがとうございます。」
「娯楽ではないと思いますが…」
「ストレス発散機でしょう?なぁライン男爵。」
「全く違います陛下!」
いやまぁ使い方は自由ですけど
『では申し訳有りませんが皇帝・皇后両陛下にこちらお願いしてよろしいですか?子供に任せるには少々刺激が…』
「お任せ下さいませ!必ず彼らの愛の証拠を掴んでみせます!」
いやそれは要りません…あと映像は赤いボタン押せばメディアに記録されます、過ぎたのはこう…
「素晴らしい発明ですわ!では4番に合わせて…ホモだ!お前はホモになるのだ!」
悪戯感覚で洗脳しないでやっていただきたい。
「レオちゃんに攻撃したり一般民衆に酔って喧嘩売ったりは見逃せません!」
「そのココロは?」
「どうせならわたくしの趣味として生きなさい!」
「母上絶対カヅコ様と気が合うのじゃ…」
『…だろうね…下手したら机を並べて同人誌描いてるかも…』
「あら?ミヤビはここに来てはいけないと言ったでしょう?ねぇキサラちゃん?」
「叔母様…普段はキキョウとお呼び下さい。」
「次期女帝が細かい事言わないの。」
『いやいや…あなた方部外者の前でぶっちゃけ過ぎでは?』
「はて…部外者とは?」
『俺!俺!』
「という意見もあるみたいですぞ皇帝陛下?」
「ふむ…却下する。」
「オゴー様、人の意見を聞かない事も独裁国家の日常ですのじゃ。」
「わかりましたかオゴウカツミ准男爵?」
『知らん間に爵位付いてる?じゃなくて俺よりグラスさんかレオに…』
「あたしもレオも准男爵ですよ?」
思ったより軽かった。
「爵位欲しがった豪商が居ましてね…わしと会話した者は准男爵じゃと言ってやったら納得して帰りおったんです。」
「ですからグラスさん一家は全員最低准男爵ですよ?」
「それより問題はラインなんですよ…とっくに子爵に陞爵してるのに一向に名乗らない…」
「さらにグラスさんも正男爵で領地持ちなんですよ?」
思ってたより好き勝手してるなこいつら…
「男爵より准男爵の方がカッコいいでしょ?」
つまりあんたらはフレイン・キャティと同列に見られたく無かった…まぁ納得できます。ラインさんは?
「同じ男爵でもまともなのも居るよと…」
ちなみに今回宰相が前皇帝暗殺してたのが国民にバレて即次期宰相選挙が行われるそうな…
「初めての民間宰相じゃったのに50人も殺害しておったとはのう…」
『永久宰相が悪いんじゃ無いですかね?』
「「「「「えっ?」」」」」
『いやだから3年とか5年とか期間を区切ってやらせりゃいいんじゃないですか?民衆に人気が有ればもう一期って感じで…共和国じゃそうなってるはずですよ?』
{どっかに幽閉されてるんと違うんかい?}
幽閉されてたら前回のあれで首飛ばされてたと思うが?
{もうちょい何とか…}
別惑星で幽閉、小合カラミらと飛んで行く、城門突破、牢に皇帝の死体、バッドエンド。
{偶然助かるとか…}
せめてドロンボーが仲間ならなんとでもなったが…




