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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
3 ここが相手の国の中?
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後片付け(後編)と悪巧み

番外編や人物紹介抜くと50回目です

読んでくれている皆さんに心の底からの感謝を

「フレイン・キャティは現皇帝を人質に帝国を強請っております。」

とんでもない話が出てきた…

ユニット達の残存エキノコックスワームを確認する。

忍者が17、JUNが13、ガメラが19か…

一人に5体入れれば数年で衰弱死させられる計算なんだが…余裕見て倍ブチ込もう。

ついでに使ったの補充っと…

「師匠何やってんの?」

『ああエキノコックスワームの補充。減った分を俺のから補充してるんだ。』

「あれ補充できるんですか?」

『うん右手薬指が補充用になってる…忍者が3つにJUNが7つ…はい補充完了。』

「ガメラのいつ使ったんだ?」

『カオーくんに入ってるよ?連絡用に。あとは新兵達に一つずつ…』

「新兵達にも説明するのか?」

『命に別状ないしちょっと栄養もらうだけだから要らんでしょ?レオ位の年だと成長不良起こすかも知れないがみんな20越えてそうだし。』

「意外と暗殺に向かないのな。」

『はっはっはレオも入れてやろうか?普段の倍のスピードで傷が治るぞ?1つだけならな。5つ入れると数年で栄養失調で暗殺できる計算だ…それをキャティに10打ち込む予定なんだ。フル稼働で数ヶ月で影響が出るぞ?出さんけど。』

「旦那…俺は死なないよな?」

『飯を大盛で食えば大丈夫だ…作戦終わったら抜くし、それより好きな可動人形2つ買って1つ寄越してくれ。ユニットに改造するから。1つは普段から持ち歩くんだぞ?』

「そう言えば皆さん持ち歩いてましたなぁ、なぁライン。」

「技官の若いお姐ちゃんはペット扱いしてましたね…もう一人は助手として使ってたかと。」

「副長と室長って人は相互位置確認とか言ってましたね。」

「グラス、副長って居たっけ?」

「コース博士にブラスターで撃たれて文句言ってた女性でしょ?」

「そう言えばコース博士は持って無かったような…」

『あのおっさん道案内に使うから一番使ってると思うが…』

「面白い博士は胸の大きい金髪のを持っておったぞよ。説明の時に女学生の服着せてたと思うがのう。」

「いやあの…普段から持ち歩くってのは?」

『急に人形持って歩いたら調べられないか?調べられた後ならユニット渡しても人形持ってるとしか思わないから細かく調べないだろうし。』

「最悪病気の妹のだつったらいいんじゃねーの?」

「レオくんそれ採用!」

『言い訳考える前に持ち歩け!1つはエマールさんの病室に送ればいいから。ところで邸内に突っ込んで来た新兵共どうします?苦情言うとか無いですか?』

「軍上層部にクレームは入れたよ?写真付きで。」

『んじゃカオーくん頼む、あいつら救出して味方面で潜入してくれ。』

「了解、行ってきます。」


『こっちはこんなもんかな?』

小合達はエキノコックスワーム達からの情報収集用ステーションをカラミ邸内の空いた地下室に作り上げていた

「師匠、なんで画像まで出るんだ?」

『視神経と聴神経をハッキングしてるからな、油断してるとあいつらが見たホラー映画やエロ本も見せ付けられるぞ。』

「オゴウさん…これ思った以上に戦術兵器ですよ…一人の兵士を完全無力化できるじゃないですか…」

『もう少し穏便なのも考えてたんですけどね…』

ミヤビ様悲しませる様なの放置して置けない。

お?カオーが兵士達に接触したな…


「おい!お前ら大丈夫か?」

「えと…どなたです?」

「カオー・ガクサ特務曹長だ。特別任務中貴官らがガーディアンドロイドに捕獲されてるのを見掛けて救出に来た。」

「あのドロイド何なんですか?ヘリに飛び乗るわ鉄ゴリラ投げ飛ばすわ…」

「それなんだがな、コース・ケベって博士が作り上げた最新型戦闘用アンドロイドだそうだぞ。少なくとも50馬力は越えてるらしい。」

「あの共和国の悪魔博士ですか?」

「うん…カラミ辺境伯かライン男爵だかの遠い親戚に当たるみたいだな。だからこそあのアンドロイドも貸し出されたそうだ…」


…カオーくん、適当な事言うな。設定覚えにくい!

『グラスさん、鉄ゴリラって何馬力ですか?』

「聞いて笑うな?30馬力だ…」

「あれ?師匠驚いて無いね?」

「レオ坊、そこで遊んでるユニット達は20馬力だ。」

「へ?んじゃ師匠は?」

「おおまかに150馬力以上だな、細かいことは機密だよ?」

「そりゃ共和国に勝てないわ…」

『そうでもないぞ?戦闘機は帝国のワイヴァーンの方が共和国のエース専用機(フェニックス)より3万ほど上だそうだ。』

「15万と12万…有利に思わないけど?」

「レオ坊、出力3万の宇宙艇で12万の戦闘機手玉に取った人が居るぞ?」

「へ~凄いなトップガン。」

『いやあいつらは言うほどの者でもない。』

「まるで師匠が勝ったような言い方だな?え?…まさか…」

『カオー一行退出!レーダー追跡に切り替える。』

「師匠この番号は何?」

『①がカオーで②から⑪が兵士達だね。』

「ヘリと合流するっぽいですなぁ…」

『ここでヘリから攻撃が来れば軍部は敵だと判断できるが…』

「あっさり皆乗りましたね…」

『いや…まだヘリから突き落とすってのが…』

「たまにメチャクチャなものに期待してるなぁ…」

取り敢えずワッチ要員が二人以上欲しいな…

「兄弟呼ぼうか?」

『ありがたいけどカオーが暗殺されたら目撃者になるぞ?トラウマバリバリだぞ?』

「ふむ…怪我人ではいけませんかな?」

『いえモニター見るだけなんで…ただ最低でも中立、できれば辺境伯派閥の人がいいですね。』

「だったら領内の入院患者にワッチ任せれば…彼ら暇もて余してますからね。」

『8時間の時給50ダラー位でいいですかね?』

「30でいいと思いますよ?あまり高いと逆に来ませんし。」

「50ダラーなら俺がやりたい!」

だからオメーは青少年育成条例に引っ掛かる恐れがあるだろうがよ!

「なんですかその条例って?」

別世界での子供を犯罪から遠ざけようキャンペーンです。違反した大人は取り締まれます…大臣宰相であってもね。

「いい事ですなぁ…」

『しかも法律、法規に抵触しない限り領主が自在に発布できる物です。辺境伯領にも1つどうですか?』

「いいですなぁ…1つ議会で作らせてみましょうかねぇ…」

「師匠ロボットなのにやけに悪そうな顔になる時が有るよな?」

「たぶん本性が出るんだろうな…」

「まぁ辺境伯様と二人で楽しそうに…」

「ラインもグラスも手伝ってくれるよな?」

『これは悪を許さない戦いだからねぇ…』

「いや師匠と辺境伯様の顔が怖いんだけど…」


{種撒いてから動かんな…}

そうそう動くか!帝国軍の宰相派も潰して行かにゃならんのに

{そんなのも有るのか?}

なんで新兵が辺境伯邸に派遣されたと思ってるんだよ?小合独りじゃ多正面作戦組まれたらどうしようもできないぞ?まぁその辺はアンドロイド組呼び寄せてからになると思うが…

{一遍敗走させるつもりで居る?}

敗走まではどうだろう?ただ特務巡宙艦のデビューは派手にしようと思う、サルガッソー挟んでの艦隊戦とか…

{技術足りなくても知らんで…}

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