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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
EX 番外編だよ全員集合
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番外編・邪神黙示録 アマテラス対クトゥルー②

「今ミスカトニック大学南極探検同好会では顧問を募集してまして…」

『あれクラブじゃなかったのか…』

「いやいや死者多数で同好会に格下げされまして…」

<そりゃ越冬隊員が全滅すりゃなぁ…>

「おや?あなたもその話をご存知で?」

<なんとなくあなたの正体も解ってるけどね…なんで小合さんがそんなにフレンドリーなのかわからない>

『そう言えば2009年からだったか…』

<外なる神々の中じゃ人間贔屓ではあるがその破滅をほくそ笑む事もある唯一封印を逃れた者。何を考えて今僕らに協力を…>

「あたしこの人に殺されました。」

<へ?>

『生命体の状態なら殺せるのよ。もっともあの時は八岐大…』

{幸治!お父ちゃん捕縛!}

「…なんで息子に縛られてるんですか?」

『子供と嫁に逆らえる親父は居らんわ!』

「まぁあの時はあたし酔っ払ってヒュドラになってましたからねぇ…お詫びにオリハルコンの剣渡しましたよね?」

『草薙の剣と言わんとわからないと思うんだ…んでいつ解いてくれる?』

{スマップはともかく余罪を追及しようと思う、オホゲツヒメと八岐大蛇以外に殺したんは?}

『草薙って元スマップ関係ねーよ!殺したのは100から先は数えちゃいない、主に蚊や蝿だがゴキも結構…』

“馬と女官も殺しとろうに。”

ああ足抜けしたがってた機織り女官と馬の毛皮か…ありゃ黙っといた方がいいな。

[父さん…本当に抜けられません?]

『幸治や、人を縛る時は関節の可動領域を良く考えるんだ。』

<ズボンでも脱ぐようにスルッと…で、家族の団欒で流されそうになりましたがあなたの事です!>

「酔っ払ってヒュドラになって暴れてたら退治されてアザトース様の前で土下座させられました。以後地球にはちょっかい出したら死すらブチ殺すと言われまして…その時旧神のヴォルヴァドスと仲良くなってましたよね?」

『あいつ今ウルトラマンキングと名乗って…』

{克っちゃん、ここで何するんやった?}

『ああクトゥルーの頭を潰せって。』

{それ緑色で目が6個ある10メートル位のタコ?}

『大きさは知らんが記述ではそんな感じ。』

{ほんならそこに来てる奴でええんやね?}

『お?おーおーおー…おりゃぁ!』

ズブッ!殴り付けた場所に腕が埋没する。

<こりゃシーサー連れて来た方が良かったかな?>

{おっさん血ィ飛ばすな!再生して増えよる!}

『ちっこいのは踏み潰せ!潰せるから。

幸治!タコの手はどれか解るか?』

[解りません!どれですか?]

『頭殴って庇いに来た2本が手だ!』

{落語やって遊んでけつかる。}

“何をしとるんじゃ(いまし)らは?”

『おやアマテラス様お久しゅう。』

[こんにちはー!]

“おおぬしらであったか………何をタコと遊んどるのじゃえ?”

『このタコ結構再生力強くて…』

“なんか不味そうなタコじゃのう…毒とか持っとらんかえ?”

『そう言えばその辺どうなのよ?』

「毒は無いと思いますよ?あったらヨハンセンらは生きて居ないかと。」

『全員発狂して死んどろうがね!』

“お?そちも何らかの神格じゃの?”

『アザトースん所のナイアルラトホテップですよ!』

“おおあの寝坊助の所の…お主も大変じゃのう。”

「すすすスサノオさんこちらのお方は?」

『かわいいうちの姉ちゃん!』

“これ!外だけで言わずうちでもそう言えと言っとるじゃろうが!”

「って高天原の主宰神様ですかぁ~!?」

“で、小合よ。あのタコは本当に美味いのかや?”

九頭竜(クトゥルー)って言う人間にとっては災厄の種です。』

“この意地悪っぽいテレパシーもタコから出てるようじゃのう?”

「そう言えばそんなのも持ってましたねぇ…」

“トバーンの民草は大丈夫じゃぞ?妾が妨害念波出しておるからの。それより小合よ、何で神通力使わんのじゃ?”

『しばらく使って無かったら使い方忘れました!』

{アマテラス様がハニワの顔に?}

<元々スサノオが神通力使ったのってクシナダヒメ櫛にするときだけでしょ?>

{次の番外編で来そうやね?}

『そうそう来るか!クシナダ姉妹はみんな送り返したぞ?』

「そうですよ!誰が人間食うんですか!」

[邪神に一番近い連中が何を…]

<神通力 重力渦(グラヴィティヴォルテックス)!>

『ちょっと小さいかな?』

<これが精一杯なんだけど…>

『クー子呼ばない?』

「この島焼け野原になりますよ?」

“おぬしらも慣れとるのか雑談しながら普通に避けとるのう…”

『ほらやっぱりちょっと小さい。』

<あら~すりおろせなかった分は増殖して戻るのか…>

“余裕そうじゃのう…”

『いやいや実はいっぱいいっぱいでして。』

ブラスターもアストラルクラッシャーも効かねーんだもん。

「いっそ海に叩き込みますか?」

[え?こいつ水の邪神じゃ無いんですか?]

「いや沈んだルルイエに封じられてるし、眷属はともかくこいつ自体は水に弱かったかと。」

『おりゃあ!』だっぱ~ん!

[父さん…即海に叩き込みますか普通?]

『幸治!サンダーブレイク!』

[無いもん言うな!]

『神通力 他人変化!這い寄る混沌、10万ボルトだ!』

「ピカピカヂュウ~!」ガラガラバシャーン!

{外道な神通力使いよるなぁ…}

<アマテラス様…スサノオってあれしか使えないんですか?>

“そう言えば他の術つかってるの知らんのう…”

「みんな~!無事かい?」

[アッシャー提督!]

「ケベ!やるぞ!」

「多重電磁牢展開!ターゲットを上陸させるな!」

“おうおうお主らも付き合いの良いことじゃのう。”

「え?アマテラス様降臨されてるの?」

“アッシャーよ、お主の『オーディンくんとアマテラス』じゃがデミウルゴスも出たいとか言ってたんでよしなに頼むぞよ。”

「ははーっ!いたずら坊主的なキャラで宜しいですか?」

“そうじゃの、グノーシスでは悪魔でもあるから小合の言う丸眼鏡の悪魔でも構わんぞよ?”

「ははーっ!ではそのように!印刷出来次第ジョウノさんに送ってもらいます。」

邪魔すんなこの女神…手伝う気無いな…

それならば手伝わせて見せよう不如帰…ふっふっふ

[母さん、父さんが怪しい!]

イメージするのは強い姉…正義の味方…赤と白…いや赤と銀のレオタード…

{克っちゃん?なんかたくらんでへん?}

『当たり、神通力 他人変化!ウルトラガッデスアマテラス!』

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