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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
2 やっと宇宙の艦隊勤務
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いくさじたく②

行く為の心の準備は終わった。

ユニットの整備に取り掛かろう。JUNと忍者には光学迷彩を備え付けガメラのバリアー発生装置を強化、恐らく攻撃担当は主に忍者になるだろう、RPG辺りでの3人パーティーと考えれば良いのだ。

{何しとん?}

忍者は物理兵器でJUNに光学兵器持たせた方が形にはなるかな…

{おーい}

忍者の武器はともかくJUNにはアストラルクラッシャーも持たせたいし…

{よっ…}

んで何で張り扇構えとるんかね我が最愛の妻よ?

{はひ?}

……まだこの手は使えるな…

{何て?}

いやだから何か用事かと。

{ああ、ミヤビちゃんが敵のデーター渡し忘れてたから克っちゃん呼んで来てくれ言うとんやわ。}

ああハイハイ、一応参考資料はもらえるのね…


これが帝国男爵フレイン・キャティ…

{池野めだかがヒトラーのコスプレしてるようなオッサンやな…}

不意討ちで笑わせるんじゃない!…城野さん爆笑しとるやないか!

それと実行部隊の3名…リトル・ローズ女史とボディーガードのシールド・ウォール、科学者のエイトウェーブ・ジョージです

{克っちゃんの犬タウロス改造を急がんと!3悪トリオが出てきてしもた!}

<佳寿子さん!それだとコマロ王子とドンファンファン伯爵が必要になる!>

パパン!

落ち着けヲタク共!

「実際あやつらに味方しておる伯爵や皇子も居るぞよ?」

いやあれ聞いてやってたらタイムカーゴとかジュジャクとか言い出すんで…

{扁平足と言われて逆上する克っちゃんが見たい!}

わがまま言うな!

{ゆきもみたいよな~?}

[たーたん、めっ!]

「おお!ユキハルは凄いのう!お利口じゃのう!」

自慢の息子です。

[あいっ!]

{ノリちゃん、息子旦那に盗られた!}

《出張中に愛想尽かされない様にね…》

{仕事の虫の旦那に息子を盗られた件…}

お前…それ…BLにするなよ…?

{するか!}

<いや幸ちゃんモデルのBLなら意外と…>

ブルータス…お前もか?

「夏のコミケ楽しみですね技官長!」

「ちゃんと売り子もするんだぞアシッド技官!」

まだ半年先…ってかもう原稿描いとるのかあんたら?

「ハイハイ楽し~いコミケの話は邪魔くさ~い仕事の話の後でしなさい!」

「つまり安全にオゴウさんをどうやって送り込みドロンボー一味に接触させるかですね?」

ソアラさん…なんでドロンボーとか…

「博士がゲッターロボの後でヤッターマン上映してたもので。」

{アクダマンとかオジャママンとも言うんやで。}

お前は会議する意志が有るのか?

{今回の会議は、当面の敵艦隊を撃破し帝国本星に到達、宰相の息の根を止めることに有る!}

ああ…やっぱり聞いて無かったか…

「今回は宰相一味に喧嘩売りに行くだけのはずじゃがのう?もちろん始末してくれるならその方がいいぞよ?」

最初に宰相潰すと残った連中が地下に潜る恐れが出てきます。

{さいしょにさいしょうって…駄洒落か?}

すぱこーん!

んな事言っとるから殲滅戦と間違えるんじゃ!

{留守番やさかいええやないか~!}

一番大事な事をやってもらうつもりなんだが無理と判断するしかないか…

{なんやねん?}

この場に居ない発情中学生が居るよな?あいつらをせめて大学生カップルに育てて欲しい。

「それは是非ともお願いしたいわぁ~!」

{なんでウチが?}

この中で既婚者が他に居るか?お前にしかできないプロジェクトだと思ったが…無理なら仕方な…

{やる!ウチに任せて!}

[とーたんじゃまもにょはいじょ?]

しっ…幸治や、そういうのは小声で言うんだよ?

んで話を戻しますがある程度末端を先に叩く、所謂戦術戦になります。戦略的にまず宰相やドロンボー潰すと自由になった中堅や下っ端が勝手に暴れて一般民に被害が出る恐れがある、この目をまずは潰さなきゃいけません。

<ドロンボーで確定なんだ?>

クリーン悪トリオや二束三文トリオじゃ長いから便宜上ね。

{あんたはヤッターキングか?ゼンダライオンか?}

なんでやねん?

「意思の有る移動用メカか…ゾロメカ作成装置組み込むか…」

博士も要らんとこに凝るな!

「本当に民の事を一番に考えていただき感謝致します。」

いえ…末端潰しは辺境伯や近衛兵、軍部にも手伝っていただく形になると思います。必ず暴れますのでその場合の民間人保護をお願いしたいのです。そうさせないように努力しますが…

「じゃが大事にならなければ少々は仕方ないのじゃ…」

ええ、仮に千人の犯罪者を捕まえて犠牲者が1人…これは成功と言えるでしょう。しかしその犠牲者も同じ人間、これを忘れたら俺は虐殺ロボットになるわけです。なんで民間人の保護は帝国側の皆さんにお願いしたいのですが…

「その辺りは任せてたもれ、元々汚れ役を頼みに来たのはこちらなのじゃ。民の心配までしていただき感謝の言葉しかないぞよ。」

あと博士に頼んでいた気絶指輪(スタンリング)ですが…

「もう少し時間が欲しい、今のままじゃ自爆する恐れが有る。」

《弁解は罪悪と…》

待て待てノリちゃん!張り扇しまって!

「当初は電撃だけだったんだがそれじゃミヤビ様が狙われたら危ないんでバリアーの外側に微弱電流流してオーナーの保護もできるように改造中だ。ただ寄った時になぁ…バリアー同士が干渉して微弱電流が爆発するんだよ。本来はその分バリアーのフィールド広げたいんだ。」

オーダー以上の物作ってた…

「面白い博士は凄いんじゃのう…」

「共和国最大の叡智と呼ばれている方ですので。」

「違うよキキョウさん、私は作ってるだけだよ。アイディアをくれるオゴウくんやノマドくんや酒の方が凄いよ。」

どさくさ紛れに飲もうとするなよ…

いっそ鉄の肝臓グリコーゲンXとして…

「第二の怪人の誕生ね。第一は嫉妬マスクで。」

「この間からその嫉妬マスクって何よ?」

博士変身して飛び回ってましたが?

《え?…本当に記憶無いんですか?》

みたいだよ嫉妬マスクレディー。

《一度みっちりと教えましょうか…まず嫉妬神ヤハウェ様のエネルギーで…》

いや設定はいいから…詳しくは工廠内の防犯カメラ見てください。

《あ~!面倒臭くなったな?》

いやもう早く帝国に逃げたいだけなんですが…

{なぁ…ドロンボーの名前って…}

小薔薇(小原乃梨子)・盾壁(たてかべ和也)・八波ジョージ(八奈見乗児)、わかりやすいだろ?

{…こいつらが敵アンドロイドなんか?}

最初そのつもりだったけどどうしようか?こいつらが使ってるアンドロイドが敵ってのもいいかなと…

{なんで?}

45年一緒に居る幼なじみみたいなもんだからかな…

{何にでも情わかすんじゃない!}

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