いくさじたく①
「それでいつ会えます?」
「ノマドくん慌て過ぎ!私も早くミヤビ様に会いたいんだから。」
《皆さん、第2キャビンに移ってもらえます?ちょっと酸素抜きたくなったんで…》
「ノリコ…君のお母さんは泣いてるぞ?」
あの元帥なら笑ってると思う。
「あはははは、やれやれ~!」
ほらな?
{ウチら真空でも行けるんちゃう?}
<冷却水ホースの接続とか心配な部分も有るよ?>
「大丈夫です!新素材のホース使ってます!JUNたんにも今度移植します!」
「あ~、三等技官、自分のでやりなさい。」
「うちのマイちゃんは既に移植済みです!」
…いつの間に…アシッドちゃん…恐ろしい子!
「あたしのアンにも着るもの欲しいな…」
茶色と白のタヌキカラーなら有るよ?
{お腹黒にしたらレッサーパンダカラーやな。}
作れってか?
[神戸~?]
泣いてどうなるのか。
<工廠の門まで…あれ?これ僕ら開け放題なんでは?>
「一応声紋診断もしてますので…」
「宇宙軍に関しては中将以上は余程の事がない限りワード知ってれば開くよ?」
ってことはアルタイルやハイネルも…恐ろしい…
「いや一回一回どこ開けた何調べたって記録されるから。」
そうか…博士名義でエロ本買えないのか…
「私の人格が疑われるような事を…」
《いえ、コースちゃんは学術資料に紛れて買ってますよ?ブラックホール生成資料集に紛れて桃尻お姉さんとか…》
{んじゃウチ『暴君奴隷』と『松茸地獄』}
自分で買え!
「先輩ノリコさんに怒られてるんですか?」
帝国皇女に会いたいとか言うから…
「ああそれは先輩が悪いですね。」
「ノマドくん何を…」
「オゴウさん、次の任務で半年程ノリコさんと出掛けて下さい。」
「いやいやそれは…」
到着してるんだからさっさと降りろ!
「いつ見てもかわいい形じゃのう。」
あらミヤビ様おひさしゅう。
「おおオゴー様、お会いしたかったぞよ。」
こっちが先程の連絡の時の…
「コースケベと申します!」
いや土下座せんでも…あと先代勇者の城野さんと俺の妻の佳寿子です。あっちはコースケベ博士の…
《妻のノリコです!》
「おおあの楽しい人の奥方であったか。妾は第二皇女のミヤビと申す、よしなに頼むぞよ!」
ミヤビ様普通にアンドロイドの手を取って握手しとる…
「オゴー様方の普段の姿がそれかや?小さいのもかわいかったがそれもかっこいいのう。」
「お姫様は人よりサイボーグと共に居られた時間が長いのでございます。」
「うわ!いつの間に?」
ノマドさん気付いて無かったのか…
いや気配消してたけど最初から居たよキキョウさん…
{ああキキョウはんこれ。痛そうな音するけど痛み無いねん、良かったら使うて?}
佳寿子が張り扇渡しとる…
「まぁありがとうございますカヅコさん…あなた着ぐるみ着てらした?」
{うん、あれ本当は探査ユニットやねんけどな…}
「はいは~い厄介ごと済ますから会議室に集合~」
「で、このメイリア・クヮルス中佐を独立遊撃補修部隊副官に任命する…オゴウさん。」
なおミス一回につき24時間の接触厳禁を言い渡す、これは片方がミスすると両名に加算されるので最悪数年会えなくなる可能性も考えに入れるように、なお被害程度また報奨により軽減も有るものとする。
「ちなみにオゴウさんが艦長で技術部長がコースちゃんだから実質現在一番下っぱよ。艦が完成したら増員するからね?」
「妾たちはここに立ち会ってよかったのかえ?」
まずあなた方にユニットをお渡しします。これはいつ如何なる時でもあなた方をお守りします。メイリアさん、そちらへ…
「死ねや!」
ズガガガガガガ!博士の持つ連射ブラスターが吼える!
「このようにブラスター位なら傷も付きません。」
「先に言え!チビったらどうするつもりだ!」
え?博士許可取ったんじゃ無かったの?
「そのバリアシステム、元々はノマドくんの考案だよ?」
「ああっ、ノマド博士…あなたの愛が私を護ってくれました!」
「メイリアさん!当然の事です!」
あんたプルトニウムコップ一杯残すとか言ってなかったか?
「亡命された場合、帝国側の方々は彼らの下に付いていただく形になります。ただおおっぴらにしないで帝国に帰りたくなれば帰れる様にするつもりです。今回はお試し期間、故に間違って怪我しないためのユニットです。」
「妾カヅコ様に似たこれがいいのう。」
「では私はこの白いので。」
吹雪マーク2と舞月マーク2か…
「ところで服はどうすれば?」
「市販の人形用推奨ですが自作も可能です…例えば…」
ELFがセーラー服着て出てきたよ…城野さん…あれは?
<あそこまで完璧に作るとは…>
やっぱりあんたか!
ラインは武士型紅丸、グラスは兵士型ゼルノン、キョウスキーは騎士型サイフォーンを選んだ。
あとは彼女にAIを載せてもらってください…ソアラさん頼みます。
「はい了解…まずミヤビ様、どんな性格にします?」
「オゴウくん…ちょっと来てくれるかな?」
なんです博士?
「敵が私のコンピューターで在るならこれを使ってもらいたい。
名付けてアストラルクラッシャー、人間には無害だけどコンピューターに憑依してる霊には効くはず、ただオゴウくんやジョウノくんにも効いてしまう可能性が有るんだ…」
これ右手の指に仕込めませんか?
「できるよ。懐中電灯にして対戦時のみアストラルクラッシャーとしての使用も可能だよ。」
それでお願いします。
「相手に0.5秒照射したら相手コンピューターまで破壊するよ。理論上は霊体は触れれば消し飛ぶはずだけど実験できないから…私の作品がすまない…」
例えば俺の子が敵に拐われて洗脳されたとして、博士は俺を責めますか?
「いいや、そんなことは起きないと思うし万が一でも責めはしないよ。」
盗まれて違法コピーされたコンピューターってそんなもんでしょう?それよりシーサーと仔猫男お願いします。
「ところでいつ仔猫男の艦長室に行くのかや?」
「ミヤビ様いつの間に?」
アストラルクラッシャー仕込んでる間に入ってきてたよ?私の作品がすまない辺りだったかな。
「気配の消しかたはキキョウに教わったのじゃ。」
何教えてんだあのメイド…
{あの皇女いちいち気配消しとんか?}
暗殺されない様に皇家の作法として教えられとるからな
{ロボットの手を握ったとか有るのは?}
アンドロイド組が握手してる描写は無かっただろ?この世界表面化はしてないけど機械に忌避感持ってる人間が多いんだよ、博士もアッシャー達にサイボーグ(ベースは人間)と言ってるし。ただ皇女はそれが全くない。あとグラスリッドは片手サイボーグ化してるよ。事故で左手失ってるんだ、外から見分け付かないけどな。
{博士がメイリアに死ねやとか言うとるが?}
ありゃ酩酊撤廃錠の逆恨みとこれからもノマドをぽんこつにするであろう怒りで別にそこまで嫌ってる訳では無いよ?帝国のメンツはどう思ってるか知らないけど




