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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
2 やっと宇宙の艦隊勤務
32/258

腐れ縁の仲間たち

緊急事態が発生したからにはとりあえず乗客を届けなきゃいけない。

とりあえず元帥、参謀長、メイリアはこのまま下ろし…

「申し訳有りませんノマド博士…私の休暇は終わった様です…」

「メイリア艦長!また会えます!それまではユニットで…」

「さっさと行けお前は!」

蹴り落としてやるなよ博士…

「ケベ…お前結構ムチャクチャすんのな…」

「こんなコース博士ならオゴウさんが殺そうとしても…」

「嗤いながら酩酊撤廃錠(よいざまし)放り込まれたら悪魔にでもなる!」

逆恨みだった。

ライカちゃんを送り届けると提督のご両親が居られたので挨拶を…イセ神宮に行ってきたと言うと驚いてたな…次の機会は是非ご一緒に。

で、軌道上に帰ってくると…まだ居たよ破壊の女神(ディスノミア)

後は提督とエリナ艦長送ったら博士連中置いて出発かぁ…

「もうちょっと時間もらうよ?」

え?何ですか博士?

「君たちの素体の強化改造だよ?」

…さも当然のように…

「リミッター解除したらフレーム折れる可能性在るまでパワーアップされてますが?」

「馬力でなく武装、防御方面でね。向こうがどれだけ切羽詰まってるかにも依るけど、バリアジェネレータとブラスターの強化、サブウェポンにパルスレーザー。手持ちにソード位は準備したいね。」

人型兵器廠か俺は?

「後はトランスミッターでいつでも魂キャッチできるようにしとくから…無理しちゃいけないよ?」

ああ博士なりに心配してくれてるのか…なら…

博士、今度の敵は博士の過去の亡霊です。

「え?私の高校時代のコンピューターなのかい?」

ええ、盗み出したのはジムグルー、聞き覚えは?

「ノマドくんの友人に居たような…」

結構絡んで来てますよ?ポッド盗んだのもそうだし城野さん誘拐しようと岩戸の中まで付いて来てたし。ああ提督も岩戸の中で会ってたな…

「アッシャーが?ならあいつが考えて言ってないだけだね。あるいは忘れ去ってるか…」

「オゴー様!居られるかや?」

え?ミヤビ様?なんで?

「元帥殿にユニット借りたのじゃ!これ便利でかわいいのう。」

「美しいのじゃロリの気配!」

博士…凄いな声だけで…

「のじゃろりとはなんじゃ?」

「やんごとなきお姫様という意味でございます。」

「そなたはオゴー様のご友人かえ?」

「ははー、コースケベと申す一介の技官にございます。」

博士、思いっきり平伏しとる…

「楽しそうなお方じゃのう、会える日を楽しみにしておるぞよ。ではオゴー様、またのう。」

「オゴウくん!あの娘どんな娘?」

こんな娘。メモリー投影開始!

帝国第二皇女ミヤビと申す、よしなに頼みまする。

「うわ~こんな子が存在するとは…」

あんたやっぱりロリコンか。

{高校時代にロリエロ漫画雑誌買ってた奴が何を言うとる…}

「同志!」

放してくれ~!俺は無実だぁ~!

{いやそろそろナギヤやで?}

ハイハイジャンプアウト、世界樹(リンデンバウム)サーチ。

提督とエリナ艦長降ろして、やっと別動隊メンバーだけになった。

言うなれば運命共同体、互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う。

一人が五人のために、五人が一人の為に、だからこそ戦場で生きられる。

分隊は兄弟、分隊は家族。嘘を言うなっ! 猜疑に歪んだ暗い瞳がせせら嗤う。

無能!怯懦!虚偽!杜撰!どれひとつとっても戦場では命取りとなる。

それらを纏めて無謀で括る。誰が仕組んだ地獄やら、兄弟家族が笑わせる。

お前も!お前も!!お前も!!!だからこそ、俺のために死ね!

俺達は、何の為に集められたのか?

{何言うとんねん?}

2009年ボトムズペールゼンファイルの予告。

<21世紀にボトムズ生き残ったんだ!>

「と言うか味方なのか敵なのか…」

あれ?ノマドさんは?

「3日ほど使い物にならないと思いますよ?」

「で、メイリアさん与えておくとずっと使い物になりません。」

アシッドちゃんもソアラさんもそういう意見なのか…

「酩酊撤廃錠が効けばなぁ…」

博士よっぽど嫌いなのねあの薬…

{元帥より入電、メイリアが役にたたないわ!}

「二人どっかに隔離しとくかな…二人共あれがなければ腕のいい技官と艦乗りなんだが…」

んじゃいっそメイリアさん引き取れば?

「二人揃うと二人共にぽんこつになるから…」

そこでペナルティ、ミス一回につき1日会わせない、相互位置確認はユニットミャオチャオとパーティアに管理させて5メートル以内に近付けさせないとか…駄目か?

「悪魔的天才が居た…」

アシッドちゃん…

「カヅコさん!オゴウさんって悪魔ですか?」

{ソアラはん、昔赤い糸切りって呼ばれてたで?}

とりあえず元帥に意見を具申すると…

「面白そうね!一口乗るわ!」

「叔母さん本音は?」

「邪魔で鬱陶しいから押し付けたい!」

でも戦艦の艦長から特殊任務艦の副長って左遷なんじゃ?

「モノにも依るけどキャリアが傷付くような物でも無いわ。提督が不倫して機関長落ちとか有るもの。」

「アッシャーの奴そんなことを?」

「コースちゃん!友達を陥れないの!前第6艦隊の提督よ。」

「ああロック・サイドマウント元中将。」

「今は中佐なんで注意するように!んじゃナミハヤ工廠で辞令出すわね。」

「叔母さん…よっぽど早く厄介払いしたかったんだな…」

ノマドさん、聞いてました?

「僕は今胸に大穴が開いてます。」

博士、お願いできますか?まずペナルティの方から話してください。

「ハイハ~イ、そんなノマドくんにビッグサプライズだ!詳しくは中で話そうか。」

5分経って…

「ありがとうございます!一生付いて行きます!」

「それ迷惑じゃないかなぁ…」

「あ!技官長もそう思います?」

実はこのペナルティ軽いもんじゃ無くてどちらかがミスすると2人の連帯責任になるんだけど…わかってる?

「同じ空気吸えるだけでも充分です!」

まぁできるだけミスしないでくれたら…あと博士の酩酊撤廃錠係も欲しかったし

「オゴウくん…私だけ風当たりきつくない?」

<一人が五人のために、五人が一人の為に、だからこそ研究室で生きられる。

技官は兄弟、技官は家族。嘘を言うなっ! 猜疑に歪んだ暗い瞳がせせら嗤う。

無能!怠慢!虚偽!杜撰!どれひとつとっても実験では命取りとなる。

それらを纏めて恋愛で括る。誰が仕組んだ地獄やら、兄弟家族が笑わせる。>

「え?それ何なんです?」

「新しい異世界法典、ノマドくんが落ち込んでる間にオゴウくんが発表した。」

{降格された人の名前が…}

横山ロックなんぞ居なかったと思うが?

{いや昔の大阪知事…}

気の所為や!

{あ…はい…と言うかペールゼンファイルの予告…}

最後城野に言わせたかったが95年に無かったから説明させた

{5人ってメイリア入ってるん?}

まぁ1人だけ技官じゃないけど叔父も恋人も居るからすぐ染まるでしょ

もうすぐアンドロイド勢帝国行きだし

{あぁそれ決定事項なんや…}

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