帝国からのメッセージ
伊勢を出ました。
伊勢自動車道から伊勢湾岸道路を抜けて名神へ…
{何をブツブツ言うとんねんな?}
「神様評判記暴れん坊アマテラス様とかどうだろう?」
{ロングジャンプ中にネタ考えてけつかる!}
神様物とユニット冒険記と提督と城野さんので行けるか…少々のページ増減は俺が何とかするとして…
<二人で提督カバーする形ですから大丈夫ですよ。神様物僕が描きますから。>
そう言えば城野さん経験者だったな…一番の問題は提督か…
{今、提督とエリナ艦長、アシッドはん、ソアラはんが第二キャビンで描いとるで?}
最悪艦長や提督はイラスト1枚でもいい、宇宙軍幹部が参加した事に意味が有る!
{悪徳同人屋の顔しとる…}
佳寿ちゃん…昔レモンピープルと言う雑誌が有った…吾妻ひでお先生ファンの俺はもちろん買っていた…ただ表紙にはでかでかと名前があるのに中はピンナップ1枚だった…
<あの頃のロリコン漫画雑誌ってそんなもんだよね…>
しかも当時俺は高校生だった…
{やかまし!宇宙空間で昔のエロ本あるあるすんな!}
こんな話してたら帝国も攻撃して来ないって寸法よ。
{そのココロは?}
ショッカーは変身中のライダーを狙わない!
<小合さん…何回か狙って返り討ちに遭ってます…>
とか言ってる間にジャンプアウトのタイミングだ。
次の停車駅は~メーテル、惑星メーテル、機械化母星メーテルでございます。
<なんで君と同じ名前なんだ!>
{今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今、万感の思いを込めて汽車が往く。}
《お迎えの宇宙海賊が参っております。》
{慣性力キャンセラーミドルレンジへ。}
さてどう出るかな?
{入電、あ、ごめんなさい。すぐ退きます。}
「打電、何か有ったんですか?何なら手伝いますよ?」
{入電、ありがとうございます、どうも帝国のスパイっぽいのが居たんで囲ったものの俺たちも軍は苦手なんで。}
「打電、了解しました。こちら第15艦隊客員技官小合克己、御協力感謝致します。」
{入電、えっ?スケルトンのチンピラ共を一網打尽にした?そうであればありがとうございます。}
「打電、嫌われてるかと思いましたが?」
{入電、あいつらは殺しまでする跳ね返りで正統派海賊からも嫌われてたんです。}
ああこの人ら私掠船団なのか…
「あなたたち、私掠免許の更新は早めにね?」
{入電、クヮルス元帥?これが直接通信って奴ですか?}
「ああ聞こえるから返信はいいわよ?あとこの船、フェニックスとやりあって勝ったりするからからかっちゃダメよぉ~。」
「わかりやした!それじゃ失礼させていただきやす!」
{直接通信やと荒くれ者っぽい言い方やってんな…}
「今度から困ったら第1艦隊か第15艦隊に言いなさいね~。」
で、ハイエースっぽい宇宙艇が残された。
さて、帝国艇帝国艇聞こえますか?こちら共和国第15艦隊客員技官小合克己です。抵抗しないでいただけると助かります。
{入電、こちら帝国汎用艇、仔竜、武装は有りません。亡命希望です。こちらは上級近衛兵ライン・カルリシアン以下5名です。}
「面倒な事になったわね…カヅちゃん、第1艦隊に連絡、破壊の女神だけ最大船速で首都星衛星軌道に至急来られたし。」
{破壊の女神より入電、了解、ワープ使います。}
「ワープ許可、座標送る。 …なんでピンポイントであたしの前に…」
「神々の祝福じゃないですかねぇ…母さんにもっと働けと…」
「メイリア、移籍願は却下するから。」
「愛し合う二人は魔女に別れさせられるのでした…」
{そこで勇者は愛し合う二人を切り捨てて…}
<佳寿子さん!僕やらないからね?>
「ごめんなさい。移動式喫茶店がもうすぐ来ますのでしばらくお待ち下さい。こちらはナイトヮ・クヮルス以下3名がお迎えに参ります。」
「アンドロイド組はユニットに憑依して行こうか。」
{全く信用してないのはわかった。}
《電波並びに通信波漏洩無し。》
{破壊の女神到着、メイリアはん出番。}
「第二格納庫解放!トラクタービーコンドラゴネットに照射!オゴウさんは適当な場所に置いて?」
元帥、あの二人の恋愛破壊請け負います。
「「何故?」」
その方が面白いかな~と思っただけで別に偽物に分解されかけたとかその辺に停めとけとかに思うことは無いので。
「まぁ本気で思うところ有ったら縮退炉吹っ飛ばすでしょうし。」
「「「「「「そんなことしたのか…」」」」」」
してないしてない。
{ただの未遂やね。}
ごめんねライカちゃん、おっさんたちちょっとお仕事入っちゃった。内容はテンで聞けるからね?
「気を付けて…」
「お待たせ致しました、共和国宇宙軍元帥、ナイトヮ・クヮルスです。」
「同参謀長、ハイアット・クライスです。」
「同第15艦隊提督、アッシャー・ホワイトです。」
提督の胸ポケットから出て相手をスキャン、軍人2人文官1人メイドにライカ位の女の子か…ん?軍人1人武器が起動中か…
「帝国上級近衛兵ライン・カルリシアンです。ご迷惑をおかけします。」
「帝国宇宙軍空間騎兵隊長グラス・リッドです、よろしくお願いいたします」
「帝国辺境伯キョウスキー・カラミです、お邪魔致します。」
「帝国第二皇女ミヤビと申す、よしなに頼みまする。」
「皇女付きメイドのキキョウ・キリガクレでございます。」
「本来であればミヤビ様以下5名と名乗る所ではありますが誠に申し訳なく…」
グラスさん、銃がライブなのは何か意味が?
「え?は…いや失礼致しました。慌ててホルスターに入れましたもので…」
「そなたなのかえ?」
わたしはガメラと申すただの怪獣人形ですが?
{ドアホウ!}
ぱぁん!
あ…佳寿子の奴人形サイズの張り扇作ってやがった…
「そなたが2代目勇者オゴーカツミ様なのかえ?」
はぁ…初代も居ますが?
<初代の城野です。はじめまして。>
「お願いじゃ!ニセ勇者から帝国を救ってくださらんか?」
………はえ?
「お姫様!それでは伝わりませぬ!」
ぱしん!
……今皇女の頭叩いたぞこのメイド?
「失礼致しました、私からご説明させていただきます。あれは昨年の2月頃でございました…」
要約するとオーディン様が夢枕に立って帝国のガンの説明をしたこと、俺がこっちに渡って来るからそれとなく小型空母を渡すこと、今年の1月2日にここに来れば会えること等を神託したようだ。
「嘘じゃと思うなら仔猫男艦長室の額の裏にその内容を書いた紙が張り付けてあるぞよ?」
お姫様も楽しんでるだろこれ…
{あれ?新章突入?}
いやトラブルの種が来ただけ
これから準備して新章に…
{やっぱりきっかけやったか!もうちょっとさりげなく伏線にするとか…無理やね?}
本当に成仏させたろかい!
{あのメイドは何だ?}
第一皇女説、入れ替わった皇女説、天才軍人説、
アマテラス様降臨説と色々在るが?
{酔っ払い説に1票}
そりゃケベ博士だ




