新しい機体とユニットと
入院中筆が進んだので連続投稿させていただきます
《カツミさんの記憶スキャンは終わりました。気楽に過ごして下さいね。》
「外部調査ユニットを作りたいんですが…」
《それではこちらの廃材置き場の物なら自由にお使いいただいて大丈夫ですよ。》
あれ?なんだあの大砲?
「…マザー、あの大砲っぽい物は何ですか?」
《現行の大型荷電粒子砲です。使いますか?》
「…いえ武装は必要ないので…」
武器でも勝手に使えってか…マジ大砲だったのには驚いたけど。しかし今は人型小型素体だ。
しかも性格と口調に難が有るとは言えあの声なら作らねばなるまい…大波デジタルエンターテイメント製バトルゴッデス忍者型の吹雪を!
{誰が性格に問題が有るって?}
「カヅちゃん。」
{おおきに、後で泣かす!}
性格設定破綻してないか?最初から変わりすぎだろ?
{ネコ5枚目を脱衣。匂い嗅ぐ?}
「済まないが下着以外に興味は無い。」
「AI用の下着か…考えてみよう。」
{お父ちゃん!要らんことせんで!}
ああマスオさんってこんな感じなのか…
「いやオゴウくんが何か探してると聞いて…」
「15センチ位の人型素体ありませんか?青目水色髪でケモミミが付いてたらベスト。カヅちゃんと常時接続が望ましいんですが。」
「明日まで待ってください!最高の素体を用意しますよ!」
{ヤマオカはん…}
疲れるから小芝居やめて?
「ところでボディー決めた?」
「いざ自分の形って決めにくいですね、ピカピカの最新型かいぶし銀の旧型名機か…」
{バル○リーはあかんの?}
「変形機能は別にいいです。」
「ロボット形態をマジ○ガーZにでもできるけど?」
「いやコックピット思い切り移動してますよね?」
「んじゃゲッ○ーはどうだろう?」
「一番好きなゲ○ター3になれるなら。」
{な?気が合うと思うてたんや。}
「変形合体は男のロマンだぞ?」
「それが自分でなきゃ賛成するんですけどねぇ…」
「何故そこまで嫌うのかねぇ?」
「超ロボット生命体と呼ばれたくないから!」
「んじゃ最初はミリタリーチェイサー改にでもしとくか」
「不穏な文字が付いてますが?」
「ちょっとエンジンとミサイルとパルスレーザー弄ったから。」
「んじゃそれで!」
「あと注文の人形素体ね。一応耐水耐宇宙にしたけど。」
「ありがとう博士!これでスパイユニット作れる!」
「見せてもらってていいかな?」
「どうぞ。マザー、マジックハンド貸して?」
「「さぁ組まれたままの姿をおじさんに見せてごらん?」」
{マザー!ハモってる!}
《来るべくして来たのねぇ…》
放射能、赤外線探知ユニットを仕込んで外部接続ハンガーを移植…武装は専用のミニレーザーや刃物を後で用意して…最後に灰色と白のフェイクファーで作った銀ギツネの着ぐるみ着せて完成。尻尾は小物入れにしとこうか。
「これは…」
「そう言えば博士、この素体って流通してるんですか?」
「うん模型店で。」
あんのかよ模型店!行ってみたいわ!
「しかしあれがリユーザブルゾンデになるとは…」
{おっさん最初から探査プローブって言うとったなぁ…}
「カヅちゃん操縦!」
{あいあ~い}
人形は肘を曲げて腕を張る…マ○ンガーZか!
3歩程歩いてダッシュ…てててって音が聞こえる様だ。
{おっさんすごい!これ売れる!}
売ってどうする?
「いやはや…こういう使い方するとはね…特許どうする?」
「博士取っといてください。ついでに博士用にボディーガード作りますか?操縦はマザーで…」
「わかった!持って来る!」
《ああ…外を出歩けるなんて…》
ずっと動けなかっただろうからなぁ…
《これでプロフェッサーが軍事務所で迷子になるの防げるわ!》
…あれ?
持ってきた人形は金髪巨乳のエルフ風だった…白いビキニに緑の革鎧でいいかな?ナビゲーションと防衛機能を組み込んで武器は爪楊枝の弓…あ、コンセントに繋ぐ非接触式充電器も作らないと…
{ウチのがJudge of Unknown Negotiatar(不明を判定する交渉人)でJUN}
《私のがExperience and Location Fairly(実験と位置の妖精)でELF》
「こっちも来たぞ~!」
見慣れたミリタリーチェイサーじゃなくサンダーバードの会社が作った謎の円盤UFOがあった…
「…これですか?」
「インターセプターにしようかとも思ったけどあれミサイル一本しか装備できないからね。」
この人プラモ感覚で乗り物作ってる…
「出力は3万、パルスレーザーガトリングとミサイルファランクスを取り付けてみました。外装の変更は装甲の30%アップ、外に張り出した太陽電池パネルはパルスレーザーガトリング兼用だよ。コードは試作チェイサー9961。」
{何で9961ばっかりなん?}
「私の番号だからね、私の作った物は最初全てに9961がつく。」
「だ~れが殺したクックロビンで9961かと思ってた。」
{ウチも。ところでクックロビンて何?(カツミの記憶検索中…)なんか素晴らしい物が出た!}
《パタリ○ねぇ…でも同性愛はいけないと思うの非生産的で。》
そう言えばまだマザーと繋がったままだった。
「ELFの水中用ユニットとJUNの宇宙用ユニットも作らないとなぁ…」
{無重力でもがいてるのもかわいいで?}
かわいがるのに作ったんじゃないんだけどな…
2体の人形は泳ぐ様に空間を移動していた…お前ら磁力靴どうした?というか動かしてるのマザーとカヅコなんだよな…遊びすぎだろ?
「ELFはともかくJUNはチェイサーに格納庫が有るよ?」
「いつの間に?」
「物自体は去年から作ってたんだ、異世界法典って昔の転生者が書いた本にUFOの記述が有るからね。」
そんなのも在るのか…
「ただ検閲の入ってる箇所も多くてね…一番は異世界の終末部分かな。」
「もしかして1999の年7の月空から恐怖の大王が降って来るって記述なら外れましたよ?俺2020年の記憶有るから。」
《そんな…》
図星だったようだ。ってか異世界法典ってそれラノベかなんかじゃないのか?
「あのパスワードも隠された部分なんだ。」
昭和枯れすすきの何が検閲対象になったんだか…?
いや馬鹿馬鹿しくて削除されただけか?
大阪ローカルのレジャービルのCMとか有ったしな。
それより早く組み込んでくれよ…
外部探査ユニットたちは武装○姫モチーフです
{ウチの声が福井さん似の時点でフ〇キ出すと思とったし}
うんそうだね
{…文句言わんし肯定…麻酔効きすぎかな?}
諦めたんじゃアホウ
本人が外出できないと主人公たちも出歩かなくなってしまいました…これはいけない…
{鹵獲した航空母艦どうするのよ?}
名前変えてそのうち出す予定、ガンメタが白に黒ラインになる予定
{色指定なかったやんか}
あ…次回から第1章まさか宇宙の救急車?になります
{誤魔化しよった…}
あと英語で適当なことを言ってますが名前ありきのめちゃくちゃなんでこの訳は違うとか悩まないでください
{きちんと書け}
無理言うなアホに向かって
{認めるな!}