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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
257/258

コンスタンティン救助

 『太陽が眩しいなぁ……』

{丸二日間迷宮の底に居ったからなぁ。}

「途中で0号さん逃げようとしたの何だったんです?」

『さすがワーナーブラザースだな、あっさり捕まるとは思わなかった。

ダンジョンエクスプローラーは伊達じゃないんだなぁ。』

{ヒュード、おっさん話誤魔化そうとしとる!}

「会いたくない人が居たんだろう。

JUNちゃんが揶揄いモードに入ってるからな。」

{とあるラミアの首切って中に石入れた上で蘇らせたんや。

極悪人やでこのオヤジ。}

「あの~、JUNちゃん、あまりムチャクチャ言わない方が……」

『事実ですよそれ。

実際にはそうする事でしかとある災害を防げなかった理由も有るんですが……』

〈ドリルプレッシャーパーンチ!〉

『城野さんいい加減出てきてもらえません?』

〈勿体ないけど……また会おうグレート!〉

『ただの土塊だからねそれ?』

「ご苦労様でしたな共和国准将閣下。

……この檻は?」

『作業中の侵入者ですよ?』

「ではギルドに引き渡し……」

『すいませんねぇ、彼らは隷属魔法で我々の下僕になってもらいました。

ねぇニコル、ユージン、ドミトリ?』

「「「はい、我々はクランミーンマシンの所有物です。」」」

『詳しい説明は明日しますよ。

3人を早く休めたいので。

UFO起動、ハッチオープン。

さぁみんな乗って。』

〈ああ……僕のグレートマジンガー……〉

{もう泥やというのに……顔残ってるから猿の惑星ごっこできるな。}

『グレートマジンガーですんな。

UFOフルステルス!ニコルさん家はどこ?』

「え?なんで?」

{コンスタンティンくんの病気まず診やなどんならん。

クリム汁は売るほど有るから気にすんな。}

「クリム汁?」

「こっちのクリムちゃんが合成したエリクサーだ。

帝国じゃ量産されてんだぜ?」

{ほんでおっさん隷属魔法とか言うとったんは?}

『実際最弱のにかかってもらってる。

嫌なら拒否できるレベルの奴。』

{あのおっさんはみんなの敵なんで寝てる時にでも首切って欲しい。}

「何言ってんですか?」

{おっさん魔法は失敗や!}

『何を考えとんじゃお前は?』

{いろんなこと。}

「あれがこの宇宙一邪悪なナビゲーターだ。」

「見た目可愛いけどなぁ……」

「あの子のおかげで子供に怖がられてたドラッチが子供達に人気になってるんだぜ?」

{そう言われるならオーロッカスはんもキャラ作ろうか?}

「兄ちゃん墓穴掘ったね。」

{ゴンザはんはもう出演しとるんで。

さんすう時間にヒュードの間違い訂正する役な?}

「何が起こってるんだ?」

『ああそりゃこれ見てもらえれば……』


モニターにデフォルメされたヒュードが写る


「JUN先生、子供達にケーキ配りたいんだが子供達8人なのにケーキ7つしかねぇんだよ。」

{わしとヒュードで3つ食べてから残りを半分に……}


ふよふよとアニメアマテラス(アニテラス)登場。


「ドアホウ!その残り3つのうち2つを4つに切るのじゃ!

そして残り1つを妾の供物に……」


ダンダンダンダンダン!

マシンガンを撃ちながらゴンザレスが現れる。


「女神様、最後の1つを8つに切ったら子供達に7/8ずつ配れるでしょう!いいですか?

まずは子供達が8人居るんで並んでもらいます。

次にケーキを……」

「帝国勇者様!これ何ですか?」

『学校に行けない子供達の為今の母艦(アヴェンジャー)で流してる子供向け番組ですよ。

皆さんも移住しませんか?』

{移住する場合おっさんは樫の木モックと呼ばれとるので……}

『呼ばれとらんわ!』

「移住って私らもいいんですか?」

『今回の件で連邦ギルド本部はあなた方の口を封じる可能性があります。

今回の件の黒幕は誰でした?』

「本部グランドマスター補佐のリェスズミヤーですが……」

『ハイドラとリェスズミヤー、恐らくは水蛇と木蛇だろう。』

{八岐大蛇アホばっかりなん何とかならんか?}

『まだ金風精神が残っとるのに。』

{住所あっこのはずなんやけどな……}

『どうした?』

{忍者っぽいのが5人ほど家の周り彷徨いとる。}

『フルステルス解除!サーチライト照射!

外部スピーカーON!動いたら敵と見做すぞそこの黒装束!』

「散!」

『スタンボルト!』

{全弾命中!あいつら痺れとる。}

『もしもし~、小合ですがすまないけどドギーとクロコ来て?ドギー機ゴンドラ装備でよろしく~。』

「子供乗せるんですか?」

『いや麻痺した襲撃犯。』


ドギーとクロコは5分で飛んできた。


『緊急発進せんで良かったのに。』

「あ~っ!もう!」

『ドギーさんご機嫌斜めですね?』

「艦長、何でもトラブル拾って来るんじゃありません!」

『いや向こうから克己くんあそぼって。』

「小官は何ゆえに?」

『クロコくんは新しいお客様乗せて欲しい。

連邦中央ギルドに狙われてるんだ。』

「了解です!」

『さてニコルさんはコンスタンティンくんとお母さん、ユージンさんはお父さん、デミトリさんは単独でいいのかい?』

「「「お願いします!」」」


彼らはクランハウスで生活しており家の中にはコンスタンティンとその母親並びにユージンの父親しか居なかった。

アサッシン達は家に入る前に無力化されたのである。


コンスタンティンの病状ではあるが魔素濃密地帯に子供の頃迷い込んだが故の魔石生成症であり外科手術が必要でエリクサーなど服用すると悪化の一途を辿るが……とりあえずアヴェンジャーに戻れば小合でも手術できると知ってクランハウスの住民達は喜んだ。


{でもな、今アヴェンジャーにコンスタンとコンスタンティン居るやろ……ややこしない?}

『最悪コンスタンとティンになるんじゃないか?』

{渾名はちんちんにならん?}

『要らんこと考えてんじゃない!』


実際にはコンとティンになるのではあるが……

 {なんでギリギリになるんじゃ?}

一生懸命書いてるのにおかしいね?

{先週と言いこのオヤジは……}

先週は誠に申し訳ありませんでした。

{エアコン買おうや……}

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