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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
252/258

ラミアの女王はあいつか?

 『さてアイオーンくん、オーディーン並びにデミウルゴスの神からのお仕置きは如何だったかね?』

“何故私だけがこの様な……”

『理由は簡単だ。

おまえ人の嫁の裸見て何喜んでんだ?』

“他者変化!他者変化!”

『神通力、他者変化……田縣神社豊年祭御神体像!

しばらくその姿で反省しなさい。』

“うわ……木彫りの巨大なちんこになった……”

“そりゃスサノオが30年から会えなかった(ウズメ)の入浴見て喜んどったんじゃからのう。”

“おでんが煽ってたのこれか……”

{ちなみにおでんはんの嫁はんである女神フリッグはんもしっかり映っとったから二人共怒髪衝天状態やろなぁ。}

“JUNちゃんは?”

{わし一応女神の端くれなんで許されてると思うわ。}

“女神が子連れで女風呂ってのもよくあるしのう。”

{あれ?男神はいつまで女湯入れるん?}

〈キミはさっさとダンジョンコア直しなさい。〉

“今は肉体年齢が10歳までだったと思うよ。”

“ゼウスのど助平がすぐに女湯に乱入しよったでのう。

最終的に裸苦転血が女湯ガードしてたんじゃ。

裸苦転血の通称もその時からじゃろう?”

『裸体を見んと欲する者、苦しみで転がりながら血に溺れろ。

女湯のガードにはなかなかのインパクトだろう?』

{ヘラはん怒らんかったん?}

『4回目位で文句言いに来たが証拠出したらこれでやれって折伏刀渡されたぞ?』

“あの木刀そんな名前が……”

『効能は毘沙門の矛と同じだったな。ユグドラシルの若枝を魔法処理して作ってあった。』

{よし、魔素バイパス設置完了。後は?}

“中央演算装置内のBUG取って再起動だけだよ。

モード2でやれば洞窟内の変動は起きないから。”

{世界の美女神官能入浴写真集は?}

『消しちまえそんなもん。』

{アイオーン泣いてない?}

“うわ汚っ!先から液体出てる!”

『ああ単に出る穴無いから涙もヨダレも鼻水もそこから出るのよ。』

“風邪ひかせてみよう。”

“ふむ……スサノオ、杉の花粉無いかのう?”

『無理に鼻水出させようとすんな!』

{一応バックアップは取ったから。

んじゃデフラグするよ~。ポチッと。}

““あああ!女神達の入浴シーンが……””

『お前らもかい!』

“小合、なんでお主そんなに枯れとるんじゃ?”

『エロボットなんか何処に需要が有るか。』

“城野さん、あなたの弟分について……”

〈性器自体無いのにどうするんですか?〉

「この体だとポルノ雑誌見ても犬や猫が交尾してるの見るのと変わらねぇしな。」

「ドラッチ……三度の飯より娼館が好きだったお前が……」

「ナニがねぇしどうしようもねぇわな。」

“近所に陰間茶屋有りますよ?”

{デミグラスはん、おっさんそっちの道に誘導するなら

コマンドCogito ergo sum 発動させるで?}

“なんでそのコマンドに気付いたの?”

「0号、JUNの奴何言ってんだ?」

『ダンジョンコアに自我を持たせて一つの生命体とする最終命令だ。』

「あっさり言ってるけど?」

『怖いのは生命体化したダンジョンがどう育つか解らないんだよ。

上手くモンスターと仲良くやってくれりゃ良いけど最悪グレたらその惑星は不毛の土地となる。』

「思ってたより恐ろしい物付けてやがった。」

『更に八岐大蛇の地面竜と同化してたんだ。9割9分人類の敵になると思うぞ。』

「JUN、いい子だからそれ入力すんなよ?」

{ヒュード、この地の神になれるで?}

「誰も居ない土地の神になって何が嬉しいか!

ってよく今まで入力した奴居なかったな。」

『隠し命令なんだ。

ダンジョンボス倒して褒美を選べってなったときに

「我思う故に我有り」とか言わねぇだろ?』

{おっさん並の変人ならワンチャンあるやろ?}

「0号並の変人がそうそう居てたまるか!」

{結構町内のゴミ箱浚えたら底に1匹2匹は居りそうやけど?}

『JUN太、お前ゴキブリの肩でドローン捕まえたりしてたのか?』

{おっさんゴキブリやったん?}

最終コマンド(コギト・エルゴ・スム)入れてもJUN横に置いてたら平気な気がする。」

『途中で飽きてどっか行くに100ダラー!』

〈最初から居着こうとしないに一万イェン!〉

{なんか失礼な事言われてる気がする。

って一日経ってセッティングしろとか出とるけど?}

“とりあえず24時間は断片化データの修復してるから入力受け付けないよ。”

『んじゃナーガ、明日まで人来ない様にしといてね。』

〔任されよ。其方らはラミア族の恩人故に。〕

『そりゃ忘れていいから。

他で見たこと無いけどラミアって少ないの?』

“現状この集落の1500名余りだけですね。

混血し易い種族ですし脚変化もできるから人間とは一緒に暮らしやすいですよ。

ほとんどの子は石化瞳術使えますしね。”

『ああメデューサ伝説の……』

〔スサノオ殿はうちの女王のお知り合いかな?〕

{お尻を合わせるとはなんて傍若無人な変態野郎……}

『お前は俺を変態にせんと気が済まんのか?』

{はい。}

『それよりメデューサってまさか地球でステンノとエウリアレのゴーゴン三姉妹の?』

〔いやまさかもクソもその3人がラミア族のルーツじゃよ?ステンノとエウリアレが死ぬ前にメデューサの石化瞳術で時間を止めて吾が治療と同時にここに召喚したんじゃ。

残念ながらステンノとエウリアレの石化瞳術は精度が弱くメデューサみたいに永遠を生きるのは無理だったんじゃが。

最期まで三人仲良くラミアを仕切っておった。〕

『そうかそれは大変だったなただ三姉妹が幸せに暮らせたのは何よりだおっとそろそろピアノの時間だな俺はここで失礼する。』

{何早口で言うとんじゃ?}

〈そう言えば小合さんアルゴノーツに居たとか言ってませんでしたか?〉

「なんかやらかしたんだろうな……」

『クラーケン倒すのにメデューサの瞳術が必要だったんで首とペガサスを借りました。』

〈やっぱりやらかしてたのね。〉

『全部説明したのに復活させた後首が痛いって弄られたんで逃げた。』

{外道がここにおる!}

『なんで僕ちゃん帰るで?』

「逃がすな~!}


ダンジョン脱出は30分程遅くなった。

 {これでナーガダンジョン終わり?}

いや要らん事足した所為でもうちょっとかかる。

{なんでアルゴノーツやタイタンの戦い混ぜたのよ?}

出来心やったんや!

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