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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
239/258

ギャングの災難

今回も少々グロ描写がございます

来週分からは無くなる予定です

 「残り6人のお子ちゃま達どうすんのよオゴウちゃん?」 

『できれば親元に帰してあげたいんだけど……』

{天知る地知る人ぞ知る……おっさんの嘘を知っている……

かわいい子供が増えたから甘やかして育てよう!

末期児童趣味のおっさんならそう思うはず……」

『誰が末期ロリコンじゃアホンダラ!』

「で、みんなお名前言えるかな~?

コラ0号でっかい声立てるな!」

「兄さんも声でかいよ!

ごめんなさいねラッタさんのお婆ちゃん。」

「コンスタンとテリーナは家から放り出されてクレンは捨てられペックは親と死別、ラファは売られてダッキーは逃げて来たと……」

「なんてかわいそうな子供たちなのかしら……

オゴウちゃん、みんなアヴェンジャーに連れて行きましょ。」

『その前にジョニーさんとデクさんに失踪者の名前で当たってもらえないかな?

こいつ土産にしていいから。』


クリムが飲み込んでたチンピラを吐き出す。


「あ!こいつファングファミリーの頭だ!」

「このガキ知らせたな?」

『だからどうしたんだサンピン?』

「耳削ぎ落としてやる!」

『こんな風に?』


小合の中指が動いた後、ファングの両耳は無くなっていた。


「対魔物でも普通に殴って殺してた人に何をイキっとるのか。」

「あら?ジョニーちゃんも見たのね?」

「ええ、オーガの集団とベヒモスとか言うでかい牛っぽいのを。」

「あら本当にベヒモスとトロルとオーガ4匹とアウルベアと……ヤマタノオロチって何かしら?」

{わしが倒したダンジョン主です。}

「JUNが倒した?その尻尾でか?」

「いやヒュードさん本当なんですよ。

相手の雷を誘導して相手自身に落としてました。」

〈必殺パワー サンダーブレイク♪〉

{ただしグレートタイフーンは尻から出る。}

『尻尾吹き飛ぶわバカタレ。』

「とか言いながらJUNちゃんには甘いのよね~。」

『ボヤッキーさん、良いんですか?

そんな機能付けたらカラミトーイから出すペットロボシリーズに付けなきゃならなくなりますよ?』

「JUNちゃん、あまりお下品な必殺技は望んではいけましぇん!」

{本音は?}

「そんな所に送風機付けたら股関節と干渉して壊れ易くなるわよ。

そんなクレーム処理したくないわよ!」

『関節のジョイントにチタン合金のピローボールを……』

「それじゃ製造コストが……」

「ああやって開発するんだねェ。」

「「「違うと思います!」」」

「JUNちゃんワンオフでお金かけてあるからできるのよ。

この通り作るとなるといくらかかるか……」

『だいたい飛行機1台分。』

「買えるかよそんなもん!

だいたい子供たちの遊び相手で売り出すんだろうが?」

「だから200ダラー前後って至上命令なわけ。

量産品でメカニカルアーミー作られても嫌だしね。」

「そこまでの高性能には見えないんですが……子供たちに揉みくちゃにされてるし。」

{ヘイおっさんヘルプミー!}


カツン!


「うっ!」

{広域反射バリアにファンタの吹き矢が跳ね返されたな。

こらラファハナ拭くな。わしはハンカチやちり紙の類やない!}

『ファングな。

……ヒュード、その吹き矢テトロドトキシン塗ってある!』

「わかりやすく言え!」

『フグ毒!』

「ふ~ん……誰を狙ったんだチンピラ?」

「あ~あ、ワイリー起きて来たのか。」

「寝てねぇよ!皿洗いしてたんだよ!……ゴホン!

なぁチンピラ、俺たちゃ子供は好きでもマフィアは嫌いなんだよ、わかるかね?」

『あそこで威圧を乗せるのか……オーロッカスさんの拷問(トーチャリング)はスキルと魔法技術の芸術だなぁ。』


ワイリーから汗が噴き出す。


「0号さん!急に威圧かけるの止めてください!

馬鹿小便漏らして失神しちまった。」

{しめやかに失禁したって奴やな?}

『いつの間に脱出してきた?』

{空蝉で綿ぼこり置いてその隙に。}

『ほれ馬鹿の上に乗れ、

清浄(クリーン)!』

{よ~しラファ、もっかいハナミズ来い!}

『拭いてやれアホウ!

俺とりあえず子供たちとお婆ちゃん連れてアヴェンジャー行ってくる。』

「本官はクレムリオス治安警察本部に行ってギャング共の引き渡しと子供たちの調査をしてきます。」

「わたしはKGM本部で子供たち調べて来ます。」

『言い訳考えてる?』

「「え?」」

{デクはんは帝国軍の連邦人民保護活動部隊にボランティアで潜入、銭形はんは未確認人物に見つかって逃げて来たとでも言えばいいと思うで。}

「この子本当に機械人形(メタルゴーレム)ですか?」

{かわいい絡繰り人形やで?}

『性格はかわいく無いけどな。』

{それはわしの主人が悪い。}

「ところでよぉ0号、お前が送って行かなくてもラッタくんにでも頼めばいいんじゃねぇか。」

『………おお!』

「気付いてなかったな?」

『UFO超空間通信!もしもしラッタくん居ますか?』

“飛び出して行きましたけど?

ラッタ少尉応答せよ!”

“今大気圏に突入しました。”

『あ……ラッタくんフルステルス忘れるな?』

“フルステルス!

艦長機並びにアンドロメダマ確認!

着陸します。”

{こらファンタ逃げようとすな!}

『ロケットパーンチ!

お前子供傷付けて帰れると思ってんのか?』

「てめぇ怪我人に……」

『お前の怪我は治しておいた。

子供傷付ける様な卑怯者に卑怯呼ばわりされねぇ為にな。』

「あんだてめぇ殺されてぇのか?」

『今からお前が何回か死ぬんだよ?

まず一回目、心臓破裂。』


ロケットパンチで心臓を握り潰す。


蘇生(リバイブ)!からの四肢骨折。』


オリハルコン合金の手刀と蹴りで四肢を砕く。


「何の恨みがあって……」

『お前子供にやってただろうがよ?

次頭蓋砕こうか?』

「オレを殺してみやがれ!てめ……」

『はい。』


アイアンクローで顔面を握り潰す。


蘇生(リバイブ)

1回で楽になるとは思わない事だ。

何回でも蘇らせてその度殺してやる。

お前は悪鬼の玩具になったのだ。感謝するが良い。』

「艦長、婆ちゃん何処に居ます?」

『ああラッタくんいらっしゃい。

今子供たちに飯食わせてるから奥に入ってね。』

{おっさん魔素濃度低下しとる。

もう蘇生できやんと思うで。}

『運が良かったな。

貴様への天罰はここまでの様だ。』


首筋に右手人差し指からエキノコックスワームを注入し、拷問は終わった。

 {まぁ丁寧に心折って……}

リナ・インバースの名言で悪人に人権は無いってのがな……

{蘇らせて傷治してもう一回とか質悪すぎるやろ?}

これまでそれ以上の悪さしてただろうし大人しく罪を反省しろと。

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