技官救出作戦
潜入作戦は決まった。
「今回の任務は、当面の敵兵士を撃破し、アジト内に到達!その捕虜を解放する事に有る!」
<ファイナルヤマトかな?>
{どこの沖田艦長やねん!}
《あらあら。》
とりあえず俺用には忍者スレイヤー人形を用意した。当面の攻撃力アップの為だ。
佳寿子はJUN、マザーことノリコはELF、城野さんはガメラである。ガメラ人形は口に火炎放射機と反重力フライヤーも装備してある。
{ハットリくんと忍者怪獣ジッポウやりたかったんやね?}
黙れ獅子丸。
<テレビ実写版にもジッポウ居ましたね、シンゾウと獅子丸居なかったのに。>
「実写でちっこいのは無理でしょう。実写鉄人とか実写アトムとかも結構…」
《生命反応4つ…ビンゴです!》
「ハッチならびに開門端末探査!」
《空気採り入れ孔発見!ナビゲーションします!》
<ダクトファン回転中!ユニット破損の恐れあり!>
「全員退避!石噛ます!」
《待って待って!コンピューター掌握するから!》
JUNとELFがコンピューター掌握に成功!アジト内の全容がこちらの物となる。
《監視カメラ画像処理!30分前からの画像をエンドレスで流します。敵総勢20名!》
「第1艦隊空間海兵隊!こちらオゴウ!敵アジト地図を送ります!」
「空間海兵隊了解!人質解放後に突入します!技官殿もご無事で!」
{で、石でファン止めてダクトの中を進むんか…ウチらはマクレーン刑事か?}
<ああ有ったなぁダイハード…>
「それパート5まで作られたよ?観てないけど。」
《ここです!》
「ハイよっ!」
刀をダクトの壁に突き刺し脱出口を開ける!
{みんな元気やったか~?}
「JUNたん?」
「あいつらそんなものまで…」
《ご主人…いえコースちゃん!私達が判らないんですか?》
「まぁ信用はできないさ、俺もこの4人の偽物に弄りかけられたし。」
<小合さんも苦労してるんだねぇ。>
「あなた方がオゴウさん、カヅコさん、マザーさんだとして…その亀は?」
「ノマドさん、城野博之って名前に心当たりは?」
「ええっ?勇者様?」
<小合さんに開けてもらってね。初めまして皆さん。>
{ソアラはん!ウチの子供知らん?}
「小型AI搭載のハンドヘルドコンピューターならそこに…」
{ああ!お母ちゃんやで~!待たせて堪忍なぁ…}
「みんなそれ持って付いて来て下さい…ってかマスクしてない!」
<渡し忘れてた…はいこれ付けて!>
{行くで?催眠ガス噴射!}
バスッ!ダクトに設置してきたガスボンベが全て解放される。そして動く物は俺達だけになった。
「空間海兵隊!こちらオゴウ!敵ゲートを解放します!催眠ガスに気を付けて下さい!」
ゲートが開き空間海兵隊が突入していく…
<意外と簡単でしたねぇ…>
「基地か母艦に帰るまでが作戦です!最後まで気を抜かないように!ノリコちゃん博士達本物?」
《現在一致率97%、まず間違いないです。》
「オゴウくんなんか変わった?」
「あなた方4人に弄られそうになった。で、ちょっと警戒してます。」
「JUNたん、肉はどうなりました?」
{美味しかったって偽もんがいうとったで?}
「あそう言えば…お金どうなったんですか?」
《私が預かってますよ?一銭も使わせてません!》
うん…ELFでどや顔すんな。
「とりあえず…ユニット通信、ガブリン&アーティフル。元帥、提督、参謀長、作戦終了です。」
「あらあら早かったわねぇ。」
「え?もうですか?」
「さすがにワープせずに光速を突破した男…」
「「「ちょっと待ったぁ!」」」
<ねるとん紅鯨団かな?>
{そう言えば有ったなぁ…}
「提督ってもしや…」
「俺今第15艦隊の客員技官だから。」
「参謀長と言うのは?」
{ハイアット・クライスはんとおっしゃる…}
ああ二人の顔色が青い…
「ワープ使わず光速突破って何で?どうやって?」
「レスキューチェイサーで移動性ブラックホール越えるのに重力カタパルト試したらスピード出過ぎて…」
{結構な無茶やと思うけどどうなん?}
「……止まらなかっただろう?」
{惑星の大気と引力ブレーキにしてた。大気圏で弾かれん様に衛星軌道にチェイサー乗せて。20回位回ったかな?}
「…タキオンブレーキとドラッグ太陽風セイリングシューター増設するか…」
「あ!その前に直して欲しい物が…」
「助けてもらっておいてアレだけど…つまらない物ならあまりやりたく無いわね…」
「技官長…その言い方はちょっと…」
「移動性ブラックホール破壊した身長50メートルの怪獣型ロボットなんだけど…まぁ嫌なら…」
「「「「やる!他に回すな!やらせてくれ!」」」」
<はぇ…>
「な?言った通りでしょ?」
「事の機密性考えたらあんた達だけでやってもらう事になるわよ?」
「叔母さんお早いお帰りで…」
「様子がおかしいと思ったら誘拐されていたとはな。」
「お兄ちゃん!」
「オゴウさんに感謝しておけ!偽物とはいえお前達を守ろうとしてくれたんだからな!」
「ええっ?私達の偽物何仕出かしたの?」
「ハイネル・トジア一派と共謀しオゴウさんから記憶抜こうとしたのよ。義体付けてる最中に。」
「よく抜け出せましたね?」
「お前達、早く陸上機に乗らんか!」
《あらあら参謀長、嬉しいんですね。》
「そうよノリコ、この人昔から子煩悩のハイアットって軍に鳴り響いててね…今も小型アルバムが懐に入ってるはずよ。」
「元帥!」
「んじゃあんた達の奢りでまたサカマツでも行く?」
「「「「今月財布の中が…」」」」
「少ないとは言わせないわよ?一人一億は持ってるはずだからね?」
「え?あの海賊そんなに高かったんですか?」
「全部で7億だったわよ?」
「先輩!それだけ有れば…」
「ノマドくん!2~3千万スッても大丈夫だ!」
「こらこら、お前らパチンコカジノで誘拐されたんだろうが!」
「でもお兄ちゃん!あそこシーホース飲料の自販機有るんだよ?」
「お前はそれに夢中になってたんだな…」
見事な推理です提督。
「当日ELF殿は何を?」
《元帥に付いてました。JUNは全員を見て回ってました。》
「そのパチンコカジノに協力を頼もう。それはそれとしてソアラ!勝ったのだろうな?」
{ソアラはんは1000イェンで30000イェンの勝ちですわ。ノマドはんとお父ちゃんは1000イェンスッて、アシッドはんは飲み物に150イェンパチンコせず、元帥が500イェンを8万イェンにして優勝ですわ。}
「あの後2回は来たのか…」
「こらソアラ!」
「トイレ行く前は20000イェン分しか出て無かったし…」
「面白そうなことしてるな…」
「そうでもないぞアッシャー、すぐに飲まれたら面白味はない!」
「今度第二回やりますか!」
飲まれコンビはパチンコやりたいだけだな?
「行く前にあなた方のユニット決めてからですよ?」
地上機は宇宙艇駐機場へと入って行った。
数名の作者さんと仲良くさせてもらっておりますが…なんでみんなそんなに書くの早いん?
平気で翌日更新してるし…
{おっさんもやれば?}
できるか!週2でいっぱいいっぱいじゃ!
{内訳は?}
本編2日あとがき1日
{あとがきに手間を取られるな!}
次回更新はクリスマスイブ前日か…
{クリスマス回にするのか?}
どうやって?
{考えるのはおっさんじゃ!}
酷い丸投げを見た…




