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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
207/258

のほほん雑談

 『どうしても変態にしたいようだな?』

{どうすれば変態で無いように思えるかが難しいのじゃ。}

『そんな事言っても戦闘機なんぞ全部自爆装置付いとろうに。

あとこの空母(アヴェンジャー)にも付いとるよ?

時代的にエンジン暴走させるのか船体ごと爆散させるのか知らないけど。』

{形的には船体ごと爆散させるタイプみたいよ?

あと高速流星もそのタイプやね。}

ヒ「何でそんなもんいちいち付いてるんだよ?」

『博士の趣味も有るけどな?

あのおっさん作業ポッドにも自爆装置付けてたぞ?』

ヒ「いやそうでなくてよ……なんで兵器に自爆装置なんぞを……」

『ヒント、JUN太の戦闘機(スカイ1)には付ける必要がありません。』

ヒ「え?そういう事か?」

『まぁ細かく言うとリバースエンジニアリングの可能性が有るんで付けた方が良いんだが付けるとこいつ面白紛れに爆発させようとしそうだしな。』

ヒ「直接使われる以外にもそんな方法が有るのか。」

『相手が超能力持ってたり戦闘特化した魔物でない分武器のセキュリティーは万全にしとかないと。』

{ん?}

『あのな…オーガ倒しに行った冒険者が自分の剣で傷付けられたらお前笑うだろ?』

{え~と?}

『お前の戦闘機(スカイ1)取り上げられて爆弾乗せて帰ってきたらどうなる?』

{おっさんの遺体を……}

『探すな!』

{早く処理せんとアンデッドとして……}

『蘇るかバカ。』

{ヒュードに聞いたぞ?}

『どっか聞き間違えとるな。』

魔物(モンスター)は早く処理しないとアンデッドとして……}

『初っ端から間違えとるわ!

誰が魔物じゃ!』

{キラーマシン。}

『んで?』

技術(テクノロジー)が簡単にモンスターを生みだす時代、モンスターハンターもまたテクノロジーが生み出すのである。}

『このアホは……ちゃんと飛んでるんだろうなこの艦?』

{それに関してはナビゲーションAI組んだから安心してくれ。}

ヒ「ああなんかいつも居るなと思ったら……」

{わしを止めるなら中央の原子炉に反応弾を……}

『付いとるかそんなもん。

ゴム動力で動いとるのに。』

{ゴム動力嫌いなんで鯨髭のバネにならん?}

『茶運び人形か?』

{時は寛政8(1796)年、土佐の技術者 細川半蔵の記した機巧図彙より生まれた由緒正しいプチロボットだ!}

『いやそんな大したものじゃないぞ?』

{お茶っ葉計ってお湯入れて……}

『できるか!茶碗乗せたら客の前まで持って行って空茶碗置いたらUターンして帰って来るだけじゃ。』

{そんな……わしの野望が……}

『お前本当に博士辺りに思考ルーチン代わりに酒粕でも入れられたんと違うか?』

ヒ「0号……本当にゴム動力で動いてんのか?」

『いや普通にバッテリーで動いとるよ?』

{博士がゴム動力式ノイマン型コンピューターつくってたがプログラム打ち込んでる最中にゴム巻き直さんといかんとか言ってたな。}

『何を作っとるんだあの酒飲みは…』

{そう言うだろうからカツミくんに言うなつってたから言ってはいかんぞ?}

『カツミは俺じゃアホめ。』

{おっさんはおっさんまたは主だろうが?}

『本名が小合克己なの!……何その初めて聞いたって顔は?』

{いや……どっかで聞いた覚えが在るんだけど……}

『お前のマスター登録情報見てみろ。』

{コース・ケベ……おっさん!

博士の奴ELFの登録名ノリコにしてる!}

『何調べとるかこのぼけ。』

{おっさん、わしの名前が無いぞ?}

『かわいいJUNたんザグレートロボットって何じゃ?』

{光の戦士として地上を護ったムーの生き残り……}

『ええ加減怒るぞ?』

{はい……在った。

JUN……マスター登録者オゴウカツミ並びにオゴウカヅコ……あのナイムネが母親か……}

ヒ「JUNちゃんも居ないと思ったら好き勝手言ってるな……」

{使用済みのゴキブリ叩き持って追っかけられた恨みが有るのじゃ。}

ヒ「なぁ0号、オレJUNちゃんの自業自得の様な気がするんだが……」

『120%そうだと俺も思う。

お前その時何やった?』

{ゲンコーの上で躓いて8枚ほど再生不可能にした。}

『ああそりゃ怒るわ。』

{提督の秘めごと3巻のスケベシーンでアッシュ提督とマシーンオゴーの絡みだったんだがな。}

『それはまぁよくやったとしか言えないが……』

{んでサイトメモリー内に残ってた画像情報で事無きを得たんだが……}

『ん?いつの話だ?』

{帝国からバラバラで帰って来てからいろいろ再生されるまでの間。

なかなかおっさんが目ェ醒まさんかった時期。}

『なぁヒュード……俺はこの場合怒っていいよな?』

ヒ「頼むからその怒りは特殊霊波砲にでもぶつけてくれ。」

{それ何やったっけ?}

『な?おのれが作戦成功の鍵になる物忘れてやがる。』

ヒ「いやさすがに揶揄ってるんだろう。

そうだよな?」

集団農場(コルホーズ)破壊作戦なら大丈夫やぞ?

特殊何とか砲って言い方が全く興味持てなかっただけじゃ。}

ヒ「んじゃウギャー砲とかなら?」

{素晴らしい兵器の息吹を感じる。}


スッパァーン!


『いい加減にしろドアホ。』

{あ……本気だこれ。}

ヒ「やっぱり揶揄って遊んでたのか。」

{永い作戦行動中息抜きは必要ぞ?}

『作戦会議中に息抜きすんじゃねぇ!』

{と言うわけで佳寿子の顔でも見てこい。}

『見れるか!』

{この前おばちゃん来たときに写真持って来んかったんか?}

『頼めるかそんなもん。』

{わしは一応夫婦和合の女神やぞ?夫婦関係壊すのは結構簡単に……}

『壊すなつっとんじゃ!

わざわざ地球からこっちまで来とるのに。』

{んでスカイ1いつ自爆装置付けるの?}

『お前ミサイルとして使いそうだから絶対付けてやらん。』

ヒ「ミサイルはともかくカヅコさんの写真の1枚位は持っててもいいんじゃねーか?」

{UFOの操縦席にでっかいの貼って有るよ?}

『バラすなアホタレ!』

{JUN太が邪魔ばっかりしとるな}

まぁあれは戦闘で役に立てそうで嬉しくてって側面も有るからな。

歴戦の勇士ヒュードとの比較も書けただろうか?

{心配しとらんと早よ投稿せんかい!}

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