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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
199/258

城野の秘密

 ヒ「JUNちゃんアマテラス様をオバちゃんって呼ぶんだな。」

{ホンマにオバちゃんやねん、クソオヤジの姉と言う意味で。}

『お前の婿はんも一説では俺の息子じゃ。

なんで反対してたら人の髪の毛柱に括り付けて駆け落ちしおってからに。』

“お主も妾が止めたの聞かんと黄泉に行こうとしたじゃろうが!”

{親の因果が子に報い~。}

『殴るぞアホウ!』

{とまぁわしは1番報われない女神なのじゃ。}

“いやいやオホゲツやウケモチも馳走して殺されとるから結構理不尽じゃぞ?その犯人がそこの二人じゃ。

『あのな……食い物生んで辛くないはず無かろうが!

特に神力の乏しい人の身で……んで神産巣日神カミムスビノカミ様に相談したら斬れるかと。』

{なんでやねん!}

『人の身を捨て神に至りなば苦しむ事無し、主の(カルマ)は下がるがそれ位じゃとか言われてな。

城野さんも言われたんじゃない?あの婆さんに。』

<あの神様ぼくらの上位神だからね。

一応は言うこと聞いとかないと。>

“え?そんなやり取りが有ったのかや?”

『でなきゃ食い物くれた人斬り殺すはず無いでしょ?

あとこれ話すと彼女らが神になれないとか言われたら敢えて善人殺しの汚名を着るしかないじゃない。』

<まぁホゲちゃんもウケちゃんもアマテラス様の所に居るから今更ながら神産巣日神カミムスビノカミが何かできないし。>

『やったら裸苦転血がシメに行くので。

まぁ今や最高神より強いみたいだよあの二人。』

デ「すいません、付いていけないので帰っていいですか?」

ノ「こらディクリウス!

立ち去ろうとすんな!」

デ「しかしなノワール……神の領域の話聞かされても……」

『あなたの妹さん魔神と友達になってますよ?』

デ「え?いつの間に?」

{この前オバちゃんが帰って来れなかった時にマゾに襲われてて……}

『魔族!』

{その時魔族が連れてたのが魔神のテラちゃん。

人間と魔神の共生を願う素直な神やったよ?

確かオバちゃんが高照光姫大神命(たかてるひめのおおかみ)やとか言うとったけど。}

<お母様?>

『あれ?城野さん母親違ったっけ?』

“相変わらずアホじゃのう愚弟は。”

『脱がすぞ最高神。』

{その時呼んでくれ!撮るから。}

ヒ「撮ったら教えてくれ、買うから!」

<際限なく脱線するなあんたらは!

いいですか?高照光姫大神命(たかてるひめのおおかみ)と言うと我々の母、伊邪那美命いざなみのみこと)並びにアマテラス様の分体とも言われてる神なんですよ?>

『そう言えば姉ちゃんンな事言ってたな。』

{今更思い出すとは道楽親父じゃのう。}

『JUN太、よく考えろ?

高速流星クルーは道楽親父しか居らん!』

{そう言えばそうやな……道楽オバちゃんも多いが。}

『お姐さんと言ってやれ。

更年期過ぎた女性は扱いめっちゃ難しいぞ。』

ヒ「そこいらへんを詳しく……」

『まずは一般的な辺りから、幼女期はただかわいいだけなので省略します。

ここから少女期……一般的に初潮から破瓜までとか言われていますがこの辺りから生意気になる個体がほとんどです。

こちらも年増期になり角も取れ円熟味を増しますが更年期に入ると今まで無かったはずの角がどこから出てきた状態になります。

理屈も道理も通用しない魔の期間更年期。

出会ってしまった場合はできるだけ離れるようにしましょう。』

“天誅!”

『逃げ遅れるとこの様になります。』

{オバちゃんは更年期障害やったんか。}

ヒ「あの…アマテラス様、そこで雷落とすと0号(オゴウ)の言葉肯定してるように見えるんですが?」

<って小合さんもJUNちゃんも効いてないよねあれ。>

『左足踵から艦の床にアースしてるので。』

{尻尾から以下同文。}

ヒ「ああ、間違い無くありゃ父親と娘だわ。」

{こんなんと一緒にせんとってくれ!}

ヒ「いやいや無理だぞ。

道楽親父に懐いて付いて来てる不良娘にしか見えないわ。」

[やっぱりそう見えるよね。]

{セーラー服着て暴れたろうか……}

『アシッドちゃんから預かったセーラー服はコンテナに入ってるぞ?オプションでヨーヨーとバラの花とチェーンが……』

{バラとチェーンってスケバン刑事に居ったっけ?}

<そっちはセーラー服反逆同盟じゃないかな?>

{中山美穂のか?}

『あれ廃刊する前の少年キャプテンで連載しててなぁ。』

<エルハザードとか危険がウォーキングとかGiveMeたまちゃんとかの頃か。>

『新谷かおるのドラゴン株式会社も捨てがたい。

後年コミックが出たがあのままで完結しててなぁ。』

{本が飛ぶとはなぁ。}

<いやいや結構飛んでるよ?手塚治虫の火の鳥追い掛けてたら……>

“これそこのオタクドロイド、いい加減にしや!”

{オバちゃんも苦労するなぁ。}

“判るか須勢理(すせり)よ!お前の父ちゃんも伯父さんも偉大なる姉の言うことをまるで聞かん。”

{いやぁ……なんで聞かへんかだいたい解るけどな?

これたぶんオバちゃん本人が気付かんとアカンと思うわ。}

“ウカからもそんな事言われたのう……”

{まずは全部放っぽりだして閉じ籠もるな!}

“それは江戸前エルフのヒルダもやっとるぞえ?”

『待て!えらいピンポイントで流行りアニメネタにしたぞこの女!』

“お?ミヤビから緊急コールじゃ。すまんが妾は離れるぞえ?

簡易社オープン!

ではの皆の衆!”

『あ!こらクソ姉貴……』

<逃げたね……じゃぁもう土産要らないね……>

『城野さんが本気(マジ)で怒ってる……』

ヒ「喧嘩神がマジビビりしてるが?」

『城野さんの夜の食国(よるのおすくに)って転送魔法じゃなくて固有結界なんだよ。

そしてそこに封じられてるのが八十禍津日神やそまがつひのかみ大禍津日神おほまがつひのかみ……簡単に言うとアザトースとウボ=サスラの分体が眠ってる。』

<何てもん預けてやがったか!>

『寝てる分には害は無いよ?日の光が当たらなきゃ起きないし。

起きたら高天原壊滅するだろうけど。

と言うわけで城野さん(お兄様)には心静かに日々を過ごしていただきたいと……』

<できるか!>

{退治方法は無いん?}

『ヴォルヴァドスと協議中なのよ。

なんせ分体1/10だから一つ起こすと連鎖反応でね……』

あああ~!やっちまった~!

{あほが何を慌てとるか?}

いやそろそろ戦闘機バトル書きたくて……

きっかけ探してたら駄弁って終わった。

{ホンマにあほやったわ……}

来週こそは蛇螺さんの続きを……

{そっちに凝るな!}

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