陸戦部隊集合
故郷の山に辿り着いた姦姦蛇螺……だが村が無くなっていた……
蛇「五助……菖蒲……留六……」
龍「な?蛇は主らの事を忘れとらんと言うたじゃろう?」
菖「神様!酷い怪我では有りませんか!我らが不甲斐なきばかりに……」
蛇「違うぞ菖蒲、儂は儂の縄張りを侵した虫をじゃな……」
菖「治るまで動かないで下さいね?」
蛇「いやまだ虫の生き残りが……」
菖「シバラクウゴカナイデクダサイネ?」
蛇「……はい。」
龍「かかか~!蛇が折れおったわい!こりゃ傑作じゃ!」
留「はぁ~!龍神様凄ぇなぁ。大蛇様に言うこと聞かせる術って成功じゃんか。」
「「「あ!コラ留!」」」
蛇「留六ちゃん、治ったら鱗やるで教えてくれんかのう?」
留「は~い、大蛇様はもう呪い神や荒神ではなく村人達の守り神になりかけてるから村の巫女たる菖蒲が心から祈れば聞いてくれるって。」
留六は五助と菖蒲の手によりその辺の木にぶら下げられた。
{ギャグ回入れて来たか。}
『日常回と言え。』
ヒ「ありゃぁ……お蛇様は戦闘神じゃなかったのか。」
『純粋な戦闘神って少ないぞ?たいてい豊穣とか付けられるんだ。
例えばお前なら冒険者なんで人類の守護神だが料理に造詣が深いんで料理神も付けられたりする可能性が高いぞ。』
ヒ「料理神って……そんなのも居るのか?」
{わしは知らんが?}
『磐鹿六雁命……JUNが須勢理毘売命なら知ってるはずだが?』
{料理人のマッチョなおっさんしか知らんぞ?}
『そいつじゃ!ギリシャがタコ食うようになった原因だからな。』
{また訳の解らん事を……}
『ギリシャの酒と料理の神ディオニュソスと仲良く飲んでるなと思ってたらあいつ蛸わさ食わせてやがったのよ……』
ヒ「待て!0号、タコとは何だ?」
『ああそこからか……クラーケンって居るだろう?』
ヒ「赤か白か?」
『赤い頭の丸い足が8本の方だ。』
ヒ「判った、ついでに聞くが白い頭矢印なのも食えるのか?」
『おお、食えるぞ。
ただ寄生虫が人間の腹に入ったら死ぬほど苦しいから冷凍魔法で1度氷漬けにした方がいいぞ。』
{イカは天ぷらが美味いがポッポ焼きも捨てがたい。}
『って何よ?クラーケン取ってる暇無いぞ?』
{ああ、次のオッタとシールとルカの所か?}
ヒ「いや……あいつらの実家は寂れた小島にいるらしいんだが何でもクラーケンが結構出るらしくてな。」
『ヒュード、俺たち空から行くんだぞ?まぁ俺が護衛で付いていってもいいが……』
ヒ「頼む!
嫌な予感がするんだ。」
『お前とゴンザレスくんも行くんだぞ?』
ボ「僕ちゃん達も連れてけ~!」
『そりゃ良いけどアンドロメダマ号出せる?言い訳は考えとくけど。』
ボ「ま~言ってみるものねぇ。
行けるわよ、海用特殊メカも作っといたわ。」
『んじゃ依頼、ドロンボー並びにワーナーブラザースは次回移民作戦に参加して欲しい。』
ボ「アラホラサッサ~!」
ヒ「0号……今の何?」
『俺が聞きたい。』
へ「で、なんで陸戦部隊も行くんです?」
『しばらく閉じ込めてたらストレス溜まったみたいなんで発散させようかと。』
フ「了解しましたぞ。
今回はカリオンとゲック、補佐でドギーがつきます。」
{それにアンドロメダマとおっさんの救急車1号か……}
『謎の円盤言うな。
見た目他のと変わらんのだから区別する必要有るか?』
{戦闘中にサボらん様にじゃ。
モニターじゃS、1、2、3、4、5となっとる。
アンドロメダマ号はUやぞ。}
『ドロンボー並びにワーナーブラザースブリッジへ。
さて俺も素体着てくるか。』
{おっさんフリチンで艦内彷徨いてたんか?}
『なんで変態みたいに言うかな?』
SR71接続、アンドロイドボディーにトランスフォーム。
『ああ…久しぶりに体動かすと腰が痛い。』
{病人の言葉をロボットから聞くとは思わんかったわ。}
オ「すいません、この先はブリッジになるのですが……」
『お疲れさまですオスト大尉、俺は小合克己と言います。』
オ「はっ!失礼しましたプラムボーイ様!」
『人間6人とロボット2体はもう来ましたか?』
オ「はい、ブリッジでプラムボーイ様をお待ちです!」
『同じ艦の仲間なんですから硬くならなくていいですよ。
何なら大尉の方が真面目に勤務してるまで有るんですから。』
オ「はっ!恐縮です!」
{おっさ~ん、何しと~ん?皆来てるで~!}
『悪い悪い、ちょっとオスト大尉に不審尋問されててな。』
ゴ「兄さんの方が不審だと思うんですがねぇ……」
ア「ヒュードさんはマスターヒュードやってるじゃ無いかァ。」
ド「カリキュラムマシーンは意外と大人にも好評でまんねん。」
{大人が見て面白いとも思えないが?}
カ「それが連邦の学校は貴族偏重で庶民は入れないらしいんですよ。」
『フィレさん、ドンさんとノワールさん貸して下さい。
JUN、こくご強化、新キャラドンくんノワちゃんで……』
{デクはんは?}
『ディックさんは文化の違いを教えるキャラで。』
{なんで番組制作会議やっとんねん?}
『ああそうだ、オッタとシールとルカの実家はクラーケンの襲撃が見込まれるらしい。
みんなにはそうなった場合の護衛を頼みたいんだけど?』
ボ「や~ねぇ全員異議無しよオゴウちゃん。」
ド「暇潰しに作った特殊メカが間に合うでまんねん。」
カ「先輩、蛇螺さんメカ作らなくて良かったですね。」
ア「だって腕6本も有ったら火器管制あたしになっちまうじゃ無いかァ」
{なかなか面白そうなメカですな?}
ボ「そうよぉ、特に見所は蛇螺さんの顔をアターシャ様にね……」
『蛇螺さん不細工な設定なんだけどな?』
ボ「だからアターシャ様にしたのよぉ!」
ア「ボヤ~!敢えて何だってェ?」
『まぁ綺麗な蛇螺さん見たかったんでしょう。』
ボ「そうじゃなくて年増……あいや妙齢の……」
一同はボヤッキーとアターシャ・ビ・マージョから目を背けた。
{楽しそうやね。}
自分の物語だからやろうと思えば銀河壊滅させるのも思いのままだしな。
{やまブクも好き勝手やってる癖に。}
あっちどうしても借り物だから書店ちゃん壊す訳には行かんし……




