表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
189/258

航宙閑話

 はい宇宙の蛇螺さん初回放映日です。


山の荒神 姦姦蛇螺はとある小さな村を守っている。

そこに無人虫型宇宙艇が迷い込み……あろう事か人を襲いだしたのである。


「儂は山の化生、うぬらが姦姦蛇螺と呼ぶモノである。

村の者よ、しばらく目を塞いでおれ。うぬらを祟るつもりは無い。」


そう言うと体長推定30メートルは在ろうかという巨大な蛇が飛び出した。

彼女は簡単に虫を屠る……だが虫はおのれの命と引き換えにフェロモンと言う置き土産を残す。

彼の星に船団(コンボイ)が迫っていた……

という所で第1話が終わる。


フ「プラムボーイ様、意見が大量に来ておりますが……」

『なんで絵が動いてると言われてもその様に描いてるからとしか言えないわね……』


一応航行コンピューターである小合にアクセスできるのはフィレを除くと初期連邦捕虜部隊の11名(ドン・カッツ除く)と特殊陸戦部隊(ドロンボー、城野博之、ワーナーブラザーズ)のみである。にしても……


『なんでヒュードやドロンボーまで意見書いてきてるんだよ?蛇螺さん女子高生化希望・ボヤッキーとかこの妖怪知らないんで今度教えてくれ・ヒュードロボとか……』

{みんな密航生活楽しんどるなぁ。}

『フィレさんは早く続き出せと言って来てるが?』

{クーデター起こしとる自覚無いんかあのおっさんも?}

『クーデターねぇ……敵将官に騙されて従ってる様な物だからなぁ』

{おっさん、さっさと悪役やと自覚した方が楽やぞ?}

『どうしても悪役に仕立て上げるという強い意志を感じるが?』

{ある意味神々の戦争(ラグナロック)なんやろ?増山まで呼ばれとる時点で誤魔化しは効かんで。

そうなると主導権は神々または魔の連中が持つ様になって人間は台風の前の稲穂みたいな物に過ぎんわ。

その時人間を護る為のゆりかごがこの艦であり高速流星ってとこまでは読んだ。}

『始めの前提から間違っとる。

俺や増っさん呼ばれたんは偶然だろう?』

{増山は知らんがおっさんは自力で佳寿子の尻の臭い追って来たんやろ?}

『俺は犬か?』

{基本的にあんたらは神陣営の暗殺者とか殴り込み要員やからな。

何かさせられると思うて間違いあらへんはずやで?}

『アニメーション作ってる無害な航行用コンピューターなのに。』

{今までせんかった事が解るか!だいたい増山のとこで魔神のお姉ちゃんに会ったやろ?あれで運命のダイスはまた転がる方向を変えたんじゃ。}

『知り合いだけ生きてたらこの世界死滅しても構わんぞ?』

{またごっつい無茶言い出したなこのテロリスト。}

『いやいや普通の考え方だと思うが?』

{おっさんみたいに人間が好きな神はぎょうさん居る、しかし同じ様に人間嫌いな神々もぎょうさん居るっちゅーこっちゃ。

増山ん所のテラはんとか本人は人間好きでも魔神邪神は人間嫌いが多いんで苦労してきたと思うで。}

『増っさん自身が人間も魔族も好きなんでどうにでもなると思うがな?』

{基本神でも魔神邪神でも人間見下してんのは変わらん。

人間が動物見とんのと同じや。

そこでおうおうかわいいのうってなんのが神、見苦しいってなんのが魔神、なんでわしが世話せんとならんねんってなんのが邪神やと思うたら判りやすいかも知れんな。}

『あ!お前アシッドちゃん縛るのもしかして……』

{しっかり試練クリアしたら撫でさせとるぞ?}

『やっぱり思い上がってたか。』

{なんと?}

『まず俺達はメカつまり人間に作られたって所から考えてみろ。

お前の傲慢さが判るから。

あと俺は人間同列に見てるつもりだぞ?どこぞの酔っぱらいが泥酔した場合は別として。』

{ケベ博士のみ見下すとか……}

『だから泥酔予防装置「ほろ酔い君」作ってやったら即改造して泥酔君にしやがったからな。

俺の立場が上なのは元帥(婆ちゃん)の最終手段だ。』

{それでも見下して無いと?}

『あの発想は頭の固い神々には無理だ。

そう考えたら多少の無茶しても一緒に歩く仲間としては得難いキャラクターだぞ?当然ドロンボーやワーナーブラザーズもな。

最終的に機械仕掛けの絶対神(デウスエクスマキナ)作るのは人でなければならない。

ネクロコンピューターはそれに近いのかもしれないが……』

{人を不幸にする機械は要らんと言う事か?}

『正直俺の考えも何処まで正しいか判らないからな。

地球にはコンピューターに支配されたディストピアなんて話は掃いて捨てるほど在ったんだ。

しかしどこかで奇跡を生み出すメカニズムに期待している俺が居る。

これは神には作れない、作るのは飽くまでも人でなければな。』

{ややこしい事考えて自縄自縛になっとるのと違うか?}

『いや、共和国、帝国、連邦の現在を見てある程度の折衷案はできた。

後は今の問題を潰して未来に託せばいい。

俺達が何処まで掃除できるかが問題だがな。』

{ワイルドセブンかおっさんは?}

『言うと思ったわフィギュアロボめ!』

{まぁそんな考え方は嫌いじゃない。

わしとしては一緒にその未来を見てみたいとも思うがな。}

『お前は見られると思うぞ?俺は朽ちてるかも知れんが。』

{何処の世界に本体より活動時間の長い小型(ペット)ロボが在るか!}

『お前は自分の拡張性を知っておけ。

今すぐに陸戦用ドロイドに移植しても充分活動できるわ!

あと全ての部品はユニット交換可能、お前とELFは通常ドロイド並の技術と資金を投入しとる。』

{わしは違法ロボだったのか……}

『せめて脱法と言え!兵隊が鉄砲持ってても捕まらないのと同じで俺が少々高性能小型(ペット)ロボ所持・使役しても文句出んわい。』

{あれ?わしの量産型は?}

『市販の通常小型(ペット)ロボをベースにコンピューター容量下げて武器管制オフミットしたよく似た別物だが?あ、通信機能も無いらしいからな。

ほぼただの玩具だ。』

{バリア発生機能は?}

『オプションで付くらしい、子供の誘拐防止対策らしいけどな。所詮200ダラーの玩具だ。』

さすがに3日連続更新は堪えました……

{3年前の正月は普通にやった癖に。}

今回は聖女31日やまブク1日戦闘機2日だったからな。戦闘機だけ書いてたあの頃が懐かしい……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ