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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
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目的地まだ遠く

今回少し短いです、申し訳ありません。

 なんでみんな末期大日本帝国の考えなんだろうか……?


{違うんやないかな?外から脅威が来ると煽って内政回しとる可能性有るって城野はんの考えやで。

その場合最悪おっさんが悪魔扱いされる未来線も有るって。}

『それならそれで構わないんだけどな。ただ宇宙軍クルーが悪魔の手下扱いされるのだけは防がないとな。』

{それで密航みたいにした?どういうこっちゃ?}

『大元は彼らが脱出の為にアヴェンジャー乗っ取ってお前はその時航宙図代わりに拉致された。』

{ふんふん。}

『俺はアヴェンジャーの出力調整にクリムと一緒に乗ってて現在動き出した原因究明中、って形にすれば連邦宇宙軍は言い訳できる。

まぁちょっとクリムがバレるの早かったけどな。』

{おっさんはなんで動き回らんのじゃ?}

『コンピューターの中で動けないって言った方が連邦政府騙せるだろ?』

{この悪党め!}

『五月蠅いよ!

この設定は連邦宇宙軍に信じ込ませれば良いんだ。

しかも必要なのは俺達が負けた時で勝ってる時は設定関係ない。

飽くまでも序盤で負けた時の設定だ。』

{負ける気で居るとはこの非国民が!}

『お前はどういう立ち位置で発言しとるんだ?』

{とりあえず逆らって遊びたい。

ところでこの場合非国民って帝国にとってか共和国にとってかどっちやろう?}

『まず俺はどこの国民でもないからな?』

{野良人?}

『ロボットじゃつっとろうが!特に今回はコピーネクロコンピューター狩りがメインクエストだからな。

非情な言い方すれば俺に気付かれずにネクロコンピューター前に置いてくれればそれでミッションはほぼ成功だ。』

{ネクロコンピューターがおっさんより高性能だと仮定したら?}

『その場合俺が乗っ取られてゲームオーバーか。

もっともケベ博士(あの変態)並またはそれ以上のコンピューター技師が連邦に居るとは思えないが。』

{慢心すんな?真空管でもコンピューター作れるんやからな?}

『お?真空管でコンピューター作るの知ってたか?』

{馬鹿にすんな!ゲルマニウムラジオ位は作れるわ!}

『1970年代の中学生かお前は?』


………ちゃん、JUNちゃん、大丈夫ですかな?」

{ああヒレはん、なんぞおましたか?}

フ「いや突然動かなくなったんで……大丈夫ですかな?」

{あ、ご心配おかけしました。

実はおっさんからWi-Fi通信で指示が来ましてな……}


なんで普通にバラしとるんだあの野郎は?


『後でメインコム内で話そう、それまで他言無用でお願いしたい。』

{後でメインコンピューターの中で話したい、それまで黙っててくれと。}

『何で微妙にアホっぽい言い方になるかな?』

{製造者がアホやから。}

『普通にスピーカーモードにすればいいだろうに?』

{それやるとクリムが来るぞ?}

[呼んだ?]

{携帯電話モードで話してるのが何故わかった?}

[電波盗聴したからだけど?]

『え?そんな事までできるのか?』

[オリハルコンとミスリル混ぜて網作ったら聞こえたよ?こっちから話せないけど。]

{盗聴レーダー作っとるとは芸達者なスライムやな。}

[必要以上に芸達者なゴブリン人形が何を言うかな。]

フ「我が連邦の科学力普通にクリム様未満ですのう……」

『こいつは言わば究極(アルティメット)粘体生物(スライム)ですからほぼクリムと言う個体の能力なんですよ。』

[宇宙戦艦の中で暮らすと電波に敏感になるからね。

たぶん僕の子供達もそうなってると思うよ?]

{わかった!おっさんが悪い!}

[何でよ?]

{クリムを敏感スライムに調教してたから。}

[された記憶無いけど?]

{佳寿子ならそう言うはずやけど?}

[カヅコママは理不尽だからね。]

『クリムさん?いつから佳寿子()()になったの?』

[失敗したハンバーグくれたから。]

{おっさんヤバいぞ?敵はクリムを餌付けしとる。}

『本当に口悪いなお前は。』

{でもクリム、恥じる必要はないで。佳寿子に最初に餌付けされたんはおっさんじゃ。まだ二人が小学生の頃……}

『何で知っとるんじゃ可動人形?』

{記憶覗いたからやぞ戦闘用ドロイド。

ちなみに佳寿子の記憶やと中学生の時に弁当作った話にアップグレードされとるぞ?小学生の時の月光ライダーラーメンは何故か消えとる。}

[ごすじん……JUN消しとく?]

『そうも行かんよ。これはこれでそこそこ実力はあるからね。』


フ「プラムボーイ様、出発準備整いました。キスカ手榴弾セット完了です!」

『出航1分後に起爆お願いします。

さぁみんな、首都星見物に出発だ!』


アヴェンジャーは再び敵地の只中を進む。次の目的地は首都星マスカウ……


{何事もないとええんやけどな。}

[ごすじん!JUNがフラグ立てた!]

『まぁ首都星防衛に艦隊の一つや二つは出て来るだろうけどな。』

フ「友人機動艦隊はもうおりませんぞ?首都星防衛は無人昆虫艦隊が2個小隊です。」

『最悪引力圏に落とせば何とかなるかな。

フィレさん、俺も出るからね?艦の守りはお願いしますよ?』

{おっさん、盛り上がってる所悪いんやけどまだ星系6つほど先やで?}


アヴェンジャーがなかなか思うように動きませんでした。

{まだ基地の中やったんか?}

もう少しクルー達の話もしたかったんですが……

{冗長になるから書いたり消したりしてたな}

で、消したら少し短くなった。

{本物のあほを見たわ……}

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