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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
180/258

最終準備完了

 明日宇宙大戦勃発かぁ……

佳{アヴェンジャーの仕掛は完璧やで?}

『いや。俺の居ない間頼むぞ?』

J{おっさんそのまま乗り込めばいいのに。}

『憑依して乗り込まなきゃ意味が無いだろ?』

J{おっさんはどういう設定じゃ?}

『不都合が有って修理中、だからリョクとクリムは動かせない。JUNはアヴェンジャー内の無接続バッテリーチャージで動かせるけどな。』

J{メシは?}

『充電中は食わんで良いだろ?』

J{連邦の皆さんのじゃ!}

『おお!肉と野菜を冷蔵庫一杯と水は入れてる。あとノワールさん、連邦宇宙軍で料理得意な人は居ない?当面オーロッカスさんとゴンザレスくんに頼もうかとも思うけど……』

オ「料理はドラッチが上手いんですよ。オレはそんなでも……」

『ああドワルスキーさんも上手いらしいから大丈夫ですよ。』

J{おっさんはたこ焼き作らせると上手い。}

『あんなもんおやつにしかならんわ!』

ド「厨房見てきたけどバーベキューできるでまんねん。」

ボ「あと博士が「カツミくんの身代わりロボット作ったからボディー持っていって。」との事よ?UFOの中で飛行機になってればいいんじゃないかしら。」

『それじゃアヴェンジャーの格納庫にUFO移して来る。』

ボ「あ!オゴウちゃん、博士が後で研究室(ラボ)に寄れって言ってたわよ?」

『は~い、なんだろね?』


アヴェンジャーの格納庫の一番奥にレスキューチェイサー(UFO)を固定し研究室に急ぐ。


ケ「くくく……ふふふふふ……あ~っはっはっは。」

『JUN、どう見る?』

J{研究のしすぎでプッツンしたんやな。}

『お前のバブルの頃のネタは何なんだろな?』

ケ「ああ、来たねカツミくん。」

J{もしもしノリコ?博士が狂った。}

ケ「いやそうでなくてね?何とかカツミくんの飛行機形態に武器付けたかったんだよ。ほらヒスパニックパークの時ロケットパンチか魔法でしか対応できなかったし。」

『あれ偵察機だから仕方なくない?積むとこ無いでしょ?』

ケ「実体弾兵器なら確かに、でも光学兵器なら?」

『{あ!}』

ケ「そう、小型タキオンレーザーなら邪魔にならない!ヒュードくんとゴンザレスくんの改造案出してて思い付いたんだ。」

J{あのマッドサイエンティストの笑い声は?}

ケ「何で実体弾に拘ってたかと考えたら可笑しくなってね。これで今度こそ君を戦闘機にできる。」

J{あんたも困ったおっさんじゃのう……}

ケ「さぁ、腕と胸に組み込もうか?」

『複数?』

ケ「腕はパルスレーザーにするから、ほら、スペシ◯ム光線とゲッ◯ービームの要領で出るから。」

『遊んでないか?』

J{♪十字を組んで狙ったt……}

『そこ!機嫌良く歌わない!』

ケ「いや連邦入り前に間に合って良かったわ。」

「{あ~っはっはっは!}」

『止めろショ◯カー!』

《オゴウさん……どこも拘束されてないのに何してるんですか?》

J{仮面ノ◯ダーごっこ、わしドクト◯ゲー。}

『ぶっ飛ばすぞつってないからラ◯ダーだ、あとドクトルゲ〇はV3のカニレーザーだ。』

J{天◯英世は違ったか?}

『それは死神博士でイカデビルだな。』

J{博士の持ち役だったのか?}

ケ「わたしは別に役要らないよ?」

『ええから早く改造してくれ。』

J{博士、手術は失敗です!}

ケ「奴は我が組織の裏切り者になる……」

《コースちゃん、時間がないんですよ。》

ケ「はい完成しました。」

J{なんだノコギリ要らんかったんか。}

“クソ艦長、アヴェンジャーまでさっさと行きやがれ。”

『何でメイリアさん怒ってんの?』

J{ここでのやり取り放送してたから遊んでると思われたんじゃない?}

『放送して遊んでたんかおまえらは?』

J{娯楽は必要。}

『う~!』

J{早よ行け穀潰し。}

『おのれも来んかい!』


JUNの尻尾を掴んでアヴェンジャーの艦橋に飛び込む。


J{アヴェンジャー艦長のJUNでございます。}

『ナビじゃお前は!……失礼、高速流星(ハイウェイコメット)艦長の小合克己です。このアヴェンジャーは連邦内平和維持の為の艦です。連邦の皆さんを威圧しないように心掛けて下さい。』

J{おっさんさっさと帰れ(飛行機形態で待機)。}

しっかりナビ(UFOで待つ、)しろよ(偽装頼む)。』

J{道迷うなよ(廊下から偽装開始)。}

お前と違うわい(了解!)。』


途中から道を離れ格納庫に入る小合、UFO内で変形し黄金の黒き怪鳥(SR71)に変形する小合、途中誰かが近付いて来て……


ノ「プラムボーイ様、居られますか?居られないわよね……何処かには居られるのでしょうけど。でも私は不安なのです。果たしてこの作戦が上手く行くのか……ふふ、戦闘艇さん、あの小さいフェアリーさんを守ってくださいね。たぶんあの子が機能停止したらプラムボーイ様は自分の事以上に悲しみますから……」

音声遮断(サウンドジャマー)!ノワールさん聞こえますか?』

「え?プラムボーイ様?」

『はい小合ですこんにちは。』

ノ「何処に居られるんですか?」

『ハッチ閉めてもらえます?』


ノワールがハッチを閉めるとSR71(飛行機)が変形を始める。


『JUNの玩具だと思いました?』

ノ「え……でもプラムボーイ様体調が悪いと……」

『それ公式見解なんで俺が居るの内緒にして下さいね。俺は指示しませんので、あくまでもこのクーデターの主力はあなた方です。勿論危なくなれば助けますので。』

ノ「それであなたの目的は?」

『ちょっと言えません、が、あなた方または連邦を害する物ではないと言っておきます。すいません。今はまだ具体的に言えないのです。』

ノ「はい、信じます。わたし達を導いて下さい。」

『ごめんなさい、元に戻ります。俺は普段この艦(アヴェンジャー)のコンピューターに居ますので。』

ノ「判りました。プラムボーイ様の隠密作戦のご成功を。」

『ではまた、音声遮断(サウンドジャマー)オフ!』

カ「姉御、どうしました?おお!派手な救命ポッドですな。」

ノ「JUNちゃんの救命ポッドらしいよ。敢えて派手にしてわたし達を逃がす算段らしい。これは使わせたくないね。」

カ「ええ、絶対に。」

{20分遅れ……}

う……申し訳ありません

{20分遅れ……やまブクダイアリーは間に合わせたのに……}

いやこっち書きたい事多くて……

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