最終準備完了
明日宇宙大戦勃発かぁ……
佳{アヴェンジャーの仕掛は完璧やで?}
『いや。俺の居ない間頼むぞ?』
J{おっさんそのまま乗り込めばいいのに。}
『憑依して乗り込まなきゃ意味が無いだろ?』
J{おっさんはどういう設定じゃ?}
『不都合が有って修理中、だからリョクとクリムは動かせない。JUNはアヴェンジャー内の無接続バッテリーチャージで動かせるけどな。』
J{メシは?}
『充電中は食わんで良いだろ?』
J{連邦の皆さんのじゃ!}
『おお!肉と野菜を冷蔵庫一杯と水は入れてる。あとノワールさん、連邦宇宙軍で料理得意な人は居ない?当面オーロッカスさんとゴンザレスくんに頼もうかとも思うけど……』
オ「料理はドラッチが上手いんですよ。オレはそんなでも……」
『ああドワルスキーさんも上手いらしいから大丈夫ですよ。』
J{おっさんはたこ焼き作らせると上手い。}
『あんなもんおやつにしかならんわ!』
ド「厨房見てきたけどバーベキューできるでまんねん。」
ボ「あと博士が「カツミくんの身代わりロボット作ったからボディー持っていって。」との事よ?UFOの中で飛行機になってればいいんじゃないかしら。」
『それじゃアヴェンジャーの格納庫にUFO移して来る。』
ボ「あ!オゴウちゃん、博士が後で研究室に寄れって言ってたわよ?」
『は~い、なんだろね?』
アヴェンジャーの格納庫の一番奥にレスキューチェイサーを固定し研究室に急ぐ。
ケ「くくく……ふふふふふ……あ~っはっはっは。」
『JUN、どう見る?』
J{研究のしすぎでプッツンしたんやな。}
『お前のバブルの頃のネタは何なんだろな?』
ケ「ああ、来たねカツミくん。」
J{もしもしノリコ?博士が狂った。}
ケ「いやそうでなくてね?何とかカツミくんの飛行機形態に武器付けたかったんだよ。ほらヒスパニックパークの時ロケットパンチか魔法でしか対応できなかったし。」
『あれ偵察機だから仕方なくない?積むとこ無いでしょ?』
ケ「実体弾兵器なら確かに、でも光学兵器なら?」
『{あ!}』
ケ「そう、小型タキオンレーザーなら邪魔にならない!ヒュードくんとゴンザレスくんの改造案出してて思い付いたんだ。」
J{あのマッドサイエンティストの笑い声は?}
ケ「何で実体弾に拘ってたかと考えたら可笑しくなってね。これで今度こそ君を戦闘機にできる。」
J{あんたも困ったおっさんじゃのう……}
ケ「さぁ、腕と胸に組み込もうか?」
『複数?』
ケ「腕はパルスレーザーにするから、ほら、スペシ◯ム光線とゲッ◯ービームの要領で出るから。」
『遊んでないか?』
J{♪十字を組んで狙ったt……}
『そこ!機嫌良く歌わない!』
ケ「いや連邦入り前に間に合って良かったわ。」
「{あ~っはっはっは!}」
『止めろショ◯カー!』
《オゴウさん……どこも拘束されてないのに何してるんですか?》
J{仮面ノ◯ダーごっこ、わしドクト◯ゲー。}
『ぶっ飛ばすぞつってないからラ◯ダーだ、あとドクトルゲ〇はV3のカニレーザーだ。』
J{天◯英世は違ったか?}
『それは死神博士でイカデビルだな。』
J{博士の持ち役だったのか?}
ケ「わたしは別に役要らないよ?」
『ええから早く改造してくれ。』
J{博士、手術は失敗です!}
ケ「奴は我が組織の裏切り者になる……」
《コースちゃん、時間がないんですよ。》
ケ「はい完成しました。」
J{なんだノコギリ要らんかったんか。}
“クソ艦長、アヴェンジャーまでさっさと行きやがれ。”
『何でメイリアさん怒ってんの?』
J{ここでのやり取り放送してたから遊んでると思われたんじゃない?}
『放送して遊んでたんかおまえらは?』
J{娯楽は必要。}
『う~!』
J{早よ行け穀潰し。}
『おのれも来んかい!』
JUNの尻尾を掴んでアヴェンジャーの艦橋に飛び込む。
J{アヴェンジャー艦長のJUNでございます。}
『ナビじゃお前は!……失礼、高速流星艦長の小合克己です。このアヴェンジャーは連邦内平和維持の為の艦です。連邦の皆さんを威圧しないように心掛けて下さい。』
J{おっさんさっさと帰れ。}
『しっかりナビしろよ。』
J{道迷うなよ。}
『お前と違うわい。』
途中から道を離れ格納庫に入る小合、UFO内で変形し黄金の黒き怪鳥に変形する小合、途中誰かが近付いて来て……
ノ「プラムボーイ様、居られますか?居られないわよね……何処かには居られるのでしょうけど。でも私は不安なのです。果たしてこの作戦が上手く行くのか……ふふ、戦闘艇さん、あの小さいフェアリーさんを守ってくださいね。たぶんあの子が機能停止したらプラムボーイ様は自分の事以上に悲しみますから……」
『音声遮断!ノワールさん聞こえますか?』
「え?プラムボーイ様?」
『はい小合ですこんにちは。』
ノ「何処に居られるんですか?」
『ハッチ閉めてもらえます?』
ノワールがハッチを閉めるとSR71が変形を始める。
『JUNの玩具だと思いました?』
ノ「え……でもプラムボーイ様体調が悪いと……」
『それ公式見解なんで俺が居るの内緒にして下さいね。俺は指示しませんので、あくまでもこのクーデターの主力はあなた方です。勿論危なくなれば助けますので。』
ノ「それであなたの目的は?」
『ちょっと言えません、が、あなた方または連邦を害する物ではないと言っておきます。すいません。今はまだ具体的に言えないのです。』
ノ「はい、信じます。わたし達を導いて下さい。」
『ごめんなさい、元に戻ります。俺は普段この艦のコンピューターに居ますので。』
ノ「判りました。プラムボーイ様の隠密作戦のご成功を。」
『ではまた、音声遮断オフ!』
カ「姉御、どうしました?おお!派手な救命ポッドですな。」
ノ「JUNちゃんの救命ポッドらしいよ。敢えて派手にしてわたし達を逃がす算段らしい。これは使わせたくないね。」
カ「ええ、絶対に。」
{20分遅れ……}
う……申し訳ありません
{20分遅れ……やまブクダイアリーは間に合わせたのに……}
いやこっち書きたい事多くて……




