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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
179/258

今言う事か?

 『無茶すんなよお前は……』

{わしが作られてからこの方無茶したことがあるか?}

『今まで無茶せんかった事の方が少ないわ!って博士。キスカ撒いた後突入させるロボット部隊って可能かな?』

ケ「そのつもりでスジキロボテクニカに50体注文してあるよ。制圧済んだらガーディアンとして再利用するけど。」

『スジキは頑丈だけど制御に甘さがないかな?』

ケ「GXR系の精密制御入れる予定だから大丈夫だよ?」

『え?50体カスタマイズするの?』

ケ「今回の作戦用ロボットマンは技官達の技術試験を兼用するつもりなんだよ。」

{同じ組み方されたら同じだと思うが?}

ケ「そこに差異が出るのが機械の面白い所でね。アシッドくんとソアラくんとボヤッキーさんの3人は安定して上級カスタム作るよ?正直ボヤッキーさんの技術力は共和国でもトップクラスだよ。」

{ノマドっちは?}

ケ「メイリアのおかげでムラができるようになった……」

『ペナルティーマシーンで隔離(お仕置き)すればいいのに。』

ケ「そこまで落ちるのは作らない所が腹立たしい。」

『JUN太、大気圏内飛行実験は増さん所の星でいいか?』

ケ「聞いとらんな?」

『落ちてる状態で中級以上に仕上げるなら尻の蹴り様が無いもの。』

ケ「イチャイチャしてるのが腹立たしい。」

{弟分と姪っ子やろ?なんで祝福してやらんの?}

ケ「いいかJUN、リア充は敵だ!奴らはその辺に潜んでいていつの間にかわたし達の領域(テリトリー)に侵入してくる。讃えよ、我らの嫉妬マスク!」

『馬鹿言ってるとノリちゃんに報告しますよ?』

{ノリコに人口子宮付けて子供産んでもらえ。}

「でもELFだとなかなかサイズが……」


パン!JUNの教育的指導!


{なんでELFで子作り考えるんじゃ?変態かあんた()?}

『こらそこのフィギュアロボ、()とはなんじゃ()とは?』

{知らざぁ言って聞かせやしょう。}

『浜の真砂と五右衛門が?』

{歌に残せし盗人の

種は尽きねえ七里ヶ浜、その白浪の夜働き

以前を言やあ江ノ島で、年季勤めの稚児が淵

百味講で散らす蒔き銭をあてに小皿の一文字

百が二百と賽銭のくすね銭せえ段々に

悪事はのぼる上の宮

岩本院で講中の、枕捜しも度重なり

お手長講と札付きに、とうとう島を追い出され

それから若衆の美人局

ここやかしこの寺島で、小耳に聞いた爺さんの

似ぬ声色でこゆすりたかり

名せえゆかりの弁天小僧菊之助たぁ俺がことだぁ!}

『お前犯罪人形か……』

{クソッ……誘導された。}

ケ「漫才はせんでいいから。()ってなんだい?」

{もうすぐノマドのミャオチャオとメイリアのパーティアが異状訴えると思うんで関節部掃除してやって欲しい。何に使ったかはあの二人のプラシーボが有るんで……}

『プライバシーか?』

{それじゃ!一応全ユニットの情報はわしの元に集まるんでスパイ活動が捗る。}

『俺は人類の敵を作ったのかも知れん……』

{だからミヤビやライカの入浴フィルムも簡単に手に入る。}

ケ「クソッ!」

『あ~、博士、財布出すな。』

{ちなみにソアラとアシッドはレオの入浴フィルム欲しがってたがあいつち〇ち〇膨らましてその上にチグリーズ乗せたりしてるし。}

『まぁ小学校高学年のやんちゃ坊主に人形与えたらそうなるだろうな。』

{わしもそうなってた可能性が有ると?}

『なんであいつに男っぽいモデル渡したか考えろ。』

{解った、男の娘に育て上げるつもりだな?}

『なんでやねん!』

{わしの電子頭脳が0.5%の確率で弾き出した。}

『お前の電子頭脳は酒粕でも詰まっとるのか?』

ケ「本当にどんな育て方したんだいこのAI……」

{奇跡に偶然をトッピングして不条理で整えました。}

ケ「自分で考えるAIなんて前代未聞なんだが……」

{佳寿子とおっさんの思考の違いによる不条理の生かし方だと思われる。}

ケ「分析したいがまずこの状態には戻せないだろうしな……」

“その者は須世理比売命(スセリヒメノミコト)の魂を持って存在しておる、同様にオサムは八野若日女命(ヤノワカヒメノミコト)の魂じゃ。ポンポン呼びおって……”

『俺は無実だと思うが?』

“主の娘である事が重要なのじゃ。事実スセリとヤノワカは父がスサノオで有ること以外伝承は無いわ。”

{え?わしオサムと姉妹なん?}

“うむ……ウカに言うたらあいつまでこちらに来たがっておったぞ。”

{おっさん、ウカって誰?}

宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)かなぁ?稲荷の親分の。』

“それもお主の娘じゃからな?”

『それはスサノオノミコトの娘で小合克己の娘ではないと思うが?』

“同じじゃ馬鹿者!本にこやつは……”

『何で何千年も前の事で怒られてんだ?』

{博士博士、あの男あちこちに子供作ってたみたいでっせ?}

『そこも何を言っとるか!』

{嫉妬マスクの降臨を……}

『すんな!』

ケ「うん……もうJUNはロボット生命体になってるね。」

{サイバトロン戦士トランスフォーム!}

『出来んことせんように。って言うかそろそろ帰ろう。』

{わしの飛行機地上に着陸できるん?}

ケ「うん、5メートル以上有れば着陸も離陸もできるよ。オートモードでもできるからマニュアル読んでね?」

『頭痛の種が増えただけだったな……』

“はっはっはたまには苦しむが良いわ!”

『あ?適当言いやがったか?』

“残念ながらJUNもオサムも事実じゃぞ?”

『これから宇宙戦争せにゃならんのに……』

“魂を得た二人はそのまま育てれば良いのじゃ。魂の赴くままに手助けしてくれようぞ。まさか作ったロボットが魂得るとは思わんかったがのう。”

『楽しんでないか?』

“おうおうJUNよ、お主の父親はご機嫌斜めじゃぞ。”

『誰が斜めにしてるんだろうな?と、こちら小合、実験は終了した。着艦許可求む。』

「ビーコンに従って第1格納庫にどうぞ。」

『ありがとう。5・4・3・2・1・着艦(コンタクト)。』

「レスキューチェイサー着艦を確認、艦長、博士、お帰りなさい。」

今回もギリギリ間に合いました……

{やまブクダイアリーの翌日ってのが無理が有るんとちゃうか?}

それまでに書き貯めて行くつもりなんだけどね……

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