JUN、クリム先行
はぁ……とりあえず作戦説明その他終わった……
ミ「アマテラス様~、アマテラス様~、どちらにおわしますのじゃえ~?あ!オゴー様!」
『私は陽気なラジコンSR-71ブラックバードくん……』
レ「師匠……変態して何馬鹿なこと言ってんだ?」
『せめて変形と言ってくれ……さっきライカちゃんのチーム入りを認可してもらった所なんだよ。』
ミ「ライカも入るのかや?」
ちょっと笑顔になる……が、陰は消えない。
『ああ、ただライカちゃん魔物の始末なんぞしたこと無いから教えてやるんだぞ?んでどした?』
ミ「アマテラス様が居られないのじゃぁ~!」
『ああ、デクさんの妹のところでドラゴンステーキ食わせてもらうって出ていったけど?』
ミ「は?」
レ「ほら~、嫌になって出ていったんじゃないって言ったじゃん。」
『フレイヤ様の巫女の敵情視察とも言ってたが?』
ミ「しかしのう……昨日から返事してくれないんじゃ。」
『うん……調子に乗って奇跡垂れ流して神力尽きたんじゃないかな。』
ミ「そんなまるで子供みたいな……」
『あれ年食った子供で間違いないよ?それよりおっさんちょっと惰眠を貪りたいなーと……』
レ「師匠この後は忙しいんでは?」
『いや実質宇宙ステーションの部品来るまで以外と暇なのよ。』
ミ「そんなに暇ならアマテラス様探して来てたもれ。」
『いや俺腐っても艦長だし……』
J{ステーション来るまで腐敗臭撒かれるの嫌やから遊びに行けつっとんじゃ!}
『まぁ佳寿子にそっくりな物言い。』
J{クリム~サムライソードで遊びに行こう。}
ク[わ~い!]
『大気圏内テストか……しまったクリムが乗れない。』
J{パニアケース3号装備、サムライソード発進準備完了。}
『いつの間にバイクのオプションまで……んじゃ気晴らしに行ってくるか。』
ガオッ!試作コスモバイクは宇宙空間に飛び出した……
『高速流星?こちら小合。迷子の女神連れて来る。』
佳{え?克っちゃんそれはどういう……}
J{おのれに飽きたから浮気相手拾って来るんじゃ。}
『お前も勝手に何言っとるか!何か姉ちゃん神力尽きたみたいでな。増さんとこに迷惑かけてるっぽいんで拾って来るのよ。どうせ宇宙ステーション建造は力になれないし、運営は副艦長が、もし虫攻めて来たらスレイ少佐に全権任せて在るから。』
ヒ「アマテラス様早く見つけて来てくれ。神力無くなってどっかで泣いてるかも知れん。」
『そんなにか弱い女神でも無いんだが……』
ゴ「0号さん、カードありがとうございます。」
『それはセシリアさんかシェーナさんに言ってあげてね、んじゃアホ引き取りに行ってきます。』
{おっさん場所は?}
『惑星国家群連邦ガイアボール星系国ミッドフラワーのエルブヘイム。判るか?』
{UFOでも良かったな、1光年じゃ。}
『ってお前何処に居るんだ?』
{3号パニア操縦席。最悪サムライソードと分離してわしとクリムだけ逃げる。}
[本当に逃げたら締め潰すからね?]
{クリムが本気になったら止められんのじゃ……}
『それこそ今更だな。クリムは現在最強生物だぞ?』
{出た!ガイアボールミッドフラワーのエルブヘイム。サムライソードのナビにデータ転送。}
『ショートワープ。ガイアボール星系外縁部に。』
{ここの5番惑星じゃ}
『結構数分で飛んで来れたんだな……』
{これ惑星直列の時に来たら結構壮観やろな。ちょっとビーコン打ち込んだれ。}
『あ?卵持った20メートル程のゴキが飛んでる?』
[連邦の輸送機じゃない?スピード遅いし。]
『落とさないで卵部分にキスカ付けるか?』
{そんなのいつの間に……?}
『キスカボール作った後にキスカ手榴弾だってケベ博士が。』
{あのおっさんもいろいろ凝り出すとしつこいな。}
『ステルスオン……卵嚢に接近、キスカ手榴弾設置……なにこれ粘っこい液でできてるのか……』
{触るなよ汚い!}
『いや……触らにゃキスカ設置できんかったろうが。』
{増さんとやらに来るときゴキ弄って遊んでたと報告しよう。}
『要らん事を言うな……5番惑星つったか?」
{うん。そこの惑星越えて3つめ。}
『ステルスオフ……ショートジャンプで惑星の衛星軌道に出るぞ。』
[ごすじん、アマテラス様の神力を感知!……凄く垂れ流してるよ?]
『省エネとか知らないからなぁ……近畿逆さ五芒星で神力は伊勢神宮に集中するから実質使い放題だったし。』
[ああそれで御付きの……]
『ウケとホゲ?苦労したんだろうな……俺に付いていけと言うくらいには。』
{大気圏突入せんかい。}
『偉そうに言うなアホユニット。』
{ん?……まぁいいか。}
『何が?』
{あそこの山ってか洞窟から邪気が出てたのが神気に変わった。}
『あんな所で神魔戦争なんかしないだろ?』
{一応ピン打っとく。……神気に邪気が混ざった!}
『大気圏飛ぶぞ?摩擦熱防御!』
{おっさん魔族出てきた。パニアパージ!クリムと先行して馬車守る!}
『よし頼む!パニアパージ!』
切り離されたパニアケースは円を描いて馬車の側に着地。馬車からは矢と神聖魔法が魔族と対峙していた。
{助けに来た!矢を射るな!}
“JUN?何しに来たんじゃ?”
{おう叔母ちゃん、味方する。クリム!絶対防御!}
青銀のスライムがドームを築く!
“落ち着け!我が愚弟が来たようじゃ。JUN、スサノオはどこじゃ?”
{試作マシンの大気圏突入熱が籠らん様にまだ飛んどる。3分程待ってくれ。}
「あの……このドームは?」
{あ!あなたデクさんの妹さんですな?デクさんとノワールさんも無事ですんで。このドームは暴食神鉄スライムのクリム、帝国の勇者小合の仲間です。}
「ところであなたは?ピクシーですか?」
{小合の外部探査ユニットJUNです。一応不本意ですがおっさんの娘でアマテラスの姪にあたります。}
すいません、ノリノリで書いてて40分遅れでした。
{パニアパージ5回も書き直すな時間無いのに。}
ここで本編と外伝が結合します。
{この後外伝終わるんか?}
決めてない……




