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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
170/258

新艦隊?

 {わしの人工知能はそんなに高級なんか?}

『いや……軍事用特殊メモリー3連装して並列化しただけで変な事も高級メモリーも使って無いぞ?』

ア「それですね。」

ケ「間違いなくそれだね。」

『高級メモリーを使えって事か……』

ケ「違う!並列化3連装メモリーの方だ!」

『それが作用してJUNがアホタレに?』

{誰がアホタレじゃこらぁ!}

ケ「いいかいカツミくん、この際アホタレかどうかは置いておこう。この子は物に興味を持ったりしてるね?」

『まぁその辺は3連メモリーが悪さしてるのかと。』

ケ「この子はユニット……いや、コンピューターを超えてしまったんだ……」

『ああそんなことでしたか。』

ア「いや……そんなことって……」

『アシッドちゃんがJUN追っかける理由でしょ?』

{このおっさん地球では「生命の源」たる海の神でも有るから生命付与もできるっぽい。}

『海は弟のワダツミに任せたんだが……もっとも無機物に生命付与した場合身体は成長しないんで思考力が上がるだけなんだけど……』

ケ「恐ろしいカミングアウトをきいた……」

{やり方はおっさんがせーしをBUKKAKEて……}

『ロボットに何させようとしとるか?博士とアシッドちゃんメモしない!こいつ嘘吐けるんだから。』

{アシモフサーキットが無きゃ簡単だ。}

『一歩間違えたらメカニカルモンスター生まれるわい!』

{おっさんのおちゃらけた性格でそんなハードボイルドな物作れるか?}

ケ「作らせようとするんじゃない!JUNちゃん自身がメカニカルモンスターに見えだしたぞ?」

{判断が遅い!}

『何言ってんだコラ!』

{コラコラ言うなコラ!}

『我が前の邪悪なる生命をアマテラスの弟が砕k……』

ケ「恐ろしげな呪文唱えるんじゃないよ!」

{呪文口にしとる間は余裕が有る。その気ならおっさん無詠唱で発現可能だから。}

“グッモーニングじゃ皆の衆。”

『何処に行ってた不良女神!』

“ディクリウスの妹のところにのう。あとタヂカラオは100センチ程度じゃったぞ……おや?須勢理毘売命(スセリビメノミコト)、ついに目覚めたかや?”

{アマテラス様、その仰々しい名前はなんじゃい?}

『大国主の嫁はんじゃ。』

“スサノオよ……敢えてスサノオの娘と言わんのじゃな?”

『こいつ親の頭にムカデ這わせたり人の髪の毛柱に括ったりしてるけどな。』

{なんじゃ、わしと同じ性格しとるのか。}

『やろうとすんなお前は!』

ケ「カツミくんも大変だねぇ……」

ア「JUNちゃん正式にオゴウさんの娘になったんですねぇ。」

“嫉妬と和合の女神じゃからのう。”

ケ「面白い!ノマドくんとメイリアに付いていてもらおう!」

{スケベェさせればいいんですな?}

『乗るなお前は!』

元「神様率が高くなってきたわねこの艦……」

皇「言わば神様の御料船ですなぁ……」

『上にブラックホール破壊砲乗ってますけどね。それより元帥、浮きドッグ(ラフレシア)はどうなってますか?』

元「取り敢えずコア部分のみ15艦隊が持ってこっちに向かってるわ。まだ戦闘機(ミリタリークレスタ)は時間がかかりそうだけどね。」

ケ「雄しべと雌しべと子房かぁ……花弁が戦闘機格納庫、がく弁が戦艦ドッグになってるからなぁ。」

元「あんなの組み立てたままだとゲート通らないでしょ。」

ケ「無理を通して道理を引っ込めるのに特化した人知ってますが?」

元「物理的には無理でしょ?いくらなんでも……」

{んでわしはノマドとメイリアくっつけて来たらいいんか?}

『大人しゅうしとれ!要らん事すんな!今回の作戦開始はラフレシアのコアが到着、アヴェンジャーにエネルギー補給終了後になります。各自それまでは自由時間ですのでのんびりしてください。フィレさん、こちらのスケジュールをリークしてもらえますか?あとは魚が掛かれば作戦はより楽になります。』


1時間後、アヴェンジャーから微弱な通信波が発信された。


「こちら連邦宇宙軍司令官フィレ・カッツ。帝国軍空母を乗っ取り脱出予定。敵要塞が到着し空母のエネルギー補給し次第作戦を開始する。返信不要。」


「こんな感じですかな?」

『ありがとうございます。あと皆さんの服ですが作戦開始寸前にでもこちらに着替えてください。』

ノ「わ~!見事な囚人服ですねぇ。」

デ「マギコマスター、それ着て写真撮ろう。」

ノ「何考えてるメイプルリーファー!」

プ「あの……これ本当にいただいても?」

『肌触り良くないと思いますけど我慢して着てくださいね?』

ド「違います。プシィも我々も貧民だったのでこんな上等な服は……」

『そんな……解りました。作戦成功の暁には皆さんに服をプレゼントしましょう。』

ラ「えっ?そんな簡単に?」

『ええ、フォーマルと遊び着を1着ずつ。取り敢えずはそれで我慢してください。あ、軍の人以外には内緒にしてくださいね。』

「「「「「おおお!プラムボーイ!プラムボーイ!プラムボーイ!」」」」」

『皆さん、この作戦の成功は皆さんにかかっています。頑張ってくださいね。』

ノ「みんな!絶対に成功させるよ!」

「「「「「オーっ!」」」」」

ヒ「0号……士気上げるの上手いなぁ。」

『ヒュード……言わば彼らはエリートのはずなのになんでそんなに貧しいんだ……』

<こりゃ結構民間まで貧困に喘いでるね。>

『城野さん、細かい調査頼みます。ちょっと皇帝と元帥に話付けてくるよ。』


元「連邦の貧困はそんなところまで……」

皇「何とかできない物ですかのう……」

『連邦と帝国で救援物資として古着を出して頂きたいんですよ。それを運んで配れば人民の反感はある程度緩和されると思います。あとは食料もいいかも知れません。』

元「判りました。あなたの艦隊に付ける輸送船をその任に充てましょう。」

皇「そりゃいいですな、帝国からもその名目で出しましょう。」

『は?あなた方は何を仰って居るのか……』

「「あなたの合同艦隊ですよ。」」

{また20分遅れか!}

う~む……本当に読者の皆様にはご迷惑かけてしまって……

{だからもっと早く書けと言っとるのに!}

案が寸前まで全く浮かばんのよ……

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