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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
2 やっと宇宙の艦隊勤務
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軍事裁判前夜

「ところでカヅさんや。」

{なんですお爺ちゃん?}

「誰が爺さんか!ガニ股何とかしないと場末のニューハーフみたいだぞ。」

{でもな、椅子に座ってボール取るとき男は股閉じるやろ?女はスカートで受け止めるから股広げるねん。}

「基本的にアナタ今すっぽんぽんですよね?」

{ウルトラの母もすっぽんぽんで宇宙飛んでたしなぁ…}

「アッシャー提督、アンドロイドが服着るのは一般的ですか?」

「うーん…作業用は大抵着てないけど女性型は着て無い方が珍しいね。」

{せっかく胸大きいのに…}

「だから隠せと言っとるんじゃ!大平原の小さな胸なら絆創膏で充分だ!」

{大平原の小さな胸………聞き覚えが有る…それはそれとして一発殴る!}

「マニュピレーター壊さない様にな?」

「カヅコちゃん、もっと大きくできるわよ?JUNちゃん内臓できる位は楽勝よ?」

{是非!}

「あまり大きいと肩が凝るって唯が言ってたろ?」

{まぁあの娘は胸魔神とか呼ばれてたから……何で唯知ってるん?}

「記憶取り戻したらわかるぞ?もしかしたら嫌かも知れないけど。」

{小学校の時の健ち?}

「わしゃ体力の塊かい!」

「オゴウさん、カヅコさん、どこ行くの?部屋ここよ?」

「{あ……}」

「ああやっぱり人間なんですね、安心した…」

「提督、それはどういう?」

「いえ、機械みたいにミスしなければこちらも機械と勘違いする可能性が有りますから。」

「カヅちゃんにナビゲーションしてもらうと通り過ぎた後でさっきのコロニー右とか言いますよ?最悪5分後に…」

「それらはあたしも知らないわねぇ…」

{不当な風説の流布やね?}

「記憶回路再生…対航空母艦戦以後…額部プロジェクターに接続…よし、再生!」


{ハイハイナビしたるよってあんじょう飛びや?}

「真っ直ぐでいいのか?」

{んでそこの小惑星右に。}

そろそろ何かやるぞ…さっきのアステロイド左とか…

{5分前に通りすぎた恒星系左に。}


「やってたわね…」

「やってましたね、あはは最高だ!オゴウさん、カヅコさん、お二人を第15艦隊所属客員技官として歓迎します!」

「ありがとうございます…ところで明日って何するんですか?」

「二人を勇者として発表するわ。あとサカマツや研究所でのゴタゴタも少し出すかもね。」

「あれ?元帥ちょっと怒ってます?」

「ええハイネルと偽コースにね。…良くわかったわね?」

「感情は隠そうとすると別なところで小さな綻びが出ます。

今元帥は少し微笑まれたんであ~怒ってるな~と。」

「小官は気付きませんでしたが…」

{ああおっさん昔看守やってたからとちゃう?}

「何で知ってる?誰にも言ってないのに?」

{…あれ?ホンマになんでそんなことを?}

「オゴウさんの予想通りみたいね。まぁそれは追々記憶も戻るでしょ。」

{カヅちゃん解らへんねんけど。}

「カヅコさん…どうも元帥とオゴウさんだけが解ってるっぽいですよ。」

「あとカヅちゃん漫画描いてたんで鉛筆と紙渡すと面白いかも…男の同性愛描くかも知れませんが。」

「まぁ!クリエイターだったのね?」

「せいぜいビックリエイターかと…遊びに行ったら漫画の格好して漫画描いてましたから。」

{記憶回路再生!}

「しようか?」

{不細工やったら困るからあとで。}

「ところで私達レストラン行くけどどうする?」

「JUN太で行きます。」

{食べれるならサイボーグ素体で行くんやけど…}

「あら?食べられるならJUNちゃんの方がいっぱい食べた気になれるわよ?」

「ケーキバイキング全品制覇を狙ったりしますが?」

{記憶にございません!}

「「あ…これやってるし記憶も有るな。」」

{いつもそばに居る人の顔が解らへんのやわ…体型はケベはんに似てた気がする。}

「もうちょい背は高い、174センチだ!」

「ケベは170無いでしょ?小官が180ですよ?」

{箱の中に入ってたから解らへんのやね…実際JUNできるまで大きさは全く解らへんかったから。}

お二人の前にフランス料理っぽい高級そうな食べ物が並べられて行く…

アナライズスキャナーで一品一品調べて回ると…

「提督、元帥、これ食べないで下さい。微量のシアン化カリウムを検出しました。」

「ありがとう、シェフを呼んでもらえるかしら?」

「はい元帥。何でしょうか?」

「これ作った方にお話聞きたいのよ…本場より洗練された香料の使い方だわ。」

「これはレモンバームをメインに…」

こっそりテーブルから降りて靴紐同士を括る。

そしてテーブルに戻って一言

{で、どこにアーモンドは使われたんですか?}

呆然とするシェフと顔の色を無くす料理人

{隠し味はアーモンド…いえ青酸カリですか?リック・ザッカーさん?}

「おいおいお人形さん、いくら元帥のお付きでも怒るぜ?」

「それ2つ食って生きてたら好きにすればいい、なぁリックさん?」

咄嗟に逃げようとするリック、だが靴が結ばれているためあえなく転倒。シェフに首っ玉を掴まれる

「おめぇリックジェイソンって名乗ってたよなぁ?」

「そんなことはどうでもいいんだ。1つにつき青酸カリは130ミリグラム入っているな?致死量は150~300ミリグラム。シェフ、食って見るかい?運が良きゃ生き延びられるぜ?」

「ああオゴウさんシェフはこちらサイドだよ、仕事仲間が犯人扱いされて血が上ったんだろう、許してやって欲しい。」

「全く申し訳ねぇ…あんた何者だ?」

{ポケモンだ!}

「黙ってぇ!明日発表予定らしいんだけど…」

「勇者よ。勇者オゴウカツミさんと勇者イケダカヅコさん、明日発表だから内緒にね?」

リックが動く!ターゲットはシェフか…だがアッシャーに押さえ込まれる!

「思い出した!リックザッカーってハイネル陣営の殺し屋って触れ込みじゃないか!オゴウさんよくわかりましたね?」

「軍の人事コンピューターに聞いたからね、コンマ2秒で教えてくれました…それと…」

口の中を除き込むJUN。

「有った!自害用青酸カプセル~!」

{ドラえもんの真似すんな!}

「あ!この毛皮放射能汚染されてるから、ちょっとすると毛が抜けるかもね。」

「なんか恐ろしいお人形ですね元帥…」

「コース・ケベは動けなくして改造しようとしたところで殺されかけたわよ?でもこちらが裏切らない限りは味方よ。」

さて次回本当に裁判に進めるのか?

{いい加減な作者やな…}

登場人物が勝手に動くとはよく聞くがここまで暴れ倒すとは…おまけに違う話から登場人物引っ張って来るし

{誰や?}

リュックサックは違う話の主人公だったのに

{リックザッカーやろ?}

俺は早くUFOのドッグファイト書きたいのよ

{書けるんか?}

書けるかじゃない!書くんだよ!

{無理に50円!}

賭けるんじゃない!

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