准将?冒険者?勇者?
『こちら特別儀礼艦高速流星。所属と艦名を述べよ!』
あ!問答無用で何か撃って来た。
<フフっ、こんなことも在ろうかと……スーパーミラー展開!>
昆虫の撃ったリング状の光線は0.数秒で展開されたスーパーミラーで跳ね返され撃った昆虫に命中。昆虫はきりもみ状態に陥り……高速流星の右につく。
<やっぱりキャプチャービームだったか。>
『謎兵器ポンポン実用化しないでくれます?』
<ギャラクシアンやギャラガと言えばキャプチャービームじゃないか。>
『キャプチャービームはギャラガ以降じゃなかったかな?ギャプラスとかでギャラクシアンは動くインベーダーだったと思うけど?』
<ん?そう言えばそうだね……なんで勘違いしてたんだろう?>
{あんたら80年代に入る前のテレビゲームで盛り上がるなや……}
<あれ?ギャラクシアンって79年だっけ?>
『うん、ギャラガが81年でギャプラスが84年だね。』
{ナムコの回しもんかあんたは?}
『一時UGSF(ナムコの銀河連邦宇宙軍)で活動してた。花博の後位から。』
<あ……筋金入りのゲーマーだったか。>
「ワタナベさん、0号何の話してるんだ?」
「前の世界のゲームでやすよ。ぶっちゃけ無視推奨。」
“敵戦闘機より連絡。降伏したい。以上です。”
『武装解除して昆虫機の右に着け。これより尋問する。』
んで乗り込んでみるとキャプチャーしたのに乗ってたのがオーク、降伏したのに乗ってたのがダークエルフだったんですねこれが……デクさんに間に入ってもらおう。あ、ナベちゃんとクリムも呼んで。
「連邦宇宙軍突撃部隊隊長、ノワール少佐。こちらは隊長補佐のカッツ中尉です。」
『共和国宇宙軍特殊儀礼艦高速流星艦長、小合克己准将です。』
「共和国が何故帝国に?」
『俺は共和国准将で有ると同時に帝国の冒険者なんですよ。』
胸からJUNが飛び出てギルドカードを見せる。
「このフェアリーは?」
『それはフェアリーではなくメカニックです。』
JUNは腕を外して見せたあと接続し直す。
『さて、連邦が何用で帝国に侵入したのですか?』
「連邦の政治は異常です!連邦を破壊していただこうと参上致しました。」
『え?……それは中尉も同じですか?』
「我々の乗っている「虫」は脳を食います。今僅かに残っている理性は次に帰って来て残っているかどうか……私は元々殺していただこうとここに参りました。」
『なるほど……貴方がたの戦闘機は今共和国の科学者が検査しています。それと……脳を喰われるんですか?』
「はい……」
『ではこれをお飲みください。我々がエリクサーと呼ぶ薬です。』
「は……あ……でも……」
「やれやれダークエルフは疑い深いですね。」
「え?ディクリウス?ディクリウス・アルトラパン・メイプルリーファー?死んで……無かったんだ!」
「そこの旦那に命を救われてね。そのエリクサーも本物だよ?この旦那エリクサーの合成に成功してる。カッツ、飲んでみなよ。」
「え?こんな高いものを?」
「それ元々はそこのクリムちゃんが合成したものらしいぞ。クリムちゃんこれでもグラトニーオリハルコンスライムだし、緑星竜のリョクちゃんも居るしな。」
「ゴブリンは?ゴブリンは居ますか?」
「ノワール・ノイマン・マギコマスター!お前の目は節穴か?ここに居るじゃないか。」
「ゴブリンカイザー渡辺辰夫と言いやす。」
「え?……オーガかと思ってたよ。」
「君昔からプラムボーイのお伽話が好きだったからな……って言うかエリクサー飲め!」
「ドン・カッツ中尉、これは飲んだ方が良さそうだ。」
「ええお嬢、ディクリウスの坊っちゃんの恩人なら。」
「不味いけど吐くなよ?」
二人は瓶を一気に呷り……
「「おかわり!」」
「有るか!」
『もうすぐ地獄の苦しみが来る。5……4……3……2……1……』
「うっ!頭が……」
「何て事だ!頭の中が……」
「「痒い!」」
『今脳細胞再生してるからそりゃ痒いさ。それが痒きゃ痒い程脳味噌食われてたんだ。君たちは辛くも戻ったが手遅れの場合も在るからね?で、デクさん、恋人助かって良かったな?』
「え?彼女は恋人じゃないですよ?子供産ませたいだけです。」
「そうですよ。将来これと番になれと親から言われただけです。」
『あ~リョクと佳寿、立ち聞きしてるんならここに来て許嫁の説明してくれ。』
{なんでわかった?}
『わからいでか!』
(池田ちゃんは解るけどあたしはなんで?)
『大抵2人組で悪さしてたから。』
[すげえな父さん……]
「とーたんちゅげー!」
「オサム実は解ってないだろ?」
「オサムも女じゃ、レオより詳しいわのう。」
「ふっ。」
「ミヤビ様、キキョウ姉に鼻で笑われてるぞ。」
『なんでお前らまで来とるのだえ?』
「とーたんケーキちゅいた!」
『準備できてからな?マージョさんやカオーくんの言うこと聞いて食うんだぞ?んじゃミーン・マシーンGO!』
『はぁ……失礼しました。』
「あ……いえ。あれが准将のお子さんですか?」
『あの中のロボットとゴブリンです。あとはうちの子の友達ですよ。』
「ゴブリンですか?」
「両親はぐれゴブリンに殺されたんでやすよ。この先輩は子供が好きなんでやす。」
「な?子供はすげえ良いもんだろう?」
「あんたの血が交じるのが怖いのよ。」
『え?やっぱエルフとダークエルフってそう言う?』
「何考えてんのか知りませんがエルフとダークエルフって皮膚と髪の色だけですからね?そうでなくてこいつ魔法使えないんですよ。」
『あれ?初めて会ったとき酩酊使って無かったっけ?』
「それはこの馬鹿のスキルで魔法使えないんですよ。」
『さっきそこにいたレオやミヤビ様は火の初級なら使えますよ?』
「それはいい、ディクリウス、教えてもらえ。」
「お前こそ旦那に蘇生教えてもらえ。」
「何?蘇生って帝国勇者の術じゃないか?」
「この旦那がその帝国勇者なんだよ。気付いて無かったのか?」
「だって冒険者って……ええっ?」
『SSS級冒険者小合克己ですが?』
あ……ノワールさんとカッツさん埴輪になった……
{やっぱり30分遅れか!}
体調は戻ってるぞ?
{戻ってて遅れるな!}
いろいろ有るのよ……




