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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
147/258

新皇帝直領にて

現在コロナ隔離施設におります

 「悪魔召喚までやってのけるとは……」

『神と悪魔は表裏一体。人に都合のいい現象が神、都合の悪い現象が悪魔と呼ばれる。たまにさっきのキマリス達みたいに元々土着の神が宗教に負けて悪魔と呼ばれる事も有るんだ。まぁこれで俺の評判はガタ落ちだと思うがな……』

「「「おおぉ~オゴウ!オゴウ!オゴウ!」」」

『あれ?』

「そう言えば皆の者に彼を紹介しておらんかったのう。彼はオゴウ、共和国准将にして帝国勇者じゃ!ドボコン優勝で知ってる者も多かろう。更に神々とも友好を築いておる。本来神の座におわすべき傑物じゃ。今回は20年前の我が暗殺の件で尽力いただいておるが、その過程でこのトライサブ領の領民が苦しんでいると知り救いに来てくれたのじゃ!」

「「「「「おおぉ~!」」」」」

「さぁ、オゴウさん。」

『え……あ、どうも。胡散臭いロボットです。今までは政治の上が腐ると下は泣くしかありませんでした。今回皇帝陛下自らが臣民保護に動いてくれました。これから帝国を生まれ変わらせるには皆さんの協力が必要です。決して平坦な道では無いでしょう。ですが帝国ならできると信じています。皆さんの理想郷を作る為に皆さんの力を貸してくださいます様お願い致します。』

「「「「「「「うおぉ~!」」」」」」」

[あれ?父さんまともなスピーチしてる?]

{幸治、あれ舞い上がって本人も何言ってるか判らんと思うで?}

「奥さん奥さん、それでは0-号が馬鹿みたいに聞こえますよ?」

{ヒュードロボはん……ウチを嫁に選ぶおっさんやで?アホに決まっとるわ。}

「あいつ奥さんへの土産探すのに帰らずの洞窟に潜ったんですけど……イエローダイヤとかもらいませんでした?」

{そこがアホやねん!ウチの土産なら元気な姿だけで充分やん!なんで木端微塵で帰って来るんやあのアホは!}

「それについては第1・第15艦隊の到着が遅れた所為でもあるわ。あまりオゴウさんを責めないようにね。」

{元帥、それについては理解してるし慣性力キャンセラー潰されたりかなりの妨害受けた上でようやった事も理解はしてるんや。}

「ならなんで?」

{ウチは「死んだら承知せんのんで」と言った手前心配する事も悲しむ事も旦那を裏切る事になるからなぁ。}

「いやいやそうはならんでしょ?」

{我ら夫婦、既に魔道に入っとります。}

<子連れ狼かあんたら夫婦は?>

[え?僕は大五郎なんですか?]

「有る意味似とるのう……ちゃんの仕事は勇者じゃが。」

「ちゃんが帰れなかった原因が何をのたまいますか。」

「原因は妾か?自覚は無いが?」

「キャティがミヤビ様を嫁として欲しがってたでしょうが!そうなればキャティ男爵家の権力は絶大になってましたよ。それを阻止するのにオゴウ様は丁寧にキャティ家を経済的に追い込んだのです。」

『いや?あんなのが可愛い幼妻娶ると思うとイラッとしたから。』

{このおっさん一回敵認定したら味方に変わる事あれへんからな?}

「まぁその辺は何となく……今回のトライサブ見てたらそうだろうなと。」

{で、こっからがおもろいんやけど自分攻撃してきた奴より仲間攻撃しようとした奴の方が評価低かったりするんやわ。}

<変人と言う意味でなく?>

「ジョウノ先生、単純に師匠が狙われたら師匠独りで何とかできるけど仲間狙われたらその仲間に危険が及ぶのを嫌ってじゃない?」

『レオ?何時から城野さん先生になったんだ?』

「この前ホットケーキ作ってもらってから」

『そうか……やはりアイスキャンディ位では呼び方は変わらんか……』

「師匠以外に何て呼ばれたいんだ?」

『特に要望は無いが?』

「たぶんレオからかって遊んどるのじゃ。」

『昔よくアメリカの映画でマスター何々とかあったよな?』

「んじゃマスターベー……」

『わ~。レオ何言っとるんだ?』

「ベーコンがおかしいのか?何か作ってくれるときに結構ベーコン入れるから。」

『うちの不良嫁が大喜びしてる時点で似た言葉にとんでもない言葉が有ると気付け。』

「いやでもさ、帝国で想像してたのとイメージが……」

『JUNのAIの元に何を期待してたんだよ?』

「そう言えばリョクさんがそんなことを……」

『クリムと純子ちゃん以外は元々のあいつ知ってるからなぁ……』

{おっさん飽きた。次行こうで。}

『そろそろケーキ来る頃だがいいのか?』

{偉大なる旦那サマ?何でケーキが来るんやな?}

『タイミングを失ったが親睦会をしようと計画してたのよ。マージョさんやカオーくん、エマールちゃんは知ってるはずだが?』

「ねぇ艦長、どうせなら名目をトライサブ領解放パーティーにしないかい?」

『その辺はマージョさんにお任せしますよ。で、ここが直領になるんですが……』

「タケシトに見させよう。」

「いやじゃあぁぁ~!」

「きっちり働け!」

「働く位なら毒を呷る!」

『皇弟殿下!二言は有りませんね?』

「え……ちょっと撤回したい。」

『実はケベ博士に開発してもらってた毒がもうすぐ完成します。』

「オゴウさん……それは例の?」

『はい皇帝陛下。アレでございます。』

「オゴウさんは皇帝に反逆してはいけないはずでは?」

『してませんよ?ねぇマツシト陛下?』

「わしが皇帝時代にドボコンに……」

「余はドボコン前に甦っておったが?」

「いくら何でも死にたくは無いわい。」

『いくら何でも殺しゃせんわい。』

「タケシト様……師匠が信じられない?」

「レオちゃん、何か楽しんでるオゴウさんは毛の先程も信用できんぞ。」

『なるほど、ご慧眼ですタケシト殿下。』

「何で自分から味方を切り捨てるかのう?コース博士に頼んだ時点で唯の毒なはず無いじゃろうが、おまけに死んだらオゴウさんが甦らせてくれると言うのに。」

『エロイムエッサイム……旧き躯を捨て、蛇はここに甦るべし……』

{エロイムエッサイム 回れ地獄の魔方陣♪}

(池田ちゃん?実写版悪魔くんの歌出すな。)

「地獄のナイフがじゃなかったっけ?」

「純子、それはアニメ版だ。」

『俺のは魔界転生で悪魔くんじゃ無いんだがな?』

{首人形大好きロボットが何を……}

『佳寿ちゃん首外してヒヒヒヒヒヒヒヒヒと……』

{せぇへんわい!}

『んじゃ単眼に改造を。』

「まかせたまえ!」

{せんと言うのに!}

申し訳有りませんが現在頭痛が酷くこれ以上の執筆が不可能な為、一旦ここで筆を置かせていただきます。


で、こちらが完成版になります。

タイトルと書き足し分だけですがこれが次回に続ける為に必要でした……まだコロナ隔離施設に居ります

煙草吸いたい……

{禁煙しとったやろうが!}

今年10回目の?

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