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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
自家用宇宙艦
144/258

ヒュードロボ洗脳中

 「おおう……そう言えば有ったわ……寝てる間にパワーアップしてて……クリムが赤から銀色になってた。」

『お前のスタンピードの思い出はそんなもんか。』

「実際に見てないし……」

“あれ犯人はエンシェントドラゴンのドラゴンゾンビだったんだよね。”

『うん。骨はまだ有ると思うよ?クリム!』

[頭蓋骨持ってるよ?でも狭すぎて出せない。]

「待て0-号、そのスライム収納持ちか?」

『ヒュード、スライムは大抵収納持ってるぜ?』

「そうなのか……俺もスライムテイムしよう。」

『え?クリムの子もらってくれないのか?』

「お前喋れるオリハルコンスライムの子って莫大な値段付くぞ?」

『可愛がってくれるならもらってくれ。』

「いや対価がだな……」

『そんなもん要らねぇよ?オリハルコンスライム持ちはみんな俺がもらってくれと頼んだのばかりだよ?』

「すまねぇ、クリムちゃんの子供産まれたらくれ。」

『ああ、ありがとう。可愛がってやってくれ。ところでそろそろドボコンじゃねぇのか?』

「本戦は来年で今年は予選だ。迷宮には入らねぇよ。」

『いや……ゴンザレスくんどうすんだよ?』

「わしが推薦しますぞ?最初は共和国からのゲストで行きましょう。共和国迷宮探訪チームとかどうですかな?」

『共和国宇宙軍チームになりますが?』

「コース博士たちのチームにしましょう。宇宙軍は手伝ってるだけです。」

『んじゃヒュードとゴンザレスくんはパワーに慣れてもらうかな。』

「どうやって?」

『実戦が一番早いだろう。多少の故障は目を瞑ってくれ。』

「相手は?」

『何でも魔族とか言ってたが?』

「面白い!ただ50馬力は欲しいな。」

『いや、お前今80馬力ほど在るぞ?違和感無いか?』

「え?いや特には。」

『ヒュードのエンジンはターボチャージできる形式だったんでな。ちょっと弄ってみた。』

「まず50馬力にするとか聞いたが?」

『すまん、計画が変わった。』

「変える時は本人に言ってくれ。」

「ハーフブーストで60馬力、フルブーストで90馬力は出てると思うよ?普段は燃費抑えるのにチャージしてないけどね。」

「早くどっかに降りて動いてみたいな。」

『ファントム形態ならマッハ2.5ほど出るはずだぞ?』

「ゴンザレスくんのスターファイターはマッハ2.2だからね?」

「なんか凄い事になってるな?」

『残念ながら理論値、実際はヒュードもゴンザレスくんも同じ位のスピードだと思う。マッハ2程度が安全速度だろう。』

「それが既にメチャクチャなんだが?」

『問題は宇宙空間飛べるかだが……』

「飛べるけど音速じゃ遅すぎる。サムライソードが最高速ワープ2だから雲泥の差だよ。」

『スペースクラフトと緊急脱出ギミック一緒にするな。』

「でもラジコンだと言って密輸も可能だよ?」

『何がしたいんだあんたは?』

{あれ乗り心地悪いぞ?}

『JUNは大人しゅうしとれ!』

「アンドロイドやサイボーグが入れない国も在るからね?例えば今から行く連邦とか。」

『え?連邦そんな所なのか?』

「だからどうするか……エルブヘイムが連邦抜けたがってるのはそういう事さ。技術の流入を拒否してるんだよ……」

『原始共産制かな?それじゃ帝国宇宙軍に蹂躙されるんじゃ?』

「ところが謎の古代文明の宇宙船とか持ってるらしくてね……はっきり言って訳わからないんだよ。」

“ありゃビャーキーじゃぞ?”

『生体宇宙船か?』

“大型のを戦艦として運用しとるに過ぎんのじゃよ。この艦で蹂躙できるぞ?”

『する気は無いけどな。』

“向こうがどう思うかじゃ。妾等が来る前にハスターとかここに居ったからの。スサノオの姉じゃつったら逃げおったわ。”

{おっさん本当に昔何したんだよ?}

黄衣の王(ハスター)とは敵対しとらんぞ?アザトースしばいただけで。』

“他所の最高神しばくな!”

『そうは言うが旧神(ヴァルヴァドス)と殴り合ったら妙に気が合ってな。』

<どこで番長マンガみたいな展開してるんだよ?>

『んでアザトースが怠けて寝てるから悪いって意見が一致してみんなで殴りに行こうって……』

「あのな0-号……魔族ってのは旧支配者を崇めてる連中だって知ってるか?」

『初耳だが?』

「そこの親方しばいて来たってお前……」

『あいつらの眷族なら物理で殴れば早いぞ?神通力や魔法は効かなかったけどな。』

「いやまぁ……もういいや。」

『あいつらとやりあうには発狂封じは必要だな。それにヒュードの力が有れば負ける事は絶対に無いから。』

「オレ昔負けてんだが?」

『その時は生身だったろ?今回はパワーアップしてるんだ。それにお前は宇宙一のダンジョンエクスプローラー。恐怖心も持ってる。恐怖心に負けない勇気もな。あいつらは多分恐怖心を煽って来るが、それだけだ。お前に負ける要素はねぇよ。心配すんな。』

「オレはリッチにも勝てなかったぞ?」

『だが負けて無かっただろう?今回はお前の怪力も使えるんだぜ?そうそう負けねぇよ。リッチ戦じゃ決め手もないのに善戦した。はっきり言ってリッチより弱いぜ?』

「はぁ……0-号、お前扇動者になれるぜ。」

『んじゃお前が扇動されてくれ。』

「本当に不思議な奴だな。魔族への恐怖心が無くなっちまった。」

『なら勝てるな?』

「ああ、恐怖心を利用してくるなら抑え込むだけでいいからな。」

『それでいい、相手はただの魔族だ、神じゃない。恐怖にかられず落ち着いて対処してやれ。お前が勝てない理由など無い。お前が勝てない奴など居ない。』

「0-号、良いのか?オレデモンスレイヤーになっちまうぜ?」

『もうお前を止められる奴など居ない。誰にも止める力も権利もない。』

{なんかどこぞのカルトが信者洗脳してるみたいな展開だなこれ。}

<実際その通りなんじゃ無いかな?あれ小合さんは意思を持ってそう誘導してるよ。>

“あんなの神族がやったら普通人なんか洗脳されるよ。”

『はい外野うるさい。』

「と言うかなんで師匠ヒュードさん洗脳してんの?趣味?」

“ヒュードの中の恐怖心を抑えたんじゃ。別に洗脳した訳じゃないぞい。”

{やっぱり30分遅れるのな。}

土日出勤になったからな……来てくれる読者様には申し訳ない。

{こんな作者ですが見捨てないでやって下さい。}


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