帰宅途中の上映会
今回の更新から週2回、日曜水曜更新とさせていただきます
{毎日更新しろ!}
今少し文才と想像力を戴ければ…
{弁解は罪悪と知りたまえ!}
…そのうち泣かす…
「で、さっきのはもしかして?」
ノマドさんコンソールに顔近付けても…
「ええたぶん異世界法典には乗ってない合言葉です。」
{千日前のキャバレーのCMやさかいな。}
「これは覚えてるのかい?」
{誰かと道頓堀で妖怪ハンターヒルコって映画見た時に宣伝してたと思う…あのキャバレーそこやでって…沢田研二が自転車で校舎の中走り回ってキンチョールで妖怪退治するんよ。}
説明下手か?たぶん記憶の中にあるんでみんなで観るかな?
「博士、あれ上映できますか?」
「この前記憶コピーしたから可能だよ。」
「んじゃお願いします。妖怪物でもあまり怖くはないんで。」
「スターウォーズか宇宙からのメッセージか惑星大戦争観たい。」
「それらはヒルコの後でお願いします。」
「フレッシュゴードンなんてのも…」
「ああそれ一般上映してたけどポルノなんでノマドさんとでも一緒に…あ、カリギュラもそうだった。」
おや?女性陣から零下の視線…
「んじゃカヅちゃんの言ってた妖怪ハンターヒルコ上映します。」
ゾンビとかサンゲリアとか13日の金曜日シリーズも有ったと思うけどな…あと食人族とか世界残酷物語とか…
《そっちはプロフェッサーが観たがらないので…》
ガメラとかゴジラも有ったでしょ?あれ怖くないよ。
《結構莫大な量なんでサルベージに時間がかかってます。この映像資料群売るだけでひと財産になりますよ。》
その辺博士に任せるよ…そろそろジャンプアウトかな?
《はい、5…4…3…2…1ジャンプアウト!》
で、マザーが来たってのはカヅちゃんに知られたくない話かい?
《…あの名前…カヅコは本名です。》
だと思った…ヒルコ観たとき横に居たの俺なんだよ。嫁に来る一月前に地震で死んだ…俺の嫁になる予定の娘だったんだ。まさかこんな状況で会えるとも思わなかったけどね。
《言わないんですか?》
こっち来るまでは会いたくても絶対会えなかったんだよ?元気な彼女見てるだけで満足なんだ。それと…JUNの動き方に癖は出てたからね…
《私はノリコ・クヮルスの精神コピーです。》
だろうと思ったよ。
《私は…偽物なんでしょうか?》
なんで?博士が自分で生きて行くのに必要だからノリコちゃん作ったんでしょ?そこに本物も偽物も無いし俺に技術が有れば佳寿子の精神コピー作ってたよ?
《ありがとう…話せて良かった。》
またいつでも話し相手になるからね。さてと…
《Q、Q、Q、オバケ~のQ?》
あれ?新パターンか?
「♪ぼ~く~はオバケのQた~ろう~。」
《認識終了!お帰りなさい皆さん。》
{VIFAM 7 this is control,over}
「This is VIFAM 7, read you five five braking into landing speed」
{You're right on the glide slope}
「Read you」
{One minute and counting}
《Welcome home VIFAM 7 I'm mother arm computer》
「Hello,M.A.C.」
{Coming in contact with mother arm 5・4・3・2・1 contact}
「contact」
《confirmed round vernirn》
あ…開発室組が目ェ輝かしてる…
「先輩!今の何ですか?」
「いやオゴウくん達が勝手にやってるだけだから…」
{発進の時のも有るで?}
「なかなか美しいですね!優雅に見えます!」
「あたしゃこの3人がやってるから綺麗に聞こえると思うけどねぇ。」
「あ~兄貴の艦隊でもやらないかなこれ…」
アシッドちゃん…迷惑だから広めないように。
「あたし明後日提督府行くから送ってね?」
「元帥、お疲れ様です。」
「あんたたちも行くのよ?できればオゴウさんストレッチャー移動でいいから怪我してる体で来て欲しいわ。ポッドの副座席に血糊撒いててね。」
「包帯だらけで良いなら2時間で行けます。ポッドの副座席ハッチは外して操縦関係ない所は適当に壊しましょうか。」
「うふふ…ポッドで航空母艦落とした英雄のデビューよ!」
「あ…でもその前に刑務所でカヅちゃんがコンピューターつってますが?」
「怪我してて緊急を要したんで適当言った…オゴウさんは名乗ったんでしょ?AIやコンピューターと思えぬ漫才を繰り広げたと報告書に有るわよ?」
「オゴウくん…1つお願いが有るんだけど…ベルトの風車に風当てたらトランスフォームするようにしていい?」
「…変身ポーズにしてクダサイ…」
{♪火を噴く赤心少林拳。}
「別にハーレーに乗りたくはないのよ。ヒーローのバイクはスズキで決まりだ!実写のワイルドセブンは全員GT750だったしな。」
{70年代の記憶無いのでパス。}
こいつは…
「んじゃちょっとアンドロイド弄ろうか。」
「手伝います。」
「「補助に入ります!」」
「元帥…あの3人いいですね…」
「ここに移ってくれないかしらねぇ…」
{仮面ライダー小合克己は改造人間である。
彼を改造した第5研究室は宇宙征服を目論む悪の秘密結社である。
小合克己は人類の平和の為に研究室と戦うのだ!}
「止めろカヅちゃん邪魔すんな!」
「JUNたんさっきから何を言ってるの?」
{満足しました。っていうかおっさん本当に移植されてるんやね。}
「オゴウくんは銀髪の予定だよ。カヅコちゃんどうする?」
{金髪縦ロールで!}
「それに合わせてJUNたんも縦ロールにしましょう!」
「抱いて寝たら3級技官の胸に刺さる様にするなら手伝うよ?」
ソアラさん胸だけは慎ましいから…
「今思い切り素体殴りたくなりました。」
軍人のカン怖い…まぁアシッドちゃんが大きすぎるってのも有るんだけど…
「技官長!腕切り落としていいですか?」
え?俺の考えモニターされてんの?
「それはないから安心して欲しい。」
お~い博士~、今完全に俺の考え読んだだろ!
「さてオゴウさんの意見は無視するとして…」
絶対どこかに表示されてる…
「「「「それはない!」」」」
今確信に変わったぞコラ!
「もし考えが読まれてるとしてオゴウさんは今何もできませんよ?」
甘いよアシッドちゃん…レスキューチェイサー自爆シークェンス起動、続いてマザーアーム表面にデータリーク!研究所発電用縮退炉に接続、ブラックホール解放用意!10…9…
「わわわ解った悪かった。」
どうせ一回死んでるんだからみんな道連れにしても悪くはないと思うんだよね?
「実は怖い人だったんですね?」
いいえ?裏切られたら自分が消滅しても相手滅ぼすだけの気の弱い小市民ですよ?
{今までより重くてブラックな気がする…}
まぁ過去話だったし学者連中にバカにされた主人公が軽く切れたからな
{軽くって…}
相手コンピューターだから故意に人間は傷付けないと思い込んでる学者連中の傲慢だよ
主人公は転移者で在るがゆえに人間を故意に傷付ける事も可能だし既に味方認定は外してる
俺なら提督府行きは別の船で行くね…ふふふ
なお続きは水曜更新予定です
少々書き溜まりましたんでしばらく日水更新で…行けたらいいなぁ…




