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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
問題親父たちの帰還
123/258

お前も仲間だ文句が有るか

 暴食聖金属粘体生物(グラトニーオリハルコンスライム)?このゴーレムは何を言ってるのか?

「グラトニースライムって山位の大きさですよね?」

『うん。本気で大きくなったらこの辺クリムの中に沈むと思うよ?今は体積の数百億分の1を出して残りは次元収納に入れてる形です。』

[ぜんぶ出すとおなかすくのー。]

「あとメタルスライムはたまに聞きますがオリハルコンスライムって初耳で。」

[レベルアップのタイミングでごすじんにオリハルコンの鉱石もらって食べたのー。宇宙にぼくとこどもたちだけしかいないのー。]

『混乱しとるようだな。』

<ここバララントはギルガメスと100年に渡る戦争を……>

{余計に混乱させようとするんやない!}

あ、JUNがお茶持ってきた。

{おっさんらの被害者へのお詫びです、飲んでください。}

「ああ、ありがとう……」

{自白剤美味い?}

『お前も何しとんじゃ!』

{乾いた世界にユーモアを。}

『要らん事すんな!』

{因みにただの緑茶です。}

「……本当に共和国は帝国と組んで宇宙征服企んでるのか?」

{それはわしとおっさんの秘密じゃ。}

『おのれはんなこと企んどるんか?』

{3日前から計画しとる。}

『すんな!』

「あ……このお茶美味い。ってかピクシー、これ薬入って無いだろ?」

{わしはピクシーではなくユニットです。}

『頭のおかしいってのが抜けてるぞ。』

{おのれのメカじゃ。}

「ディクリウスさん、こんなのが宇宙征服なんか企んでると思いますか?」

「いいえ……」

<だいたいそんなことしてもメリット無いしね。>

『カオーくんの血族に居そうだなメリットちゃん。』

「従兄弟の子に居ますよ?」

{おっさん居ったぞどうすんじゃ?}

『なんでお前が慌てとるんじゃ?』

{マジッ◯リンとか◯イッ◯ルとか◯リア◯リーンも居るかも知れん。}

『アシッドちゃ~ん、JUN押さえといて~?』

「マイちゃん手伝って。」

10-4(了解)。〉

『アシッドちゃん舞月にテンコード覚えさせてんの?』

「たぶんアシッド1級技官10-4(了解)10-10(通信終了)しか知りませんよ。」

「あのゴーレム偉いんですか?」

『ゴーレムじゃありません、ア・ン・ド・ロ・イ・ド。』

<うるさいお前なんかロボットだ。>

『あんたもな。』

「あんた達初見の人の前で漫才しないの。」

『<ははっ!>』

「で、ディクリウス殿とやら、我らは宇宙に覇を唱えるつもりなど毛頭有りませんぞ。」

「あの……貴方は?」

<控えい!>

『この方をどなたと心得る?畏れ多くも前の帝国皇帝タケシト陛下なるぞ。』

<陛下の御前である、控えおろう。>

「ははーっ、なのじゃ。」

すぱぱぱん!

「オゴウさんやジョウノさんに混ざって何してますかお(ひい)様?」

「キキョウ姉様の笑顔が怖いのじゃ。」

『レオ、あれが威圧だ、よく覚えておくんだ。』

「なるほど殺気ほど強くないんだな……」

『この場合殺気より怒気を使う方が効果的なんだ。』

「……なんか気を張って友好を阻害しようとしてた自分がアホに思えてきた……」

『そりゃ独りでシリアスしてる時に周りがあれだけ馬鹿やればな。』

「まさか……これを狙ってわざと?」

『ふっふっふ……』

{偶然やろ?}

『はい。』

「あの……ディクリウス様?オゴウさんはSSS級の帝国勇者扱いであり共和国准将ですから友好阻害は既に不可能ですよ?」

「キキョウ姉様の言葉に補足するとミサイルでバラバラにされても死ななかったしのう……」

“それについては妾の所業じゃ。”

“スサノオ君の泣き顔見たくて高天原追い出したんだよね。”

“なんじゃ尼寺はぶらこんかのう?”

“最高神様!いつの間に?”

“あ~おでん~、フレイはスサノオ君をアマちゃんの随神だと思ってたみたいだよ?”

“いやあやつ普通にヨトゥン殴って来とるぞ?昔ロキを神の仲間に入れてやってくれと嘆願というより強請にきおったわ。”

『記憶にございません。』

“フレイ、外なる神々と喧嘩して追い返したのスサノオ君だよ?”

“ついでに旧神と殴り合いしとったのう。”

“うちの弟はアホで困るのじゃ。”

「えっと……このゴーレム……じゃなくこの人神様だったんですか?」

『その依り代です。つーかあんたら何言ってるんだ?』

「我らが神フレイ様の上司オーディーン様のご友神でいらっしゃったとは……」

エルフが土下座すんな。

『いやいや酩酊でなく毒使ってたら怒ったでしょうけれど……デクさんも人の命奪う程ではないと思って酩酊かけたんでしょ?』

「つくづく毒使わないで良かった……当初は殺害しろと言われてたんですが他の人達を守ってたんで殺しちゃいけないなと……」

『そのココロは?』

「酩酊でしばらく行動制限すれば時間稼ぎになるし、それで無理ならその時考えればいいかと。だからトライサブのアホ生かしたんでしょ?」

『……どなたでしたっけ?』

「リョクちゃんに欲情したバカでしゅよオゴウちゃん。」

『あ~、居たねそんなの。要らないと思って記憶消してたわ。』

「ってトライサブ連邦に結構コネ有りますよ?だからシーモを刑務所送りにしたあなた方を恨んでの依頼かと思って殺すまでしないでいいなと。」

「ディクリウス様!あなたの考え方このキキョウが支持します。」

神通力、心眼!

『ん~身内に司祭か巫女かなんか居るでしょ?』

「え?私天涯孤独ですが?」

『そりゃ無いよ。生き別れになったかも知れないけど生きてます。良く見えないんだけど神の加護1/4が付いてるからね。』

「中途半端に聞こえますが何ですかそれ?」

「提督、例えばライカちゃんが巫女になるとしましょう、提督とエリナ艦長に加護1/4が付きます。」

「ではわしやフコには付いてると?」

「ミヤビ様生まれてから持病が無くなったり怪我しにくくなったりしませんでしたか?」

「まぁ!あなたの水虫はミヤビのおかげで治ったのね?」

「妾はタムシチンキかえ?」

「いや……その後父親死んで母と妹行方不明ですが?」

『運命には逆らえませんので……残念ですが……』

「では巫女が死んだ場合は?」

『大抵大怪我しても生き残りますし身内の加護1/4は消えます。妹さんかお母さんは生きてますよ。』

{本当に土曜日に上げおって……}

結構忙しいんでな。

{忙しきゃ本編書け、外伝書くな。}

てな訳で

おいらが聖女~俺が宇宙の戦闘機外伝~

https://ncode.syosetu.com/n3639hj/

水曜日0時、不定期更新で始まります。

{冷やし中華か?}


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