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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
問題親父たちの帰還
120/258

首長落ち着け

 パチンコ組と合流しました。

『ナベちゃん元帥ソアラちゃんマージョさんまでがプラスか……』

「ブービーで~す。」

「先輩に負けた……」

いやあんたらは止めた方がいいと思うわ。

「ノマド博士が叔父に負けるなんて……」

『メイリアさんは負けたんですか?』

「不参加でノマド博士の応援を。」

『それだ!横でイチャイチャされて独り身の魂が燃えたんだ!……あれ?ノリコさんは?』

《スロットで涅槃ゲリオンが有ったので…はいオサムちゃんチョコレート。》

「ノーコたんあーとー!」

《あと年少組のみんなにもいろいろお菓子有るわよ~。ポテチにおっちゃんイカにチューインガムに…》

『かなり勝ってる様で何より…ってこれでも順位入ってないの?』

《スロットは大会規定で除外なのよ。あたしとエリナさん二人とも勝ってるわよ。》

「オゴウさん!ダンジョンの話はしないんですか?」

『あ……うん、あんまりしたくないかな……』

「ちょっとちょっと!その話婆ちゃんに聞かせて頂戴!」



『って訳でデミウルゴス様とアマテラス大神(姉ちゃん)が悪いです。』

“帝国側の魔素の欠乏を埋めるのに最低限のダンジョンを作ったらどうかとアマちゃんが……”

“オサムがゴブリナクイーンとして君臨すればスタンピードもまず無いんじゃ。”

[でも共和国(こちら)には冒険者システム自体が無いからねぇ。]

「その辺は協力できますぞ。ギルド一つ持ってきても構いませんしのう。」

『知り合いのダンジョンエクスプローラーってヒュードロボしか居ないよ?』

「ヒュードロボは元々ドラッチ・ワーナーと言ってss級パーティー「ワーナー兄弟(ブラザーズ)」を率いてました。」

{危ない名前やな…}

(ブラザースじゃないからセーフでしょ?)

『黙ってぃお前らは。』

「ドラッチ・ワイリー・ゴンザレスの3人兄弟だったんじゃが5年前にゴンザレスがブラックドラゴンに食われてドラッチも再起不能の重体でサイボーグ化したんじゃよ。それがきっかけでドラッチ・ワーナーはヒュードロボ、ワイリー・ワーナーはオーロッカス・コヨーテと名前を変えたんじゃ。」

「名前の危なさマックスになりやしたね……」

「そのドラゴンはオゴウさんとレオちゃんが倒したがのう。」

『あいつか!っていうか俺ヒュードロボの仇殺しちまったの?』

「師匠、それは良く有るから気にしなくていいんじゃね?」

『あいつが仇討ちの為にサイボーグ化してドボコン出てたりしたら……』

「その通りだとしても感謝されこそすれ恨まれはしないんじゃないかのう?来年のドボコンで一緒に踏破しようとか言うとったし。」

{スポ根モノかあんたは?}

『ギャグの住人が何を言うか。』

{おっさんおっさん、星系役所行くんなら早よ行こう。}

『なんで?』

{サクヤ・コノハナとか言うおばちゃんと会うんでは?}

そうだった……


 一行を今日の宿「ホテルバイソン」に置いて俺、レオ、ミヤビ様、ライカちゃん、幸治、オサム、佳寿子と元帥でイセ星系役所へ。

役所って何時の時代もどの次元も変わらないな……

『すいませ~ん、宇宙軍の方から来ました~。』

「あ!はい少々お待ち下さい。首長。ご面会でs……」

バタン!ダダダダダぐわしゃ……ウィーン。

『あの…自動扉が開くまで待っても良かったのでは?』

「気にしないで下さい、いつもこんな感じですから。」

「ああああああなたにスサノオ様が憑依したんですね!」

あ……残念美人だこの首長(姐ちゃん)

「お主もアマテラス様の御心を守る同志かや?」

「はい!……ところであなたは?」

『帝国前皇帝子女にしてアマテラス本人より選ばれたアマテラスの巫女ミヤビ様です。』

「え……と?」

“スサノオの言ったことは本当じゃぞサクヤ・コノハナ。”

「い……今のは?」

『アマテラス様の御神託です。ってか姉ちゃんまだしゃべんな!』

「と……とりあえず応接室にお越し下さい。」


“神宮をよく保全してくれとるの。妾からも礼を言うぞえ。”

「もったいない御言葉にございます。」

「師匠、オイラ達何見せられてんの?」

『社交辞令の応酬だ。』

“アマちゃん、あっちも言っておいてよ。”

「いまのは?」

「デミウルゴス様じゃ。それで相談が有るのじゃが……」

“なんじゃ尼寺、まだ言っとらんのかえ。”

“黙っておれおでん、今から言うのじゃ。あ~、じつはじゃな…”

『レディオーガトンネルとフミタのワイトにダンジョンができます。入り口には既にゴブリンが湧いてましたがオサムの能力で暴れないようにしてますのでご安心ください。あとは帝国からダンジョンエクスプローラー呼んで中を調べます。首長にはしばらく立ち入り禁止にしていただきたくお願いします。』

“すまんの。魔素を巡らせる竜脈が詰まって放っておけば星系が吹き飛ぶのじゃ。妾がスタンピードなど起こさせん故すまんが頼むぞえ。”

「はい、微力を尽くします。」

“安定したらテーマパークにすればいいからね。スサノオ君の友達にプロが居るから。”

「まぁ!ではアマテラスドリームダンジョン計画を立ち上げましょう。神様方も見守って下さいませ。」

「でも現場監督はオゴウのおじさんになるんでしょ?」

「オゴー様は帰らずの洞窟をトップで帰って来とるしのう。」

『ダンジョン経営は帝国のプロを呼んで教えてもらう予定です。共和国をイセから盛り上げましょう。』

「ありがとうございます。それと今ズスカ地区に宇宙艇競技施設(サーキット)を作っております。オゴウ様もよろしければ御利用下さいませ。」

「オゴウさんは特務巡宙艦の艦長です。きっとダンジョンもサーキットもいい利用法を思い付いてくれますよ。」

『元帥、無茶振り止めて下さい。宇宙軍パイロット競技会とか空間海兵隊特殊訓練しか思い付きません。』

あれ?首長と元帥何その目…

「パイロット競技会いいですね。柿落としに採用させていただきます。」

「ね?いい利用法思い付くでしょう?」

いやいや…元々何の競技施設だよ?

「ショートジャンプやワープ実験ですよ?あとはエンジンの耐久試験とか。」

ああエンジニアの競技施設だったのね……昔の日本の谷田部みたいな…


なんとか書けた……

{最近いつも土曜夜に書き上げとるな。}

う~んなんか書けなくて……

{読者さん裏切んなよ?}

そりゃわざわざこんなの読んでくれてる読者さん裏切れるはずがない。

{獣吹雪の続編書いとる様だが?}

ま、ちょっと覚悟は必要かも……

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