共和国への遠い道 前編
夏休みも終わりましたな…
{麦わら帽子は~もう消えた~}
やかましい!
出発の日は来た。
既にタケシト親王陛下、フコ親王妃陛下、ミヤビ様、キキョウさん、ナベちゃん親子にオサム、リョク、クリム、ドロンボーの4人にエマールさん、護衛のライン子爵とグラス男爵、レオは乗り込んで船内リビングでくつろいでいる…
彼らには今回の作戦を説明したのだが…
それに何か問題が?との返事をもらった…あんたら信用し過ぎだろ?
あとミヤビ様キキョウさんエマールさんにレオにドロンボーだけじゃなくタケシト親王とマツシト皇帝がオリハルコンスライム愛好会に入会したそうな…第1回の会報が届いてた。帝国出版で印刷してるのはマツタケコンビが何かしたんだろうな…第2回は共和国にスライムの可愛さを啓蒙しようって話題らしい…協力せんぞ?
《インペリアルガルーダ発進せよ。》
『了解。発進します。』
壊れるの前提で組み込んだ慣性力キャンセラーは動いている…どこかで不具合が出たらスペアに切り替わる様にしてある。
最初に帝国と共和国を結ぶ星間ゲートに向かっているのだが…
「おじさま!星間ゲート前方に悪意を持った艦隊、推定5千が集結してます!」
おうふ…いきなり来たか…
「オゴウちゃん!何ならこっそり付けた拡散タキオン砲ちゅかえるわよ?」
『ボヤッキーさん…いつの間に…』
「2分程動けなくにゃるけどね?」
「スカぁ!何付けてんだい!」
あ…マージョさん張り扇でしばいてる…
《逆賊オゴウカツミ!貴様の命もらい受ける!》
「テンプレ吐いてるでまんねん。」
「逆賊はその方共じゃうつけものめが!この上皇タケシトに刃を向けた事、地獄で後悔するがよい!」
とか言いながら転進する。今回インペリアルガルーダは完全にモニタリングされてて帝国内で変な挙動すれば艦隊が飛んで来る手筈になっt…
「味方艦隊ワープアウトします!」
………早いなオイ…
《こちら第1艦隊!インペリアルガルーダ援護します!》
『感謝します第1艦隊。次回は私の愛機も持って参りますので模擬戦して遊びましょう。』
《光栄です!航海の無事を!》
『ありがとう。そちらも軍神オーディーンの加護を。』
…で、ゲートが使えなくなった訳ですが…
{スターゲート!シェブロンワン…一致!}
おのれは油断したら遊ぶのう…
『サルガッソーに向かう!全員シートベルト装着!』
[できません!]
『いやクリムは締めなくていいから…』
「快速艇3機!第1艦隊を振り切りました!」
『インペリアルガルーダのスピードを甘く見るなよ…全エンジン最高出力!慣性力キャンセラー全開!』
パシュー~ウウウウゥゥゥン!
『あれ?ここまでか、第2慣性力キャンセラー起動!即全開!』
「快速艇ミサイル発射したでまんねん。」
『エンジン全開!』
「この船ミサイルより速いんだねぇ…」
<願いまして~はと…こりゃいけまっせぇ~!>
「ねぇボヤッキー、このメカやる気が削がれる事が有るんだけど?」
「その点どうなのよオゴウちゃん?」
『どうなんでしょうね設計者さん?』
「オゴウはん、設計だけでなく制作もボヤやんでまんねん。」
「わしは楽しくていいと思いますぞ?」
「わっしやリョク先輩は懐かしく思うんでさ。」
「あたしは知りません。」
『純子ちゃん。ありゃ昭和生まれのおっさんおばはんしかわからないんだよ。』
(お姉ちゃんですよ先輩!)
「リョクちゃんも怖いもの知らずだねぇ…」
(いえいえ、この先輩が牙剥くのは敵認定してからなんで。)
『ナベちゃん、今光速の99%で慣性飛行中だからベルト外していいよ?リョクはベルト首に巻いとけ。』
(禁断のソフトエスエ…)
『子供居る前で何を口走っとるか!』
(先輩操縦中だから殴りに来れな…)
ガーッ、スパァン!ガーッ。
「殴りに来たのう…」
「そりゃ慣性飛行中ならやること無いから来れるんだよ。」
『あとエマールさん、無理して見てなくていいからね?無理してたらおっさん殴りに行くからね?』
「エマールちゃん、大丈夫よ。あれは痛くないから。」
「キサ…キキョウ姉様のはたまに痛いのが混ざるぞえ?」
『構造上の問題で作りたてのは痛く無いんだ。何回も使ってるとだんだん締まって痛くなっていく。』
「伝説のお笑い芸人は違うなぁ…」
『待てレオ!お前の師匠呼びって芸人と思ってやってたのか?』
「芸人って師匠と呼ぶの?」
(大御所の芸人は師匠って呼ばれるの多いわね。)
「サルガッソー入り口に駆逐艦5!オゴウさんどうする?」
『今のうちに慣性力キャンセラー替えるからちょっと相手しておいて?』
「え?旦那3台も買ったんですか?」
『買ったのは2台だよ?もっと信頼のおけるキャンセラーが1台だけ有ったんだ。』
そう、仔竜の中に…
「なんだいアンドロメダマの使ってくれても良かったのにさァ。」
『アンドロメダマのは大型過ぎて載らなかったんですよ。』
「あれ5年前に型遅れでやしゅく手に入れた物だからねぇ…」
『そっちの方が良かったかも…まぁこれでサルガッソー飛び越えられます。慣性力キャンセラー起動!』
「そう言う理由でロボットは生かしておく訳には行かない!」
『ふむ…替わろう。で、あんたらはたかだかサイボーグ1台潰すのに12人を巻き添えにするのが正義だと言うんだな?』
「大事の前の小事である!」
『1人がタケシト親王陛下でもか?』
「くどい!我々の正義はデミウルゴス様がご存知だ!」
“知らないよ。勝手に名前使わないでくれる?”
『あ…デミウルゴス様お久し振りです。』
“やっほー、48人蘇生の時はお疲れ様。”
「デミウルゴス様は我らよりサイボーグ…いやロボットを信用すると?」
“彼友人のアマちゃんの弟だから当然じゃない。少なくとも集団で囲んで殴らないだけ君らより信用できるよ?まぁ申し開きは皇帝の前でやってね?あと3秒でワープアウトするから。”
「帝国艦隊ワープアウトしてくるよゥ!」
高速通信でさっきのやり取りを旗艦に転送、彼らに犯罪奴隷以上の目は消えた。
『じゃあ共和国行ってくるね?』
コンピューターで弾き出した航路にインペリアルガルーダを乗り入れる。
一縷の望みを抱いて地獄に飛び込む駆逐艦…いやそのボディじゃここ抜けられんだろ?異常重力に抗えるのかその図体で?
{哀れ小合は死出の旅、
それどんじゃんどんじゃん死出の旅…}
平成狸合戦か!
{夏休み取るの?}
取ってる間にブックマーク消えたら嫌やから取らない。
{消えるんかあれ…?}
思った話と違うと思ったら取り消す人もいるぞ?
俺も何回か剥がされてるし。
{100ptがやっとの雑魚なのにな。}
うるさいな!




