廃棄燃料の威力は…
おかげさまで10回目
ありがとうございます
第5兵器開発室でやることは済んだ…と。
あとは生命体のない恒星系がそばに有ればコンテナ投棄して終わりだ。
{生命体居ないところか…}
巨大太陽嵐発生の可能性が高いからね。
{お姉ちゃん、めがふれあって何?}
「アシッドお姉ちゃんが教えてあげます。普段恒星からは光以外にも色々撒き散らされてます、これを太陽風と言いますがたまに放射される物体が多く観察される時がありそれを太陽嵐と言うんです。」
アシッドちゃん…JUN抱いて寝てたのか…
「説明不足だぞ3級技官!1日に3回程度起こるとか正確には太陽表面の爆発だとかもう少し詳しく説明した方がいい。」
ソアラさんは真面目だね…
元帥はまだ睡眠中…で野郎部屋の方は…
一晩飲んでたのかあんたらは…
「せんぱ~い、つまみたりましゅくゎ~?」
「ニョマロく~ん、そろそろひらかないと酔い醒ましのまされるじょぉ~!」
5分後に二人仲良く酩酊撤廃錠を飲まされるのであった…
「うぷ…カツミくん…なんで止めてくれな…おえっ…」
「いいえぇあたしゃ操縦士に過ぎません、そのような判断は分を越えますぅ。」
「あはははは、こりゃあんたたちの負けだねぇ、しっかり苦しむんだよ。」
現在博士とノマドさんの体内ではアルコールが急速にアセトアルデヒドに分解されているはずである。
つまり…二日酔い状態なのだ。
「叔母さん…小さい声で笑って…」
「これは動けませんねせんぱ…うぷっ。」
「こういうときは迎え酒を…おえっ。」
大人しく水飲んどれあんたらは。
「青く光る水なら昨日見つけましたけど?」
アシッドちゃんそれ原子炉の冷却水…まぁ青く光るってのは彼女の錯覚だろうけど。
「ウォーターサーバーの設置が必要だな。」
「博士と室長が飲まなきゃいいと思うんですが?」
「アシッド3級技官!効率的に嫌われるのはいつも正論を吐くことだ!」
「ソアラちゃんグッドジョブ!」
元帥は言葉の意味よりソアラさんの声の大きさを誉めたようで…
《アテンションプリーズ!本機は間もなく無人星系Γ728に到着致します。》
{追尾してくる船20!海賊艇の可能性大!}
このまま恒星まで付いてきてくれるといいんだけどな…
《敵艇発砲!パルスレーザーガトリングにて対処!》
ミサイルファランクス起動!全弾発射!
{敵より入電!こちらスケルトン宙軍。停船せよ。}
「返信、それは攻撃前に言え。以上」
《先程の通信の逆探知終了!その艇です。》
そう言えばみんな核爆弾っての知らないんだよな…
予備のミサイルと廃棄コンテナで………OK!出来た!
「ノマドさん、下手したらこの程度の爆発が起きてましたよ。」
敵艇に向けて簡易核ミサイル発射…5…4…3…2…1…もう撃破されても大丈夫!3…2…1…これでボス艇に被害は届く…いや今更撃墜しようとしてもな…
あ、爆発した。
《衝撃波来ます!》
海賊艇を盾にして衝撃波が弱くなるまで逃げる…ジャンプしないのは主に酔っ払い二人の所為だ。
「カツミくん…揺らさないで…」
ハッハッハ…無理!
「我々が一体何をした~」
俺が運転中酒盛りしてたよね?
「あらあらあらあらあらあら…」
「アシッド3級技官!身体を固定しろ!」
「キャハハハハ!」
飲んでない女性陣は楽しんでるな…
「核燃料廃棄したし帰ります?」
「そうねぇ…オゴウさん、サカマツコロニーに寄ってくださる?」
「了解で~す。」
{マップ出すで?}
「ありがとう、ロボタンクZはサカマツコロニーに向かいます!」
《ロボタンクZって何?》
「俺が子供の頃そういう玩具が有ったのよ…電池入れたらしゃべって動くのが。」
「ところでオゴウさん?あたしたちまだあなたにお会いしてないと思うんですが…?」
「ああそうですね…ソアラさん、俺は航行コンピューターに転生した異世界人です。」
{と、思い込んでるパラノイア。}
ルパン三世ネタが通じてたまるか。…あれ?なんでみんな頷いてんの?
「やっぱりなぁ…」
「そんな気はしてたんですよね…」
「ああ、サイボーグ素体の使い道わかりました!」
「ちなみにアッシャーは人間だと思ってるんで話合わせてくれ。
あの時点で勇者って言うとややこしかったから。」
{元帥~!さっきの海賊の通報終わったで~。なんか結構荒らしてたみたいで殲滅指示出てた。賞金出るからギャラクシーポリスに寄ってって。}
「そうねぇ…賞金はみんなで山分けしましょう!」
「先にサカマツで何か食おう。」
「サカマツなら1.8リッターボトルのベイクビーフですよ先輩!」
「サークルグッドのすき焼きも捨てがたいです室長!」
「クリスマスのステーキがいいです!スリーパインでもいいです!」
研究室3人組…詳しいのね…
《はいは~い、もうすぐサカマツに着きますよ~。》
ガンダムで地上に落とされたような形してるな…
{星の屑作戦を開始する!}
「するなバカタレ!」
「せめて食べ終わるまで待ってくださ~い!」
「あのねアシッドちゃん…こいつはコロニー自体を質量兵器としてぶつけるって言ったんだよ?」
「お人形の言うことですから~。」
{ホレおっさん早よ来い。}
着床してから呼べ。5…4…3…2…1…タッチダウン!ハッチ解放、サブコンピューター起動…精神分離!
{いらっしゃぁ~い!}
「店決まりましたか?」
「1.8リッターボトルになりました。」
ああ、ノマドさんお薦めの店ね。
《スーパーマーケット前とパチンコカジノの横とに在りますが?》
「パチンコカジノ横の支店でお願いします。あっちなら回転ベイクビーフが在りますので、アシッドくんも大人しいかと思われます。」
「最近の自動タクシーって5人乗れるのねぇ…」
「最悪レンタルで私かノマドくんが運転するって思ってましたよ。」
「オゴウさんは陸上機は動かせないんですか?」
「ソアラちゃん、陸上機はノイマン型コンピューターだからアンチノイマン型の航行コンピューターでは相性悪いんだよ。」
「らしいですよ技官長!ね~JUNたん。それでこんなスムーズにうごけるんでちゅね~。」
{放して~放してくれ~!}
こりゃ早急にJUNの身代わり渡さなきゃな…
「ELFには反応しないのに何故だろうね?」
「室長…3級技官はユニット自体ではなく着ているもふもふに反応していると思われます!」
女性用は着ぐるみ装備の方がいいのか…
コロニーサカマツ到着です
{なぁこれ三重の有名な牛の…}
うん松阪、あそこの農協だけマークがJAじゃなく葉っぱみたいで格好いいんだ
{店は…?}
名前は変えてあるけど地元の人かグルメな人ならわかると思う
{クリスマスがわからん!}
ノエルだよ?
{ワグナス!評議会はこの小説を駄文と認定したぞ!}
わかっていただろうにのう…ってやかましいわ!
{神姫オーン…}
人のハンドルネームを曝すんじゃない!
{ケモブキもハンドルネームの癖に…}




