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付与魔法使いは迷宮へ  作者: 灯絵 優
【二部:付与魔法使いと星の光の眠る場所】
96/154

一部までの登場人物紹介

要望があったので普通の登場人物紹介を入れました。

※続編(シリーズ化)に伴い「本編には出てこない設定があるキャラクターだけ紹介」は一旦下げさせていただきます。

※順不同

■ミル・サンレガシ

 名家出身の貴族。人族の成人済み十五歳。ヨズルカ王国のリスメリット領内にあるサンレガシ領のサンレガシ家出身。

 オバケが苦手。回復魔法(聖属性)が使えない光属性だったので、闇のモンスターか魔王相手じゃないと雑魚。魔法使いと名乗れず、付与魔法使いと名乗ることに。

 本作の主人公。


■シャリオス・アウリール

 吸血鬼。リアンユ皇国のラムレッダ領にあるヨイソン村の出身。

 脱水症で倒れてたところをミルに救われる。血を吸うのを破廉恥とかいう純情恥ずかしがり系吸血鬼。日光を克服し、ミルの願いを叶える手伝いをすることに。

 パンツを盗られたときは洗濯物が多くて遅いだけかと思っていた。三十回ほど盗まれていたのを知り、ビックリしすぎて震えていた。


■アルブム

 ミルの使い魔。高貴なる女王狐(クイーンテイル)。尻尾が九本のモンスター。毛は雪のように白く目が赤い。体の大きさは自由自在。大きくも小さくもなれる。

 おやつをくれる奴を子分認定する癖がある。


■ズリエル

 犬人族の男性。ユグド領の兵士。【遊び頃(タドミー)】襲撃以降、領主の命令でシャリオス達と迷宮探索することに。しかし地上の面倒処理の方が大変だった。【番犬】と二つ名のあった他領の冒険者。孤児。【番犬】は詐称なので言われるのが嫌い。

 父親のアイクはユグド迷宮で、母親は別の迷宮で死んだ。


■白銀の枢機卿 (スール)

 教会の枢機卿でエルフ。シューリアメティルの途中でミルと出会う。全身を覆う衣服を纏い、布面も付けているので年齢もわからない。耳だけ露出している。

 枢機卿の名前は原則非公開。理由も非公開。白銀の枢機卿。


■サシュラ

 神兵。スールのお供をしている。槍使いは格好つけが多いの例に漏れない。


■ストラーナ

 魔法薬店の店主。右目に黒い眼帯をしているドルイド。左目は緑色。ふわふわした長い白髪。真っ黒なローブを着ているが、ぶかぶかで埋まっているように見える。凄くゆっくり動く。口調もゆっくり。髪から出ている耳がちょっぴり尖っている。

 魔法薬を眺めるのが好きだが材料貰うと嫌がる。働きたくない。

 昆布茶と餡子のおかしが好き。


■ユック

 魔法薬店の従業員。虎人族の少年。金色の髪に茶色の目。黒ローブ姿。


■装備屋の店主

 おじちゃん。すり切れた繋ぎ服を着た、垂れ耳の犬人族。

 ファニーと共に五十七階層へ潜ったとき、火竜にやられて顔の半分が爛れた。瞼が半分空かないので、いつも皮肉そうな表情に見える。


■ドーマ

 宿の筋肉店主。別名豪腕のドーマ。元一級冒険者。食材集めのために迷宮に籠もっていたこともある。奥さんは別の迷宮で食材を探している。五十七階層まで行って生き残った。

 瞼から顎にかけて傷がある。緑色のエプロンをしていなければ強盗にしか見えない。とても盛り上がった筋肉をお持ちなので、客が怖がって逃げる。あとカツアゲみたいに接客するから逃げる。


■薬師 (クースィリア・アストン)

 通称「薬師」。十六のとき、スタンピードで双子の弟を失う。その後出奔。

 黒い髪に豊満な胸の女性。<回復魔法(ミナス)>しか使えないが、威力調節が出来る。目を見ると感情がわかりやすい。

 かつて光の精霊が勇者に与えたと言われる、伝説の蘇生魔法を探していた。


■セロンラフル・アストン

 クースィリアの一つ違いの弟。享年16歳。

 冷たい湖の底へ沈んで死んでた。首と胴体が離れ、完全に死んでいたが、ミルによって蘇生された。目覚めてビックリしてる。


■アレティア

 クースィリアの乳母。昔からサルジラ領の別宅を管理し、アストン伯に仕えている。時々帰ってきたクースィリアが蘇生魔法を試すが失敗。引き留めても逃げ出すし、連れて来たミルをうさんくさく思う。


■アストン伯爵

 十八年前、国境付近で起こった大規模なスタンピードで息子を失う。


■グロリアス・アスリテーゼ

 裾のすり切れた紺色の服に皮鎧。癖のある緋色の長髪に、釣り上がった金の瞳。完全鑑定(ア・テリオス)というギフト持ち。口に入れた全ての物を鑑定できる。レベル制限は無い。

 ファニーの婚約者で、十年間ウズル迷宮を探していた。レベル二百十四。


■ディオニージ・ユグド

 ユグド領の領主。紫色の髪と瞳をした若く美しい男性。幼少期、姉が迷宮から帰らず魔剣も戻らない中、迷宮領だけは守り切った。叔父に辛辣を舐めさせられる。名前が違うのは本家を乗っ取られたとき家から出されたため。


■ファルレニージ・ユグド・アルラーティア(ファニー)

 ユグドの姉。紫色の髪と瞳。魔剣ゼグラムに選ばれた正統な後継者。ウズル迷宮六十階層に封じられ十年を過ごす。十二の領地と四つの爵位を持っている。本名は長いので割愛表記中。


■魔剣ゼグラム

 口が悪い少年めいた声音の魔剣。喋るときは刀身に亀裂が入り、灰色の目玉がボコボコと現れる。刀身は黒い。


■ポロ

 小人族(レ夕ラ)

 グロリアスと共に、六十階層以下に消えたファニーを長年探していた。


■ユリス

 弓術師。ケタケタと笑う。茶色の髪。深い藍色の目。オレンジで酔っ払う。

 両親を叔父に殺され、復讐のために腕を磨いていたところ、ユグドにスカウトされて六十階層へ。帰還時の報酬はただ一つ、叔父の首を求めた。


■叔父

 【遊び頃(タドミー)】にそそのかされ、アルラーティア侯爵家を牛耳ろうと画策。ファニーを封じたが、十年間好き放題したツケを払わされた。


■ライム

 ファニーの従者。矢印の端をくるんと内側に曲げて書く。

 緑色の髪をした初老の女性だった。死亡している。


■シェスカ

 シャリオスのお母さん。おしゃべりなところがそっくり。


■クラーケン

 商船すら丸呑みにできそうなほど大きな口のクラーケン。灰色味がかった青い身体で、うねうねと動く吸盤付きの触手。体臭が凄い。磯臭い。

 途轍もない大きさなので陸地で住んでてもお仕置きしに来る。磯臭いから住民は嫌がってるけど邪険にはしてない。あんまり悪い子だとバーミルかナディルが「クラーケン呼ぶぞ」「磯臭くされたいのか」と怒る。子供を叱るときにもクラーケンが磯臭くするぞと脅す。通称クラーケンおじさん。


■エヴァンジル

 聖域の森に住む大きな白猫。おすまし顔でツンとした口調。


■バーミル

 シャリオスのお父さん。寡黙な男性。ついでに王城に勤めてる。むしろ皇帝を名乗っているが対外的な物なので、国民にその意識は薄い。

 怒らせると折檻されるので、目が紫色になったら危険信号。


■ナディル

 魔王の側近の一人。デュラハン。

 長身痩躯で、黒いローブと風格のある戦士風の鎧を着ている。

 国内を巡ってアホを締め上げたり、上陸した人の案内をしてる(ミルが始めて)。

 独特の話し方は首がないからだ。


■クレル

 禁術でなんやかんややった疑いがある昔の人。生きてるかもわからない。


■ゴーン【遊び頃(タドミー)

 オッサン。クリム教授を殺そうとシュシュをけしかけた本人。

 与えられた脚本は不明。


■シュシュ【遊び頃(タドミー)

 眠すぎで他人を永眠させるのが得意な女の子。イルに食べられて死亡。

 与えられた脚本は不明。


■ススル・ドミトルト【遊び頃(タドミー)

 ロリコン青年。お人形遊び大好き。全部死体だけど。そしてロリコン。自分も死体。

 与えられた脚本は婚姻。


■人形使い【遊び頃(タドミー)

 ミルが探している黒幕。『誘惑の手』という魔導具がヒントになるらしい。


■魔法剣士【遊び頃(タドミー)

 風魔法使いを皆殺しにし、ファニーを迷宮六十階層へ閉じ込めゲームを持ちかけた【遊び頃(タドミー)】。恐ろしく強い魔法剣士。

 与えられた脚本は不明。


■アイク

 ズリエルの父親。強力な重戦士だった。死亡。


■アリーシオ

 ジェントリの家系に生まれた三男で、ユグドの幼少の頃からの悪友。ユグドの使用人をしている。深い緑の目に、鳶色の髪をした青年。


■オッグ・カーレン

 南島の出。六十階層に閉じ込められた冒険者。集落のまとめ役をやっていた。


■ウィリアメイル【空の青さ】

 エルフの里からやってきた弓術師。匂いで色々わかってしまう人。イルの事は「こいつ嘘つきだな」と思っていたが口には出さなかった。イルも嘘がばれてるのをわかって楽しんでいる。


■アリア

 赤髪の火属性魔法使い。口が悪く煽り体質。悪魔の血を引いているが、本人は知らない。


■イル【空の青さ】

 けっこうな嘘つき悪魔。悪魔なのを隠していたがシャリオスにはバレていた。

 蘇生魔法が失敗した後、アリアの死体と共に姿を消す。このとき、アリアの祖父と判明。


■ムムとユユ【空の青さ】

 双子。頭の色が茶色いのがムム。ムムより黒いのがユユ。兎に角ご飯をいっぱい食べる。二人とも前衛。いつも無言で食べている。


■ユーズド【空の青さ】

 猫人族の男。黄色頭で耳が黒い。まるで不眠症のように生気の無い表情でビクビクしているが、アリアに逆らう程度の気力はある。大抵「にゃ」しか言わない。


■ヘテムル

 腰の曲がったお爺ちゃん魔法使い。たっぷりの髭が顔の半分を覆っている。ユグド領で迷宮ギルドに登録したとき受けた初心者講習の先生。小刻みに震えている。

 魔法塔という王都の研究所に住んでいて、紹介状をくれた。


■ユーギ【火龍の師団】

 一人称が俺だけど龍族の女の子。故郷を出て家族一緒にウズル迷宮を攻略中、両親が階層主(アートレータ)に攫われてしまうが、ミルと一緒に助け出した。

 鍛え直すために故郷へ帰ったので一緒にパーティを組んでくれなかった。

 父親の名前はギスカ。母親はマルジャ。


■アルト【火龍の師団】

 ユーギの両親と一緒に攫われた兎人族の男性。このことがトラウマになって、二度と迷宮に入れなくなった。拠点管理をしながら暮らすが、このままじゃ足手まといだと悩んでいたところ、アルブムと再会して子分認定される。つまり餌付けした。

 後に友達へ格上げされ、なんやかんやあってアルブムと迷宮へ挑む。以降、積極的に訓練し克服しようとする。作者は番外編で書こうと思って忘れた。

 ミルは、アルトとアルブムが友達なのを知らないが、ユグド領を出るときにお別れの挨拶をしてきたのは知っている。


■シェッド

 仕送りを掠め取られていたところ、ミルに助けてもらった。

 パルルに絡まれた原因の少年。


■パルル

 猫人族の冒険者。シェッドが好きで、嫉妬深さから悪評を立ててミルに嫌がらせをした。


■マグリット

 代筆屋。シェッドを騙して仕送りを掠め取ってた人。


■トルトン導師

 魔導具を作っている高名な魔法使い。本編では名前しか出てこない人。


■マーリン

 ペットショップの店主。丸眼鏡の男性で、アルブムをミルに売った。


■ベルカ・バーウェイ

 王立騎士学園剣術科。髪はポニーテールで青く目は緑色。十五歳くらい。男子。

 可愛いので、言われるまでミルは男の子とは気付かなかった。

 主席であった侯爵家の次男を「学園内は身分関係ないと言ってるし」とコテンパンに伸して目を付けられてしまった可哀想な人。勘違いで婚約者の存在を主張することがある。

 卒業試験でユグド領のウズル迷宮へ訪れ、ミルとパーティを組む。十二レベルだったが、最終的に三十一階層まで突破。


■エトロット

侯爵家の次男坊。ベルカ・バーウェイにボコボコにされてから目の敵にしてる。同じく卒業試験でウズル迷宮を訪れるが、隠れ試験管の盗賊騎士に身ぐるみを剥がされてベルカ達を強襲。再教育施設に送られた。


■ギャルズ

 王宮で研究員をしてる。ユグド領に水質調査に来たチームのまとめ役。下っ端研究員。


■クルズ

 王宮で研究員をしてる。ユグド領に水質調査に来たチームの一人。下っ端研究員。


■ベイガー

 王宮で研究員をしてる。ユグド領に水質調査に来たチームの一人。下っ端研究員。


■ベルベルト

 王宮で研究員をしてる。ユグド領に水質調査に来たチームの一人。下っ端研究員。


■ユグド領の迷宮ギルド長

 壮年の紳士。


■スプラ

 迷宮ギルドの受付。柔らかい笑みを浮かべ、口元にホクロがある。髪は薄ピンク色で白い肌の女性。基本敬語。

 始めて迷宮ギルドに来たときから担当してもらっていた。


■丸眼鏡の青年

 買い取りカウンターの人。ギルド員。


■ヒュージ

 ユグド領の第二回魔導具品評会に来ていた愛想のいい中年男性。あやまり癖がある。シャリオスが大金をぽいっと渡したのを知らずに受け取り、後で仲間とビックリ。


■クリム・センジェル教授

 生物学者の傍ら生徒を教えている。白髪を束ね立派な口髭を蓄えた紳士の狐人族。


■ルールック

 センジェル教授の助手。冒険者を下に見てるので、教授がいないところでは態度が非常に悪い。無茶苦茶我が儘な指示を飛ばす。


■セシル

 ウズル迷宮六十一階層で出会った猫人族。雪豹。


■サズリ

 ウズル迷宮六十一階層で出会った猫人族。呪いでゾンビになる前、運良く浄化できた。


■ロマーナ

 ウズル迷宮六十一階層でシャリオス達に助けられたアンドロイド。民間人の案内や避難誘導を担当する非戦闘タイプだったが、回収された後に変更されたもよう。


■ジュディット【探求者】脱退

 セドリックの妻。ハープを使う補助魔法の使い手。

 貴族の二女だったが、親の反対を押し切って護衛だったセドリックと駆け落ち結婚。追いかけていた貴族家だったが、結婚が成立したので追っ手を引き上げ、ジュディットは縁を切られている。セドリックも実家と絶縁した。


■セドリック【探求者】脱退

 ジュディットの夫。


■ユヒト【ラージュ】

 一級冒険者。筋骨隆々。シャリオスと仲が良い。ラーソン邸に住んでいる。

 がさつだが気さくで優しい。槌使いで身の丈より大きいハンマーを振り回す体力馬鹿。


■アークライト・スターズ【ラージュ】

 槍使いの青年。格好つけのイケメンで、ギャップ萌の練習のため、アルブムと遊んだりしてた。


■シシリ【ラージュ】

 栗鼠人族。栗色の髪。涼やかな目元の回復魔法使い。

 教会所属で【ラージュ】と契約を交わし、レベル上げと経験を積んでいる最中。

 貴族の四女で、ジェントリと結婚できれば良い方の家格。小狡い。


■ユティシア【ラージュ】

 黒ローブの魔法使い。兎耳を生やしている兎人族。毛並みは白く、長い髪の毛はうっすらピンク色。ミルと同じ年頃。都からやってきた魔法使いで、ミルに教えを請う。のち、ユヒトに目を付けられまんまと【ラージュ】に入る事に。


■シューリアーイゼル【ラージュ】

 攻撃専門魔法使い。魚人族で水と聖属性持ちだが、水魔法が得意で聖属性が苦手。

 他に土魔法の適性があり、多彩。テレカルテと恋仲。熱いのが苦手。


■テレカルテ【ラージュ】

 斥候役で鼠人族。シューリアーイゼルと恋仲。


■ミアリオ【ラージュ】

 雪国に住む鹿人族。風と水魔法の使い手。【ラージュ】の攻撃の要であり、移動手段にどうしても必要な男。熱いのが苦手。本編に名前が出てない気がするけど、一瞬だけ出てたはず。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ありがとうございました、 [一言] ストラーナって誰だっけ?思っていたら、あの働きたくなくて薬も売りたがらない薬屋さんだったんですね!! スッキリしましたw
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