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付与魔法使いは迷宮へ  作者: 灯絵 優
付与魔法使いと暗黒魔法使いは邂逅する
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第五話

 それでは冒険に行こう。

 ミルはシャリオスと共に再び四十二階層の謎に挑む。前回十日かけて調べた結果、浮遊階段に触れても触れなくても条件には関係ない事がわかった。

 同行者のズリエルは、迷宮に潜ると言う事で兵士の制服を脱ぎ捨てて、青い鎧を着ていた。所々金色の装飾が付いているが魔力を感じるので、何かしらの効果が付与されているのかもしれない。髪も青いのでよく似合っている。赤い柄の長剣を腰に佩いていた。

 ズリエルは首元に手をやり、ネックレスをいじる。

「失礼。お待たせしましたか」

「僕達も今来たところだから。……それは認識阻害の道具?」

「申し訳ありませんが、詳細は四十階層に付いてからお願いします」

 言うなり歩き出す。

「他の人には別人に見えてるよ」

「え、そうなんですか?」

 首に提げているドッグタグのようなネックレスの効果だとシャリオスは言う。相手に裏側を見せれば正しく認識されるので、人目を避けるために貴族が使っているのだと説明が続いた。

 そんなものが、と思いつつ、なら名前も呼ばない方が良いのか考えているうちに迷宮に入った。三人は、そのまま人気の無い場所へ移動する。

「なるべく早く下へ行きたく思います」

「かまわないけど、元々冒険者だった人? 到達階層はいくつか聞いても良いかな」

「ウズル迷宮は三十五階層までです」

「わかった。――ミルちゃん、彼と相乗りしてくれる? 沼地まで併走する」

「疲れませんか?」

「途中で休めるし、ソロの時は迷宮内をマラソンしてたから平気!」

 行こう、と誘われるまま大きくなったアルブムに乗り込むと、一人と一匹は猛然と走り始めた。途中、影に潜りながら移動しているシャリオスを見てなるほど、と思う。先回りしてモンスターを狩ったり、冒険者をさけて誘導してくれる。

「これはありがたい」

 思わずと言ったようにズリエルがこぼした。ふっさりした尻尾があるので、ミルは前に乗って腹に手を回されている。

 一気に三十六階層まで来ると、毒蛇(ウェネーヌム・オピス)がとぐろをまいている。

「いつも通り行こう」

「少し待っていて下さい」

 ズリエルに断ってアルブムから降りると、障壁を糸のように細く伸ばし、一気に拘束していく。目を向けてくる毒蛇(ウェネーヌム・オピス)の頭を別の障壁で袋のように包むと、跳ね返った毒液で顔面が焼けた。

 拘束されたままの毒蛇(ウェネーヌム・オピス)は暴れようと体をくねらせるが、破る前にシャリオスの一刀が首を落とす。

「鱗どうしようか? 魔石が出たら捨てることになるけど」

「アルブムがお肉を食べたいみたいですが……」

 既に鱗を剥がして口をつけている。その背中に乗ったままのズリエルは完全な無表情のままだった。逆に怖い。

 急いでいるようだったのでアルブムをせかして三十七階層へ続く門をくぐる。

「それでは、ここからは私がご案内しますね」

 いつもより大きめな障壁を足下に出して乗ると、シャリオスは戸惑うズリエルを手招いた。物珍しいお客さんの匂いを嗅いでいたアルブムも小さくなり、シャリオスの肩に飛び乗る。

「では行きましょう」

「ふー、休憩だ」

「キュアッキュア!」

「はいはい、運んでくれて偉かったね。ズリエルも座って休んだらどうかな。四十階層から歩くし」

「……はあ」

 構われて喜んでいるアルブムは大興奮だ。もしかしたら、群れに一匹増えたと思って喜んでいるのかもしれない。しかし、それはお客様なのだった。

「この毒沼を越えるのは一苦労だと聞きましたが……全く遭遇しませんね」

「わざと手足を入れるの駄目だからね。普通に来るから」

「しません」

 ポイと投げられた乾パンに食いつく巨大ヒルを見て言った。素早い返答だった。

「ところで、まだ条件を見つけてないから、魔石に魔法を詰めるのは見つかってからで良いかな?」

 大穴を通り過ぎるのではなく、今回は垂直に降りたほうがはやい。障壁を伸ばして全体を覆ったミルは、落ちてくるモンスターに襲われないよう警戒しながらゆっくり下降させていく。

「構いません」

「よかった。あ、あそこが四十階層への門だ。四十一階層で休める場所があるから、詳しい話はそこでやろう。待ってる間、アルブムと遊んでくれる?」

「僭越ながら、お手伝いいたしますが」

「検証だから同じ条件でやりたい」

「ならば了承しました」

 門へ寄せると、感心したように障壁を体にくっつけるまで眺めたズリエルは門をくぐった。

 迷宮で驚いたり騒がれるとモンスターが大量に寄ってくることがある。

 その点ズリエルは静かで立ち回りがわかっているようだった。別の迷宮でたくさんの経験を積んでいたのかもしれない。アルブムが勝手に毒蛇(ウェネーヌム・オピス)を囓ったときも、指示を守って背中に乗ったままだったのが良い証拠だ。

(領主様は知り合いだからと言うだけじゃなく、きちんとした方をよこしたのね)

 しきりに感心しながらシャリオスに降り注ぐ日光を弾き、砂漠を進んでいく。

「よろしければ少し除けますよ。熱くありませんか?」

「水の羽衣を着用しておりますので」

「でも効果が少し弱いね……もの悲しゴーレムが出たら待っててもらおう」

「もの悲し……? ここまでで一本もポーションを消費していないので、お気になさらず。むしろ、そちらに興味があります」

「うーん。足場は広かったし、大丈夫か」

 そんな安請け合いをしながらも、華麗な剣さばきでモンスターを狩っていく。目的は四十一階層なので真っ直ぐ向かった。


「……こんな事が」

「三種のもの悲しモンスターと名付けました」

 なぜか敬語になったシャリオスが、全滅してしまったモンスター達を見つめるズリエルに言う。

「シャリオスさん、テントの準備を手伝ってください」

「キュア!」

「ごめんごめん。ズリエルは僕と一緒で良い? あ、今回一ヶ月くらい粘る予定だけど、野菜大丈夫? 肉はたくさん採れるけど……」

「栄養剤を支給されてるので、それを飲みます。一月ほどならば十分かと」

「よかった。じゃあ食べようか。サメモンスターの肉は魚みたいで美味しいよ。この間、タレを持ってきて厳選したんだ」

「そうですか……」

 奢ってくれるつもりのシャリオスに何を言って良いか迷い、目をそらしている。

 魔物が消えたので、一時的なリトルスポットの出来上がりだ。

「今回の依頼ですが、御領主様が直接下されたものですので、内密にお願いしたく思います」

「うん。――そういえばミルちゃん初めてだったよね。黙ってれば大丈夫だよ」

「墓場までですよね?」

「そうです。ユグド領はウズル迷宮から上質な魔石が出た事を現物と共に公開します。採取方法の条件をお二方に口外しないでいただきたい。他領の者が知りたいと接触する事もあるでしょうが、御領主様の認めた者にのみ教えることにしていただきたく」

 報酬は十分払うという。否はないが事が重く聞こえるのが気になった。

「ユグドの他に上質な魔石が採掘される迷宮があります。人を雇って安定的に供給されておりますが、ユグド迷宮の物が流出すると、あちらは困った事になります」

 少量でも確実に手に入る品ならば、冒険者に依頼して必要な数を個人的に揃える者もでるだろう。そうすればユグドは他領からくる戦力が争う土地となってしまう。どころか、ユグド領自体を手に入れようと動く者がでるだろう。これは前回ユグド本人から聞かされた内容と一致する。

「ですので、最初の流通は秘密裏に、そして広範囲にもたらしたいと考えています。幸い(マチリ)の件で領地は潤っておりますので、お二人にお支払いする金額は十分ございます」

「ええと、それは本当の依頼ということ?」

「マジックバッグ取得後の、二つ目の依頼とお考え下さい」

 ちなみに、とズリエルは続けた。

「時空魔石――時空魔法を詰めた魔石の総称ですが、上質な魔石に時間を置かず魔法を詰めると、途轍もなく良い物が出来るそうです」

 つまりドロップ品なら出現した直後。採掘なら掘り出した時だ。

 遠回しな話をまとめると、ズリエルは今回の依頼で透明な時空魔石を四つ手に入れたいと領主は考えている。それは一番上質なもので、容量の広いマジックバッグがつくれるだろう。資金は潤沢にあるので、その四つが埋まるほど魔石がほしい――と話している。

 領地が荒れればミル達も困る。戦争になったらもっと困るし、家族は家に帰って来いと言うだろう。しかし引き金になった当事者をユグドの領主はどうするだろうか。渡せないに決まっている。

(おそらく……両親は話を聞いているわ)

 ユグド領にいる娘から貰った魔石だ。父親が調べないわけがないし、上質な魔石ならば他に話さずこっそり自分で使うはず。直ぐに使うものでなければ財産として保管だ。

 ユグドもわかっていただろう。だから四色の時空魔石を届けると言って巻き上げた。サンレガシ家に話をするために。

「悪い話でもないし、僕は二つ目の依頼を受けようと思う」

「断れない話ですしね」

 そうと決まればと立ち上がる。

「前回のメモを見せて下さい。どこまで調べましたっけ?」

「モンスターが関わってる事は確かなところまで」

「ああ……まだ漠然とした段階でしたね。でも、全滅は条件ではありませんでしたよね?」

 一体ずつ慎重に倒して行き、目視できるモンスターを倒した。穴も天井も調べ、一匹も残っていないことを確かめてから四十二階層に入ったが、巨大な三体のゴーレムは出なかった。

「出現はモンスター同士の共食いかもしれないと思ったけれど、全滅する前に入った場合、出なかった。全滅してから入ったとき、五回中三回出現しなかった。この加減はなんだろうね」

「ご飯でもありませんでしたよね」

 同じ場所で同じように食事を取ったが、条件外だったようで何も変わらなかった。シャリオスはペン先を舐めて乾いたインクを塗らし、せっせとノートに記入するが、思いつく限りの方法は、既に試している。

 四十二階層の門前で休憩を取りつつ、二人は頭を悩ませる。

「出現したときの状況と、出なかった時を比べてみるけど、違いが無い」

「というか、調べましたものね」

「ギュー!」

 まだやるの、と飽きてしまったアルブムはミルの足に前足を乗せる。暇すぎて構ってほしいのだろう。うりうりと喉を撫でると尻尾を振って喜んだ。

「それじゃ、僕らは周辺をもう一度調べるから、ズリエルはそこで待っててよ」

「わかりました」

「ご飯食べてて良いからね。僕は黒いソースのが最高にあうと思う。付け合わせもおいしいから!」

「……」

 サメモンスターの肉は、簡易的に組まれた釜の上に乗った鉄板上で美味しそうに焼けている。しかし回りは死体だらけで、食欲が湧かないのでは。はらはらしたミルだが、アルブムに誘われて口をつけるのを見て、ほっとする。

 そして条件を見つけられないまま検証は進み、三日が経った。

「調べてないのはあそこだけだ」

 サメ型モンスター達の住居の砂場だ。既に死骸が埋もれている。

「さっき覗いたけど、巨大ゴーレムは出てなかった」

「調べるのは良いんですが、どうやりますか?」

「そこはミルちゃんの出番!」

 嫌な予感を感じつつ話を聞くと、ミルが障壁を張って中の砂を慎重に撤去し、底がどうなってるか調べるらしい。砂の置き場はないので入れ物を作るしかなさそうだ。これで駄目だったら不明としてギルドに報告する予定だと聞き、やる気を出す。うだるような暑さの中で生活するのは限界だ。

 というわけでひたすら砂をかき分けていく。

「……なにかあるね」

「ありましたね」

 底は円柱状になっていて、中心が不自然に盛り上がっていた。色も壁と同じ色ではなく、うっすら青みがかっている。絵を描いたシャリオスは叩いたり乗ってみたりする。

「危ないですよ!」

「なんかここ、隙間があるよ。上から押せるんじゃないかな」

 階段状に伸ばした障壁で底まで降りたシャリオスは、あちこち見て回っている。

「モンスターが降ってきたらどうするんですか!」

「それなら検証中に落ちてくるよ。これっぽいから押してみよう」

 しかし返事をするまえに「えい」と踵落としを決めたシャリオスは、素早く穴から出た。石が沈み、ミルは衝撃で数セメト浮く。しかしいくら待っても、モンスターどころか何も起こらない。

「変わってないね」

 門から顔だけ入れたシャリオスは、素早く戻ってくる。

「これじゃないのでは?」

「いや……押し続けるのが条件かな?」

「あ」

 一度目、共倒れしたモンスター達は山となって積み上がった。あのとき不思議な青い部分が凹み続けていたのかもしれない。そうと決まればと砂を戻し、回収したモンスターを一体ずつマジックバッグから出していく。

「重石が条件みたいだ」

 目を輝かせたシャリオスが手招く。顔だけ出すと、確かに巨大な赤ゴーレムがいた。

「重石をどかしてみよう」

 なんどか試した所、条件は砂の下に埋まっている青いスイッチを押すことだとわかった。

 部屋が入れ替わるのかもしれない。

「それは……なるほど、そんな仕掛けが。ならばゴーレムを倒したあと、仕掛けがそのままならばどうなりますか?」

「検証しよっか」

「ふぁい」

 ズリエルの一言で、まずシャリオスとミルが入り、自爆確認後、四十三階層へ。すると戻ってきたとき、再び巨大ゴーレムが出現した。

「だとすると、ここのモンスターが倒されたあと死体が消え、再配置されるのは仕掛け解除の意味もありそうですね」

「迷宮って不思議だね」

「いえ、他の迷宮はもっと簡単な作りのはず。ふむ……モンスターの難易度が高いのは、もしかしたらこう言った仕掛けが多いのが原因かもしれません」

「つまり?」

「知恵を絞り、攻略するのではないかと。そのような物が本当に存在するかわかりませんが、沼地にもありそうな気が。帰ったらギルドで検証の提案をしてみます」

「え、そう? ……まあ、ミルちゃんが引き当てなかったから無いと思うけど」

「星の下設定、生きてたのですね」

「ふっふっふー。僕は誤魔化せないから」

「なぜ得意そうな声を」

 とにかく出現条件がわかったので、お祝いに鍋を作った。卵雑炊まで網羅したあと、少し話があると言うので二人は姿勢を正してズリエルを見える。

「次は同行させていただきたい。ゴーレムの大きさは聞き及んでいます。装備も固めてきたので問題なく対処できるかと」

「いや、戦わなくても回収できるから、そこは心配しなくていいよ」

「……キュン」

 アルブムまでも悲しそうに尻尾をへたらせ、耳がぺたりと落ちている。

「戦わずに勝つと?」

「寝る前に一回見てみようか」

 そして帰ってきたとき、ミルは落ち着き無く二人を見上げ、シャリオスは沈黙し、ズリエルは目頭を押さえて二人から顔をそらすという状況となった。



 一度見れば十分だと言う話になり、ズリエルはアルブムの相手をする事にした。しかしこれも立派な任務なので、嬉しそうにキュンキュン鳴いているアルブムと全身全霊で遊んでいる。

「残像しか見えません」

「もしかして視力良くない? お金積めば神殿で治してくれるよ」

「……いえ、元々なので」

 アルブムがとても喜んでいるのはわかるが、白と青の線が縦横無尽に延びているようにしか見えない。早々に諦めたミルは、目をこらすのを止めて四百五回目の挑戦へ戻った。

 巨大ゴーレム出現条件は、ギルドに報告せず直接領主へ情報を流す事になった。今回はマジックバッグが一杯になるまで魔石を拾う。待ち時間が暇なので、ミルは時空魔法書を手に取り、シャリオスは魔導具品評会で買った品物をいじくり回している。まるで自宅だ。

「のんびりしてますが、いいのでしょうか?」

「ウズル迷宮はわかってないことが多いから、色々調べないと。だって、途中で目的の物が出る階層があったのに、見逃してたら嫌でしょう? 百回目と千回目は何も出なかったけど、一万回目に別の物が出るかもしれないし」

「……試そうとする事が凄いですよ」

「注文の魔石は作ったし、こういう特殊な例は僕も初めてだから。ズリエルは真面目でいい人だし、鎧の新調費用も稼ぎたいし」

 指折り数えていたシャリオスの足下で、青いゴーレムが自爆した。音が止むのを待って、ミルは問いかける。

「もうですか? この間したと仰っていたような」

「次は火山だからね。今の鎧は光耐性の鎧だから別口なんだ。こんなに早く行けるとは思ってなかった」

 ギルドの情報によれば、確か四十四階層から火山地帯が始まるという。それが最高到達点である五十七階層まで続いている。ある意味砂漠は、火山の始まりと言えた。

「ミルちゃんのおかげだよ。だから溶岩対策も考えないと」

「え、ええ……二人で行けますかね。いや、アルブムもいますけれど。普通は六人とか多人数では?」

 何がだからに繋がるのかわからないが、溶岩対策は大切だ。人数が多ければそれだけ知恵も安全性も上がる。しかしシャリオスは「一緒に潜れる人がいい」と言う。

「僕らに足りてないのは前衛と回復職。あと長距離攻撃を持った魔法使いが居れば安定する。でも回復はミルちゃん出来るし、前衛の代りも出来るし、長距離攻撃もできるし」

「そんなに出来ないですけど!」

 思わず力強いツッコミを入れる。足下では白いゴーレムが自爆していた。音が止むのを待ったシャリオスは、魔導具を慎重な手つきで仕舞う。

「そんなことないよ! 空も飛べるし、今回の依頼が来たのも元を辿ればミルちゃんの定められた運命が――」

「それいつまで引っ張るんですか」

「――影響してることだし。僕は光を屈折してもらえれば戦えるし」

「聞いてないですね……」

「僕達は行き詰まってもいない。めぼしい冒険者の話もない。無理に入れても良いことはないよ。突然居なくなったりするし……」

「冷めたみたいだから回収しましょう、そうしましょう!」

 闇深い話に入り始めたので慌てて降り、魔石を回収する。シャリオスが過去の仲間達のトラウマを乗り越えるには、まだまだ時間が必要そうだ。

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